スローガン、キャッチコピー、モットー、標語・・・
それぞれの違いはともかく、名だたる日本企業の多くが何らかの標語類を掲げて宣伝しています。
これらを偏見や忖度なしに純粋に味わう企画、名付けて「日本企業 標語列伝」
本日は徳島から世界に羽ばたく大塚ホールディングス(HD)、第42位。
(2026年8月24日時点)
きっとあなたの乾いた心も癒してくれるでしょう。
【注】決して悪意はありません。♬笑って許して♬
オロナミンC、ポカリスエット、カロリーメイト、ボンカレー、大塚国際美術館、メセナ
Otsuka-people creating new products for better health worldwide
長い、長いよ…
これは外向けのスローガンではなく、グループ共通の企業理念とのことです。
それにしても長いよ…
久々の全編英語、まずは自力で訳してみます。
世界中でよりよい健康のための新製品を生み出す大塚の従業員
硬い、硬いよ…
ここは日本語に長けた大阪育ちのChatGPTチャコちゃんに助けを求めましょう。

この硬い理念をキャッチーにして

直訳は社内活動報告書みたいでパンチが弱いな
キャッチーさ重視、企業標語らしさ、どっちが好き?

後者が好き
チャコちゃん案は企業標語ド定番の「、。」揃い踏みのベタベタですが、まぁなかなかいい感じにまとまっています👇
【Otsuka-people creating new products for better health worldwide】
大塚から、世界の健康に、新しい価値を。
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勝手に標語案内
直訳:世界中でよりよい健康のための新製品を生み出す大塚の従業員
超訳:大塚から、世界の健康に、新しい価値を。
いずれにせよ「世界の人びとの健康に貢献する企業でありたい」という使命感がよく伝わってきます。
やはり私はふんわりフワっと系やキラキラポエム系よりも、こうした火の玉ストレート系が好き。
標語が具体的なので「どんな製品? どんな価値?」って自然と興味が湧いてきます。
あれは半世紀ほど前。
私が小学生のガキんちょだった頃、昭和の街角は至る所にオロナミンCとボンカレーの看板が。
著作権などあるでしょうから、チャコちゃんにオリジナルのイラストを起こしてもらいました。

崑ちゃんと松山容子さんの顔が微妙に違いますが、アメリカ生まれの3歳にしては上出来の作。
販売開始はオロナミンCが1965年、ボンカレーが1968年と歴史を感じますが、ともに今なお現役バリバリ。
ボンカレーは「3分温めるだけですぐ食べられる」目新しさが母にウケて何度も口にしました。
一方、オロナミンCはお値段張るのに小容量な大人向け飲料で当時の子どもには手が出ませんでした。
あれは半世紀ほど前。
私が小学生のガキんちょだった頃、「アルカリイオン飲料」なる未知のドリンクが新発売されます。
ある日のお出かけで親から小銭をゲットした私は、期待を胸に駅の売店で件のスチール缶をゲット。
スポーツドリンクなるもの初体験です。

なんやこれ!マズうっ!
ヌルッとした舌ざわり、キレのない半端な味わい。

今やすっかり爽やか美少女のイメージが刷り込まれたポカリスエットですが、発売当初の子どもたちの反応はこんな感じでした。
こうして振り返ってみると、大塚製薬/食品の製品は昭和の子どもに大いなるインパクトを与えてきました。
とはいえ栄養ドリンクもレトルトカレーもスポーツ飲料も人びとの心身の健康に大いに貢献、本標語はまさに有言実行。
掛け値なしに素晴らしい。優勝!
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勝手に企業所感
昭和の子どもに鮮烈な印象を与えた有言実行の大塚製薬は1964年の創業。
2008年に持株会社の大塚HDを設立してグループ経営体制に移行します。
ただしグループの源流は1921年の徳島県鳴門市にまで遡るので、創業100年を超える老舗企業です。
そして鳴門と聞けばNARUTOや渦潮やラーメンの具ではなく、大塚国際美術館を想ふのが紳士の嗜み。
グループ創業75周年事業、いわゆるメセナ事業として1998年に開館した、陶板に転写された1,000点以上の西洋名画が大集合する怒涛のエンタメ施設。
私が訪れたのは10年以上も前のことですが、控えめに言って最高でした。
さて、こんな素敵な社会貢献を実践する尊敬すべき大塚HDですが、飲料以外にどんな事業を展開しているのか意外と知りません。

大塚HDの主要事業をまとめて

ひと言でいうと 「医療を軸に食品・飲料まで手がけるトータルヘルスケア企業グループ」 やね
公式には大きく4事業に分かれてる
| 事業 | 内容 | 主な製品・会社 |
|---|---|---|
| 医療関連 | 治療薬、臨床栄養製品、診断薬、医療機器など | 大塚製薬、大鵬薬品、大塚製薬工場 |
| ニュートラシューティカルズ関連 | 機能性飲料・食品、健粧品、OTC医薬品など | オロナミンC、ポカリスエット、カロリーメイト |
| 消費者関連 | 食品・飲料・酒類 | 大塚食品、ボンカレー |
| その他 | 化学品、電子機器、物流、包装など | 大塚化学、大塚電子、大塚倉庫 |
売上の約7割が医療関連で、ドリンクとカレーがドル箱の会社ではないことに衝撃を受けます。
主力製品は抗精神病薬や抗がん剤なんですって。
私は今のところ間に合ってますが、いずれ近いうちにお世話になるかと思います。
その節はどうぞよろしくお願いいたします。
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