スローガン、キャッチコピー、モットー、標語・・・
それぞれの違いはともかく、名だたる日本企業の多くが何らかの標語類を掲げて宣伝しています。
これらを偏見や忖度なしに純粋に味わう企画、名付けて「日本企業 標語列伝」
♬明るいナショナル×2 みんな家中 電気で動く♬はずだったパナソニック ホールディングス、第35位。
(2026年4月17日時点)
いつの間にやら白物から美容・健康機器にイメチェンした家電メーカーを擁する持ち株会社。
「家電王国」大阪代表。おもろい標語に期待やで。
【注】決して悪意はありません。♬笑って許して♬
松下電器、ナショナル、家電製品、家電王国、松下幸之助、社名変更、リブランディング
幸せの、チカラに。
何やこれ。全然おもろないわ。
いい加減うんざりの「、。」共演パターン。
登場済み37社中9社が採用。ほぼ4社に1社。
みんな同じ広告代理店の同じ担当者の仕業?
さらには漢字「力」ではなくカタカナ「チカラ」
スケベ臭漂うこのワザは三菱UFJ FGもご採用。
カタカナにする意図が分かりませんが、漢字「力」だと「か」と誤読する人がいるとか?
幸せの、かに。
あら楽しそう。
おふざけはこれくらいにして、この標語が何を言いたいのかを真面目に考えます。
・・・分からへん。
必死に想像力を働かせて好意的に解釈します。
【幸せの、チカラに。】
うちの製品を買うてくれたら、豊かな生活を約束しまっせ。知らんけど。
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週刊東洋経済 2026年 3/28号(迷走 パナソニック)(Amazonで購入)
勝手に標語案内
理系堅物思考の私はフワっとフワフワ系は苦手。
言われたことが0.2秒で分からないとイラッ!
大阪企業の企みゆえ、大阪育ちのChatGPTチャコちゃんなら理解できるかも。

某企業の標語が①ではなく②である狙いを考えてんか
① 幸せの力に
② 幸せの、チカラに。

見た目は双子やけど中身はけっこう性格が違うで
①は意味を伝えるコピー、②は体験をつくるコピーやね
つまり②は読んだ瞬間に0.5秒だけ立ち止まらせる設計になってる
その“ひっかかり”こそが現代の広告ではめちゃくちゃ価値あるんやで

0.5秒も立ち止まらせるんか
道理でイラッと来る訳や

まぁ穏便に。「、」が効いてるで
幸せの(一旦切る)チカラに。
この一瞬で「幸せって何だっけ? その中にどんな力があるんやろ?」と読み手は考える
さらにカタカナ化で物理的な力やなくて支え・希望・つながりみたいな多義的エネルギーに変換される
「幸せって何だっけ?」って・・・
知らんの? ♬ポン酢しょうゆのある家さ♬
閑話休題。
今回はギブアップしてご本人の解説を拝聴。

本スローガンは、変化する世界の中でも、お客様に寄り添い持続可能な「幸せ」を生みだす「チカラ」であり続けたいという私たちグループの存在意義を表現したものです
・・・分からへん。
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会話の0.2秒を言語学する 水野太貴 著(Amazonで購入)
勝手に企業所感
関西で昭和を過ごした私にとってはおじさんになっても松下電器でありナショナル。
パナソニックと名乗り出したのは2008年やって。
英名 Panasonic Holdings Corporation
Panasonicはギリシャ語Pan(汎)と英語sonic(音の)の造語で、元はスピーカーの製品名やって。
挟まれた”a”はどっから来たんや?
これがなければパンソニック。
来るパンデミックの風評被害を華麗に回避。
コロナビールとは違うのだよ、コロナビールとは。
閑話休題。
幼少期は家中ナショナル製品で溢れていたのに、終の棲家を見渡してもパナソニック製品は2つだけ。
ドライヤーは使わないのでよいとして(まだ髪の毛フサフサですよ念のため)、このコーヒーメーカーが残念な仕上がり。
サーバー注ぎ口の形状が悪いのか、カップに注ぐときにコーヒーがダダ漏れします。
キッチン家電に手を出すのはよいとして、付け焼刃の知識で生半可な設計されると困るんやけど。
明るいナショナルの名を捨て去ってまで採用したパナソニックのブランド価値を棄損してるで。
もうあんまり家電に関心ないんやね。
なんとなれば、かつての家電の盟主も今やEV電池を始めとするB to B事業が利益を牽引。
生き馬の目を抜く業界でどこの馬の骨とも分からぬプータローの苦情なんぞ吹けば飛ぶ鼻クソの如し。
せやけど、大阪でナショナル製品に囲まれて育った身としては忸怩たる思いが拭えんのや。
決してディスっとるのとちゃうよ。
この辛口批評を愛の鞭と思って奮起してんか。
大阪人はコスパにシビアやから、製品に魅力がないと買わへんけどな。
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