「十年一昔」ということは、あれは1.5昔前。
2011年9月、仕事でロシアに潜入しました。
何の仕事かって? それは追々本文で。
怖いもの見たさで潜入してみれば、意外や意外フレンドリーで面白い国。
なぜ今頃その話? それは終活のため。
「仕事は段取りが全て」が座右の銘のプータロー(自称著述家)は着々と走馬灯を準備中。
モスクワとソチを訪れた1週間の旅をダイジェスト。
冬季オリンピック、亜熱帯リゾート、ラブホテル、サファリパーク、民族舞踊、モテキ
ラブ注入ホテル
ロシアに着いて3日目。
今朝はモスクワから仕事の舞台ソチに移動します。
2014年冬季オリンピックが開催され、羽生結弦さんをはじめ日本選手が大活躍した街。
極寒ロシアには珍しく温暖な気候に恵まれた国内屈指の亜熱帯リゾート地。
冬のスポーツには縁遠そうですが、すぐ近くのコーカサス山脈は豪雪地帯。
黒海でマリンスポーツに興じた後で、なんならスキーも楽しめる贅沢な街。
しかし今はまだ2011年。仕事は五輪とは無関係。
実はこう見えても私、いちおう建物の耐震技術については少しウルサくて専門は免震構造。
建物と地面の間に免震ゴムを挟んで建物がゆっくり揺れるようにすることで地震の衝撃を和らげる技術、といえば雰囲気伝わります?
アゼルバイジャン、アルメニア、ジョージア、トルコといった名うての地震国に近く、ソチもそちそちそこそこ地震が発生します。
日本の先進技術が参考になると期待して、自身の研究成果を国際会議で発表するためやって来ました。
空港で主催者に出迎えられ、マイクロバスで会議場兼宿泊先となるソチ屈指のリゾートホテルに到着。
クリーム色が爽やかな外観は夕日を受けると一転、セクスィなピンク色に染まります。


まるでラブ〇テル。彼らのセンスおもロシア。
ところがこんなのは序の口で、ホテル内部は四六時中セクスィなピンクの装い。


もはやラブホ〇ル。彼らのセンスおもロシア。
幸い部屋はセクスィ控えめラブリィ多めの塩梅で、ベッドは回転しないし天蓋もなし。とはいえ…


ほぼ田舎モーテ〇。彼らのセンスおもロシア。
部屋から望む黒海の美しい景色にホッと一息。


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リズートホテル
会議初日を迎えた朝。
会場に足を運ぶと、ピンクいホールはまだ準備中。
開始予定時刻を過ぎてもモタモタのんびり…
新幹線が1分遅れただけで謝罪を受ける極東の国から来た異邦人は、ロシア人の悠長さに呆れを通り越して思わず苦笑い。


どうにか始まった会議でピンクステージに上がった不肖私、うれし恥ずかし研究発表。
志を同じくする研究者や技術者が熱心に耳を傾けてくれて、実のある議論につながります。


写真だけだと、場末の体育館で町内老人会の祭りの打合せをしているようにも見えますが…
重責を果たし終えて一息ついたので、息抜きにホテルの敷地内を散歩することに。
なんじゃここは。動物の楽園。
さすがに猛獣は檻の中ですが、人畜無害なヤツらはホテルの敷地内を自由に闊歩しとります。

準サファリパーク。彼らのセンスおもロシア。
ここってリゾートホテルとちゃうかったっけ?
え、東北人がオーナーのリズートホテルなの?
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会議の後は踊る
国際会議には宴会がつきもの。
“Ice-breaking Reception”とか”Welcome Party”とかカッコつけた言い方もありますが、要は飲めや歌えや大騒ぎの余興。
ホテル近くのレストラン会場に徒歩で向かいます。
外観は古城の趣で氣志團騎士団が出てきそう。


予想に反して民族衣装をまとった舞踏団が出現。
あえなく拉致された私はダンスを強要されます。

顔から火が出るほど恥ずかしいdeath。
そして事態はますますエスカレート。

人生で稀に見るモテキ到来。
稀にしか見ないアジア人がよほど珍獣に見えるのか、次から次へとロシア美女が近寄ってきます。
あら単純。
温かい雰囲気の中で続く宴会を楽しみつつ、ロシア人に対する見解を改めるときがやって来ました。
一見ぶっきらぼうな強面ですが、一度打ち解けると愛想よい柔和な面を見せる。
いわゆるツンデレ。
ロシア北端一帯に広がる地域のこと。
それはツンドラ。
どうもお後がよろしいようで。


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