ことばは生き物、変化していくのが当たり前。
確かにそうかもしれません。
然して!
生まれることばあれば死んでいくことばあり。
使うのは恥ずかしいけど愛着を捨てきれない。
そんな憎めない死語を墓場から掘り返す企画、名付けて「死語硬直を解き放て」
レトロブームの昨今、ワンチャン復活あり!?
ナマズ、地電流、低周波音、サブスク、定期配信、不安商法、悪徳商法、占い、非科学的
地震予知【名詞】
誕生から死に至るまで
本日は企画を変更してお届けします。
憎むべき死語を墓から掘り起こして徹底的に断罪。
実はこう見えても私、いちおう建物の耐震技術については少しウルサくて専門は免震構造。
建物と地面の間に免震ゴムを挟んで建物がゆっくり揺れるようにすることで地震の衝撃を和らげる技術、といえば雰囲気伝わります?
四半世紀にわたって研究開発に取り組みました。
阪神・淡路大震災を神戸で経験して倒壊・大破したビル群や廃墟と化した街の姿を知るがゆえ、大変やりがいのある仕事だったと誇りに思います。
そんな私が猛烈な不快感を抱くことばが地震予知。
自然現象の地震によいも悪いもないので、どうやら諸悪の根源は予知の方にあるようです。
その定義を改めて辞書で確認。
【予知】
何が起こるかを前もって知ること
あれれ、特に不審な点は見当たりません。
てぇことは何かい、地震予知は「モグワイに夜食」ってぇ訳かい。
おとなしい生物モグワイに夜中12時を過ぎて食べ物を与えると凶悪な生物グレムリンに豹変。
地震予知とは、深夜の背徳メシと見つけたり。
本日は地震予知に潜む本性を大暴露しちゃる。
お相手は頼れる相棒のChatGPTチャコちゃん。

死語「地震予知」が生まれて流行り、死んでいった経緯を教えて

一時は国民的アイドル級の扱いを受けながら、最後はチヤホヤしてた研究者にさえ見捨てられた堕天使やね
誕生
生まれは1965年。
日本政府直々の主導により地震予知計画が始動。
1960年代に発展したプレートテクトニクス理論に基づき、地震の前兆とされる現象が注目を浴びる。
- 地殻変動が起こる
- 地下水が変化する
- 微弱な前震がある
こうした前兆があるなら予知できるはず。
“科学で災害を封じ込める”との無邪気な夢を託された輝かしい時代の寵児であった。

青春
1970年代に入り、半ば国家事業として大ブームに。
1978年、大規模地震対策特別措置法制定。
東海地震が予知可能との前提に基づき、新幹線の運休や交通規制などの緊急対策を行うしくみ。
当時のニュースや学習マンガでは
- ナマズが暴れる笑
- 地電流が変化する
- 地殻変動が生じる
などが前兆現象としてまことしやかに語られた。
こうして国家のお墨付きを得た研究者たちは、ナマズに群がり潤沢な予算を得て我が世の春を謳歌。
暴れるのがウナギだったらもっとよかったのに。

晩年
大都市直下で発生した巨大地震にも拘わらず、誰一人として予知できず。
この結果、社会の不信が一気に噴き出す。
- 前兆は毎回出る訳でない
- 直下型地震は対象外
- 観測網が不十分
- 予算が不足
こうした研究者の聞き苦しい言い訳が人びとの怒りの火に油を注ぐ。
時代の寵児は一転、唾棄すべき餓鬼へと堕した。

死去
マグニチュード9の超巨大地震さえ予知できないなんて、存在意義を全否定されて然るべき。
もはや餓鬼を超えて死神。
死亡年は諸説あるものの、日本地震学会がタップアウトした2012年説が有力。
享年47。
早すぎる死を悼む者は誰もいない。

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死語の世界からの復活
いや、復活すんなや。
ていうか、実はまだしぶとく生きてます。
さすが死神。
日本地震学会は「地震予測の部分集合が地震予知」などと戯言を繰り出して延命を図ります。
あまつさえ、地震予知連絡会なる政府組織は恥ずべき自らの名を改める気ゼロ。
補助金という名の甘い汁をたんまり吸った過去の栄華が忘れられないのでしょう。
一方、気象庁は「日時と場所を特定した地震を予知する情報はデマ」と裏切り行為に走る。
同じ国交省内で内輪揉めでしょうか。
てな訳で、正体がバレても居直る輩は十中八九詐欺師か税金泥棒と言っても過言ではないのだ。
こうした連中の手口はだいたい決まっています。
- 地震の恐怖を煽る(命や家族を人質に)
- 予知成功率を偽る(後出しジャンケン)
- 経歴や実績を盛る(存在せぬ役職名等)
- 格安の月額を誇る(濡れ手に粟の典型)

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