翔んで佐賀・長崎⑤~人生初の佐賀県でブランディングに馳せる思い

日本紀行
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自らの意志で47都道府県の全てを訪問する旅はいよいよゴールが近づいてきました。

残る数県の中から2026年夏の旅先に選ばれたのは佐賀・長崎。

長崎は少年時に家族旅行の経験あれど、佐賀は全くもって未開の地。

メジャー観光地満載の長崎に対して、佐賀って一体何があるのでしょう。

はなわくらいしか思いつきません。

案ずるより産むが易し。いざ訪問!

KEYWORDS

祐徳稲荷神社、日本三大稲荷、武雄神社、東野圭吾、クスノキの番人、武雄温泉、美人の湯

稲荷神社ブランド

その存在を疑いつつドライブすることしばし。

ありました、佐賀県。

生まれて半世紀余り、未踏の地を踏破する願いがまた1つ叶います。(レンタカーのタイヤでですが)

県境を超えてさらにドライブすることしばし。

祐徳稲荷神社に到着。

伏見稲荷大社からお稲荷さんを分霊された、日本三大稲荷の1つにも数えられる由緒ある場所。

ただし、「三大稲荷」を名乗る神社仏閣は全国に14社寺もあります。🤔

総本宮の伏見稲荷大社は別格として、他は自称だったり否定していたり、とブランディングの観点でとても味わい深い。

こちら、少なくとも「四大稲荷」なのは自他ともに認めるところらしく、決勝トーナメント入りを賭けて3位以内に滑り込みたいところ。

なかなかに豪華絢爛な楼門を潜って境内に入ると、驚きの光景が待っていました。

全面ガラス張りのエレベーター塔が峻立。

バリアフリーに配慮され、ご年配や小さなお子様連れにも優しいのはよいことです。

が、有料だって。料金300円だって。

足腰衰えたりといえども、まだ自力で歩ける我々ポンコツ夫婦は迷わず階段を選択。

酷暑の中で涼し気な、否、あまりの大音量に狂気すら感じさせる風鈴群が彩る参道をえっちらおっちら上ります。

なんとか本殿の参拝を済ませ、京都の清水寺を想起させなくもない舞台からの見晴らしを堪能。

ここはまだ山の中腹、否、下腹、もとい、ふもと。

本殿の奥の赤鳥居群が連なる参道をえっちらおっちら上って奥の院に向かいます。

境内の配置や雰囲気が総本宮の伏見稲荷大社とよく似てます。オマージュかしら。

なんとか山の頂上に到達。

息も絶え絶え噴き出す汗を拭き拭き参拝を済ませ、冷房完備の近代的な休憩所に避難します。

テラスから眺める景色はなんもねぇ雄大そのもの。

遥か遠くに有明海を望むこともでき、自分が本当に佐賀県にいることをしみじみと実感します。

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東野圭吾ブランド

続いて向かうは勇ましい名前が印象的な武雄神社。

ただし、読みは「ぶゆう」ではなくて「たけお」。

735年、初代宮司が大宰府を通じて朝廷に願い出て創建されたと伝えられる由緒ある神社。

ただし、主祭神は武内宿禰であり、武雄心命は相殿神四柱の一柱の位置づけ。🤔

主祭神を差し置いて社名に採用されるとは、ブランディングの観点でとても味わい深い。

勇ましい名に相応しく城壁の石垣のような参道をえっちらおっちら上り、本殿の参拝を済ませます。

真の見どころはこの奥に。

「もみじ通り」という名の鬱蒼とした竹林を抜けると、現れたるは樹齢3,000年を超える大楠。

全国第7位を誇る日本屈指の巨木ですが、威圧感は一切なく神聖にして荘厳。

根元の大きな空洞に天神様が祭られており、人びとの静かな祈りを優しく受け止めてくれるご神木。

東野圭吾さんの小説『クスノキの番人』のPVが撮影され、ファンの聖地として大きな評判を得ました。

その後アニメ化され、再び大きな評判を得ました。

地方の地味な(失礼!)大木が突如全国区になるとは、ブランディングの観点でとても味わい深い。

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美人の湯ブランド

本日は武雄温泉に宿泊します。

約1,300年前に開湯し、宮本武蔵やシーボルトも入浴したという由緒ある温泉。

保温性に優れ肌になじんでしっとりすることから「美人の湯」とも称されます。

だけど、美人の湯なんて全国に腐るほどありそう。

ちょっと調べたところ、面白い結果が。

日本人って「三大○○」が好きなのね。

湯の川、龍神、川中の各温泉が日本三大美人の湯。

紛らわしいけど、日本三大美肌の湯ってのもあって、嬉野、斐乃上、喜連川の各温泉。

美人と美肌はどっちが上?って、時に内面や所作まで含む美人がきっと上。たぶん上。

てな訳で、ここで美人/美肌を冠する「大言壮語温泉ランキング」の発表です。

順位都道府県温泉名称号
1島根美又温泉日本一の美人の湯
2島根湯の川温泉日本三大美人の湯
和歌山龍神温泉日本三大美人の湯
群馬川中温泉日本三大美人の湯
5佐賀嬉野温泉日本三大美肌の湯
島根斐乃上温泉日本三大美肌の湯
栃木喜連川温泉日本三大美肌の湯
8神奈川飯山温泉美人の湯、美肌の湯
北海道ユンニの湯美人の湯、美肌の湯
10鹿児島霧島温泉美人の湯
宮崎こばやし温泉 美人の湯美人の湯
佐賀武雄温泉美人の湯
兵庫黒川温泉美人の湯
広島宮浜温泉美人の湯
千葉カーニバルヒルズ美人の湯
埼玉越谷天然温泉 ゆの華美人の湯
新潟加茂七谷温泉美人の湯
大阪美人湯 祥風苑美人湯

武雄温泉は日本一でもなければ日本三大でもない単なる美人の湯で10位タイに甘んじます。

恐らく「言った者勝ち」温泉ブランディングの観点で、この控え目な態度は如何なものか。

意外なのが島根で、地味な県(失礼!)の割に日本一の美人、日本三大美人、日本三大美肌と言いたい放題三冠王。

確かに5年前に訪れた時、街は美肌の美人で溢れ返っていたような記憶があるような無いような。

閑話休題。

さて、懐石料理を目玉にするお宿に到着。

ところがどうして、旅館自体も十分目玉。

風変わりな間取りの客室についニンマリ。

基本的には鴨居に頭ぶつける数寄屋造り。

ただし、ベッドサイドにF・L・ライトの照明、畳の上に絨毯敷いてテーブル&椅子、と絶妙な和洋折衷。

自慢の懐石料理は見た目も味も文句なしの美しさ。

貸し切りでゆっくり寛げる3種の美人の湯を堪能。

お茶目な仲居さんや美人若女将のキャラも相俟って、素敵な滞在となりました。

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