翔んで佐賀・長崎①~原爆の日の長崎市は平和と冷酷と開発の味わい

日本紀行
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自らの意志で47都道府県の全てを訪問する旅はいよいよゴールが近づいてきました。

残る数県の中から2026年夏の旅先に選ばれたのは佐賀長崎

長崎は少年時に家族旅行の経験あれど、佐賀は全く未開の地。

メジャー観光地満載の長崎に対して、佐賀って一体何があるのでしょう。

はなわくらいしか思いつきません。

案ずるより産むが易し。いざ訪問!

KEYWORDS

長崎スタジアムシティ、ナガサキピースミュージアム、長崎県美術館、出島、長崎空港

意外と平和な街

羽田空港から長崎空港へひとっ翔び!

2時間とかからず到着したのはよいとして、ここは一体どこや?

長崎市街から遠く離れた大村市だそうです。

遠路遥々1時間もバスに乗ってようやく長崎スタジアムシティに到着。

我々ポンコツ夫婦の代名詞「いつでもどこでも雨かドン曇り」は本日も健在なり。

ところで、狙った訳ではなく本日はたまたま長崎原爆の日ながさき平和の日)。

極左暴力集団市民団体の方々が暴れる広島市ほどではないにしても、市内は怒号と喧騒に包まれているのではと戦々恐々やって来ました。

え、何? 拍子抜けする静けさなんですけど。

ここは長崎のすぐそばで平和公園から少し離れているからかもしれません。

ところで、狙った訳ではなく本日はたまたまサッカーJリーグ V・ファーレン長崎の開幕戦の日。

フーリガンの方々が暴れるヨーロッパや南米ほどではないにしても、会場は怒号と喧騒に包まれているのではと戦々恐々やって来ました。

え、何? 拍子抜けする静けさなんですけど。

キックオフ5時間前とまだ早いゆえか、熱心なサポーターに混じって家族連れやヤングアベック(ともに死語)が和気藹々。

平和とはこういうことを言うのだよ、活動家諸君。

さて、我々の目的は高市打倒・式典粉砕でもサッカー観戦でもなく、スタジアム併設レストランで醸造されるクラフトビール

産業革命後のイギリスを彷彿とさせる謎の機械仕掛けな店内でお目当てのビールを頂きます。

巨大ワンカップ大関のようなグラスに入ったラガーとエールを1杯ずつ。

味は…新設されたばかりでまだこれからって感じ。

なお、建築好きの方は別記事「長崎スタジアムシティ~建築徘徊110」(近日公開)もぜひ。

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空気の読めない館

夕方4時

遅い昼食とビールで満たされた後は楽しみにしていた建築徘徊に向かいます。

味わい深い路面電車を乗り継ぎ、ナガサキピースミュージアムにやって来ました。

過去に何度も痛い目に遭って学習した私は、ここが月曜休館で本日は日曜開館日であることをもちろん確認済み。

メジャー中のメジャーであるグラバー園大浦天主堂を明日に回して最優先での訪問です。

😡何でやねん😡

聞いてへんで。

ホームページにもそんなお知らせなかったで。

展示入替は明日にしなよ。

何のための月曜休館だよ。

しかも、本日はいやしくも長崎原爆の日

県外からも多くの人が来館するであろうまさにその日に午後2時で閉館

営業センスゼロどころかマイナスだよ。

入口から中を覗き込むとまさに展示入替の真っ最中。

「(展示はどうでもいいから)建物だけでも見せてもらえませんか」と頼むも「あさって来てください」とつれない返事。

神奈川くんだりから遥々やって来てこんな冷酷な仕打ちを受けるとは夢にも思いませんでした。

悔しさを胸に隣に建つ長崎港松が枝国際ターミナルを予定外徘徊し、出島方面に戻ります。

なお、建築好きの方は別記事「ナガサキピースミュージアム&長崎港松が枝国際ターミナル~建築徘徊111」(近日公開)もぜひ。

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埋め立てちゃった島

かの有名な隈研吾さん設計の長崎県美術館に立ち寄ってから、かの有名な鎖国当時の出先地出島へ。

ちなみに長崎県美術館は中も外も全身をルーバーで覆われたルーバーお化け。ウーバールーバーかよ。

なお、建築好きの方は別記事「長崎県美術館~建築徘徊112」(近日公開)もぜひ。

出島に到着。

ここで衝撃の事実に突き当たります。

海に突き出てねぇ。

いま私が立っているのは出島横の海上のはずが、なんとバリバリの地上。

なんならすぐそばを路面電車やクルマが走っとる。

つまり…どういうことだってばよ?

こういうことだってばよ。

出島に架かる橋の面を除く三方は無残にもとっくの昔に埋め立てられてしまいました。

ノスタルジーもへったくれもねぇや。

40年前に歴史の授業で習った知識で止まっている私もアレですが、120年以上も前の1904年には完全に扇形の面影を失った土地開発の凄まじさもアレ。

出島は海に突き出てナンボとの現代人の難癖に応えてか、近年は当時の景観の復元整備事業が進んでいます。

おかげで出島内にいる限りは和洋折衷の独特の異国感を味わえて楽しい。


でも、どうせなら埋め立てた土地を掘り返して海に戻してくれないかな。

建築の世界で用いられる減築手法は理屈上、土地にだって適用可能です。

さて、夜7時を回り暗くなってきました。

名残惜しいですが、当時の貿易相手オランダのアイドル ミッフィーに見送られて出島を出ます。

当時唯一のアクセス路だった表門橋はすっかりモダンに様変わりしましたが、この周囲はなんとなく当時の出島(知らんけど)が感じられて心地よい。

すっかり遅くなり、ホテルそばの居酒屋で長崎の地料理と地酒に舌鼓。

明日はベタベタの観光地巡りやぁ!

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