「十年一昔」と言いますが、気が付けば10年どころか干支が一回りしています。
我が家系一世一代の海外旅行は2014年8月のこと。
両親・弟家族4人・てにをは家族3人、総勢9人の旅。
シンガポールとインドネシア・ビンタン島を訪れた旅は老いとともに記憶の底に沈殿しつつあります。
ここらで終活を兼ねて楽しかった旅を脳内再生し、自ら走馬灯をプロデュース。
私、座右の銘が「仕事は段取りが全て」なんです。
万全の態勢で三途の川を渡るべく準備を整えます。
リトル・インンディア、マリーナベイ・サンズ、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、ホーカーセンター
多民族国家の神髄見たり
一足先に大阪からシンガポール入りした両親と弟家族を追って成田を飛び立ちます。
スクートなるLCCにてチャンギ国際空港まで台北経由で9時間の旅。遠いゼ。
夜遅くに先遣隊に合流し、翌日に備えてホテルで就寝。
翌早朝、ポンコツ夫婦+息子は朝飯前にインド人街のリトル・インディアを散策します。
充満するカレーの匂い。食欲をソソるゼ。
おや? インド人街にヒンドゥー教寺院マンディルは普通にしても、すぐそばにイスラム教寺院モスク。


早くも多民族国家の神髄を垣間見た気になりご満悦。
日本も仏教の寺と神道の神社とキリスト教のチャーチが仲よく共存してるっちゃぁそうなんですがネ。
さて、ホテルでのんびりした9名はタクシーに分乗してマリーナベイ・サンズへ移動。
詳しくは別記事「マリーナベイ・サンズ|先進技術で蘇ったノアの箱舟~建築徘徊61」をどうぞ。
はい、三途の川サンズの前で記念写真。

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三途の川(クドい!)サンズの池を渡ってガーデンズ・バイ・ザ・ベイに向かいます。

世界最大のガラス温室フラワードーム内を散策。
無柱の巨大屋根に覆われたドーム内を滝が落ちるわ空中回廊が飛ぶわそりゃもう大騒ぎ。




さすが世界有数の観光大国と呼ばれるだけのことはあり、過剰なまでのサービス精神が炸裂してます。
建築の設計・施工技術の粋を集めたガラスの大屋根には国家の威信さえ感じるほど。
はい、温室内で記念撮影。

温室の外に出ると、そこは映画『アバター』の惑星パンドラのごとし。
地球の光景とは思えぬドぎついデザインに呆気にとられてしばし茫然。


良い悪いとは別次元の話として、日本とシンガポールの彼我の違いを実感します。
片や皇紀2,700年に迫らんとする悠久の歴史国家。
片や1965年生まれのイケイケヤング国家。
国の成り立ちがあまりにも違い過ぎます。
ここ数年こそインバウンド景気に湧く我が国ですが、2014年当時は斜陽感満載。
「失われた10年」が20年、30年・・・と底の知れぬ暗さ漂う国から来た私は大いに刺激を受けます。
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マリーナベイ・サンズの部屋に戻ってしばし休憩。
ここに泊まったら何はともあれ屋上プールでしょ。
端的に表わせば「トドが寛ぐ小便臭いノアの箱舟」
ドユコト?
詳しくは別記事「マリーナベイ・サンズ|先進技術で蘇ったノアの箱舟~建築徘徊61」をどうぞ。


夕食は近くのホーカーセンターへ。
コスパのよい飲食店舗が集まる屋外施設で、日本語で言うところの屋台街とか屋台村といった感じ。
各自思い思いの料理とドリンクを手に集合し、蒸し暑い屋外での食事を思い思いに楽しみます。
夜になっても暑いな。
日本も負けてないとは思うけど、さすがに熱帯地域に属する国の高温多湿ぶりはなかなか乙なもの。
そして悲劇の序章は唐突に幕を開けます。


いとこ2人と楽し気に戯れる我が息子が手にするのはスイカかなんかの果汁を絞ったジュース。
翌朝コイツが思わぬ刺客となって息子を三途の川(しつこい!)サンズのベッドに縛り付けます。
気を付けよう暗い夜道と生ジュース。
あら残念! ここらで紙幅が尽きそうにつき、気になる息子の安否は次回持越し。
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