ことばは生き物、変化していくのが当たり前。
確かにそうかもしれません。
しか~し!
日本語大好きを自認する私、単なる老害と言われようとも気になるものは気になる。
違和感を拭えない、聞くとゾワッと悪寒が走る変な奇妙な日本語をあげつらい、断罪します。
ヘリ基地反対協議会、同志社国際高校、辺野古をボートに乗り海から見るコース、平和学習
漁船
基本的にテレビを見ない私、情報はSNSとネット記事を主体に収集します。
もちろん新聞も購読していませんが、デジタル版サイトに目を通すことはあります。
2026年4月21日、某新聞社のネット版におかしな記事を発見。
スラップ訴訟などありますので、ここでは仮の名を「出入新聞」としておきます。でいりdaily・・・あッ!

この1か月ほど前、米軍基地の移設に基地外で抗議する団体のメンバーが操舵する船が転覆。
同乗していた研修旅行中の高校生らが海に投げ出され、生徒ら2名が亡くなった痛ましい事故の続報。
ん、漁船?
そこそこ日本語にウルサい私は違和感を覚えます。
漁船とは「魚介を捕獲・運搬する船」のことでは?
念のために漁船法を紐解きます。
【漁船の定義】
「漁船」とは、左の各号の一に該当する日本船舶をいう
一 もつぱら漁業に従事する船舶
二 漁業に従事する船舶で漁獲物の保蔵又は製造の設備を有するもの
三 もつぱら漁場から漁獲物又はその製品を運搬する船舶
四 もつぱら漁業に関する試験、調査、指導若しくは練習に従事する船舶又は漁業の取締に従事する船舶であつて漁ろう設備を有するもの
つまり漁船とは活動内容(漁)と乗物種別(船)を組み合わせたことば。
転覆した船は漁業ではなくて「平和学習」を行っていたとのことなので、正しくは「学習船」でしょ?
カギは「もつぱら」にありと見た。
【もつぱら(専ら)】
一 他はさしおいて、ある一つの事に集中するさま。また、ある一つの事を主とするさま
二 専念するさま。また、主要・肝要なさま
つまり出入新聞の主張を推察すると

稀に学習に転用することもあるけど、普段の主要な活動は漁業だから漁船で間違いないんだもんねぇ~!
ってことなのかなぁ?
普段は漁業に専念との事実はなさそうですが。
【PR】
辺野古入門 熊本博之 著(Amazonで購入)
小型船
モヤモヤしているうちに、件の記事はシレッと書き換えられてコソッとXにお詫びが投稿されました。


ちょっと待てや、おい。
活動内容(漁)の訂正のはずが、なんでサイズの話(小型)にすり替わっとんねん😡
漁船と小型船ではカテゴリが全く違うやろ。
新聞記者は何よりも客観性と正確性を大切にする人だと信じています。
偏見や忖度を排して事実のみを冷徹に積み上げ、一歩ずつ真実に迫る。
そんな「社会の木鐸」たる矜持に溢れる天下の新聞記者様に恐れながら物申しますが・・・アフォなん?
まさかねぇ。
頭脳明晰・言語明瞭で座右の銘が「ああ言えば上祐こう言う」のエリート(知らんけど)がこんな凡ミスをするハズありません。
きっと確信犯。
【PR】
新聞記者 望月衣塑子 著(Amazonで購入)
抗議船
字数の限られる見出しで事故の本質を伝えるに際し、船のサイズは二の次です。
出入新聞は「小型だから転覆した」と言いたいのかもしれませんが、ならばそんなに危険な状態の海で彼らは一体何をしていたのか。
ここで「新聞記事など信用ならぬ」と業を煮やした文部科学省(知らんけど)が調査に乗り出します。
「私、座右の銘が『面従腹背』なんです」と公言する厚顔無恥がトップだった組織を信用できるかどうかはともかく、5月下旬公表の報告書は渾身の作。
屁理屈コネて逃げ回る卑怯者を除き、多くの関係者にヒアリングした結果を詳細にまとめています。
以下、ポイントを抜粋。
【教員の話】
主たる目的は「きれいな海を見る」ことではなく、基地建設と、それに反対する人が対峙する「現場」を見ること
【船長の話】
米軍基地建設に抗議する船の船長をずっと今やっています
基地建設に反対し、抗議して声を上げ、ここから入るなよっていうエリアがあります
ここから入ったら、法律違反、法令違反、逮捕する、捕まえる、そういう線引きされるんです
あえてそこを越えて入っていって抗議します
だから当然、陸では警察機動隊に拘束される
海では海上保安庁に拘束されます
研修旅行で去年、グループ別で辺野古に来てくださった方々に辺野古の抗議船に乗っていただいた
これらの事実を踏まえ、報告書は学校を断罪。
【文科省の見解】
教員の相当数は、船長が日常的に抗議活動を行い、生徒らを乗せる船が抗議船であるという認識を持っていたと考えざるを得ない
政治的活動を禁じる教育基本法第14 条第2項に反するものであったと考えられ、是正を図る必要がある
抗議船とは活動内容(抗議)と乗物種別(船)を組み合わせたことば。
なお、全20ページに及ぶ本報告書において船の属性を示すことばの登場回数は以下の通り。
漁 船:0回
小型船:0回
抗議船:9回
当事者たちが抗議船だと認識しているにも拘わらず、記事はどこから捻り出したか漁船改め小型船。
さらに驚くのは、船長が法律・法令違反と自覚する違法行為を「平和学習」と称して高校生に体験させるという悪魔の所業がまかり通っていたこと。
「平和」って何? ねぇ「ヘイワ」ってナニ?
船長はキリスト教の牧師だなんて悪い冗談でしょ。
なんで逮捕・拘束されずに娑婆で「礼拝メッセージ」と称するアジテーションを吹聴できるん?
神のご加護か反日反基地無罪か。
「法の下の平等」はもう死んでいる。アタタタッ!
閑話休題。
さて、もう明らかですね。
大手メディアお得意の「言い換えの術」が炸裂。
責任回避と自己保身に塗れたこんな与太記事を書く新聞を野放しにしていては社会の風紀が乱れます。
世間にどれ程の悪影響を及ぼしているのやら・・・
出入新聞の直近の発行部数は112万部ですって。
ミリオンセラーやん。
ちなみに、悪名高き「押し紙」(”推し”紙に非ず。悪しからず)を考慮した実売部数に近いようです。
だがしかし、ちょっと待ったぁ!
新聞を読んである程度自己判断ができそうな15歳以上の人口は1億942万人。
112万部÷1億942万人×100≒1%
むちゃくちゃマイナー。心配して損した。(ネットはむちゃくちゃ閲覧されている恐れはあるけど。)
重ねて朗報。
ここ数年凄まじい勢いで部数が減少している模様。
遅きに失する感もありますが、今さら危機感を覚えて仮名「旭日新聞」と野合する日も近い⁉
老婆心ながら申し添えておきますが、くれぐれも「捕らぬ狸の皮算用」にならぬようご注意を。
お隣りさんの大失態が反面教師になりますヨ。
【PR】
新聞の噓を見抜く 徳山喜雄 著(Amazonで購入)
コメント