スローガン、キャッチコピー、モットー、標語・・・
それぞれの違いはともかく、名だたる日本企業の多くが何らかの標語類を掲げて宣伝しています。
これらを偏見や忖度なしに純粋に味わう企画、名付けて「日本企業 標語列伝」
本日は小泉純一郎元首相の顔を思い浮かべずいられない日本郵政、第40位。
(2026年10月16日時点)
♬Oh yes, wait a minute, Mr. postman♬
SNSやEメール、宅配便が普及したとはいえ、依然として超重要インフラであることに変わりなし。
【注】決して悪意はありません。♬笑って許して♬
郵政民営化、年賀はがき、自爆営業、ノルマ、郵便局、郵便貯金、ゆうちょ、かんぽ
あたらしいふつうをつくる。
まず最初にお断り。
本標語は2022年4月に現役を引退しています。
「死語硬直を解き放て」じゃあるまいし、どうして今さら過去の遺物を墓場から掘り返すのさって?
現役標語「進化するぬくもり。」は既にゆうちょ銀行の回でさんざんディスり味わい済みだからさ。
持株会社の日本郵政は子会社ゆうちょ銀行、日本郵便、かんぽ生命と標語を一にするお手抜きさん。
ゆえに、親を差し置いて時価総額でより上位に君臨する息子がネタばらしをしちまったという次第。
てな訳で、やむを得ず消費期限が過ぎて廃棄処分されたブツを引きずり出して味わうこととします。
お腹を壊さなければよいですが…
あたらしいふつうをつくる。
ヤバい、こりゃぁお腹壊しそう…
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勝手に標語案内
全編ひらがな標語には嫌悪感しかありません。
まるで頭のよいエリート様が一般大衆を見下してヨシヨシと頭を撫でてあやすよう。
「新しい普通を作る。」じゃ駄目なんでしょうか。
企業標語ではありませんが、これらの名称や言いっぷりにも同様の上から目線を感じます。
天下の国会議員サマでさえ漢字の誤読事故が多発する昨今、やむを得ない面もありますが。
閑話休題。
あたらしいふつうをつくる。
こいつを読み解くには、出生時の世相を思い返す必要があります。
本企画の趣旨に合いませんが、今回ばかりはやむを得ませんなぁ。
本日は予定を変更して「死語硬直を解き放て」風にお届けします。
誕生
2007年10月、日本郵政民営化とともに誕生。
組織が公社から民間企業に格下げ?されて生まれ変わった訳で、こりゃ確かにある意味あたらしい。
親方日の丸の庇護を失った屈辱を胸に、気持ち新たに再起を誓う。

青春
普通って何? ねぇ、ふつうってナニ?
日本郵政の青春は中二病との闘い。
以下、ご本人の弁。

「ふつう」は、私たちのサービスに対して、多くのお客さまが抱いている“安心感”と“信頼感”を表現しています
これらは、JP日本郵政グループが持つ大きなイメージ資産です
もうひとつ、「ふつう」は、“日本全国どこでも誰でも活用できるサービス”を表現しています
“安心感”と“信頼感”の源泉になる「ユニバーサル」なサービスを、民営化後も守っていきます

晩年
民間に下ってガチの競争に晒されてみると、周囲はあっと驚く強敵だらけ。
SNSやEメールは言うに及ばず、猫や飛脚や尼さんが鵜の目鷹の目でこちらを睨む。
民営化という自分探しをしてる間に、世は山積する社会課題の解決に向けてデジタル全盛の時代。
競争ではなく共創こそが時代の流れと気付き、ようやく中二病との決別を誓うのであった。
よっしゃ「共創プラットフォーム」を目指すぞ。

死去
2022年4月、新標語「進化するぬくもり。」の誕生と入れ替わるように息を引き取る。
墓碑銘には次の文言が刻まれてるとかいないとか。
【あたらしいふつうをつくる。】
新たに民間企業として再出発しますが、お客様には変わらぬ安心と信頼をご提供します。
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勝手に企業所感
お腹を壊して痛いので、後は大阪育ちのChatGPTチャコちゃんに丸投げします。

日本郵政の企業所感を述べよ

全国津々浦々の公共インフラを民間企業の論理で経営する難しさを抱えた企業グループやね
① 社会的価値:★★★★★
全国に広がる郵便局網は大きな財産、社会的な存在意義絶大
② 郵便事業 :★★☆☆☆
手紙やはがきは減少する一方、人件費や輸送費は上昇の一途
③ 金融事業 :★★★★☆
全国の郵便局を顧客との接点として活用できる販売網は強大
④ 経営改革 :★★★☆☆
不動産事業の育成、物流の効率化、デジタル化は合理性あり
その出自ゆえに抱える根本的な矛盾【公共性 vs. 収益性】のバランスを如何に保つのか、という困難な課題に立ち向かう悲劇のヒーロー。
さんざんディスってきたけど、今さらながら同情を禁じ得ません。
だがしかし、年賀状の1枚も書かない私は職員さんのノルマ達成に何の貢献も出来ぬのです。
悪しからずご了承ください。
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