県名と異なる名の県庁所在地は、得てして県そのものよりも知名度が高くなりがち。
私の数少ない知人の中に、神戸出身と言う人はいても兵庫だと胸を張る人はおらず。
姫路や明石が存在感を示す瀬戸内側はまだしも、兵庫県の北中部は無名感が否めず。
新型コロナ騒ぎが少し静まった2022年GW、現地現物主義に則り探索に向かいます。
京都駅からいろんな特急乗り継いで、日本海側と中部の山中を巡って神戸に抜ける。
2泊3日プチ旅の記録をどうぞ。
コウノトリ、玄武洞、玄武岩の玄さん、城崎温泉、外湯巡り、紅ズワイガニ、温泉寺
アイドルの競演
城崎温泉駅にお昼過ぎ到着。
大阪生まれ関西育ちの私には常識ですが、土地勘なかりせば「しろさき/じょうさき」と思うかも。
きのさきは「まち全体が一つの宿」をコンセプトとする風情と情緒に溢れる温泉街。
幼き頃に親に連れられ来たことあれど、半世紀の時を超えて自らの意思で再訪を遂げます。
荷物をお宿に預け、レンタサイクルで少し遠出。
円山川に沿って南に約5㎞、玄武洞に向かいます。
我々のキャッチフレーズ「いつでもどこでも雨かドン曇り」は本日も平常通り。
時折小雨の混じる中、野原と田んぼと川しか見当たらないのどかな風景を堪能しつつチャリで疾走。
この地のアイドル野生のコウノトリが遠くで控えめに我々ポンコツ夫婦の訪問を歓迎してくれます。


国の天然記念物に指定される玄武洞公園に到着。
一目見たその瞬間から唖然茫然、その異様な自然の迫力に圧倒されます。



約160万年前の火山活動で流れ出たマグマが規則正しい柱状に冷え固まってできた自然の驚異。
訪問時はあいにく落石の対策工事中で立ち入り可能エリアが制限されていましが、それでも奇景を堪能するには十分。
雨が強くなってきたのでカフェに退避。
ところでアンタ誰?

関西人にはおなじみ、がんこ寿司のアイドルがんこおやじかと思いきや違いました。
豊岡市のアイドル玄武岩の玄さん。
お勤めご苦労様です。
全国の都道府県および市区町村に生息する公式ご当地ゆるキャラは、2021年時点で1,500体以上。
全国区を目指して精進してください。
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外湯温泉の競演
井上陽水さんの歌声が脳内で二重にダブるお宿にチェックイン、さっそく温泉街に繰り出します。
城崎温泉は川沿いの散策と外湯巡りが醍醐味。
外湯入り放題の1日券を握りしめ、浴衣に下駄履きで7つの外湯全制覇の旅へ。
お宿から最も離れた「鴻の湯」までバスで送り届けてもらってチャレンジ開始。
足を怪我したコウノトリが傷を癒やしたとの伝説がホッコリ楽しいお湯を堪能。
お宿に向かって散策しつつ順次お風呂を巡るものの、3つ目あたりで限界間近。
異常な汗かき体質の私は温泉でポカポカに温まった体からとめどなく汗が噴出。
浴衣がぐっしょりと濡れ、風呂に入れど入れど汗まみれ状態が解消されません。
てな訳で、外湯の全制覇はあきらめて失った水分を補給する作戦に変更します。

「グビガブ」なる関西あるあるな名のお店に駆け込み、乾き切った喉に地ビールをグビガブ投入。
風呂上がりのビール、控えめに言って最高!
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カニ料理の競演
関西人にとっては半ば常識、兵庫の日本海側はご馳走界のアイドルカニ天国。
てな訳で、お宿に戻ってのお楽しみはもちろん紅ズワイガニの懐石料理です。
お造り、茹で酢肴、炭火焼、と垂涎の品が並ぶ至福の時を過ごします。
カニの唯一にして最大?の欠点は硬くて手強い殻の処理。
ワンタッチでズルリと剥ける技術の開発が待たれますネ。
実現すればイグノーベル賞の受賞は確実かと思われます。

翌日の朝はロープウェイに乗って大師山頂へ。
「いつでもどこでも雨かドン曇り」は本日も健在。
晴れたなら絶景であろう景色を味わい、スゴスゴと下山しながら温泉寺参り。
お昼の特急で中部の丹波篠山市へ向かいます。


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