恐竜王国に変貌遂げた福井県②~屋根に驚く越前市と壁に驚く坂井市

日本紀行
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死ぬまでに47都道府県を全て訪れる野望を果たすまで、残すところあとわずか。

もちろん自らの意思による旅に限り、子どもの頃の家族旅行はノーカン死語

死期を自ら手繰り寄せる旅も第4コーナーを回ったところで訪れるのは福井県

幼少時に雪の敦賀、中坊時に夏の東尋坊永平寺を訪れて以来のご無沙汰です。

2026年GW、40年ぶりに訪れた地は驚きの恐竜王国に変貌を遂げていました。

KEYWORDS

タケフナイフビレッジ、岡太神社、大瀧神社、東尋坊、越前松島

なんじゃこの屋根は Part1

遠来の客をシカトする敦賀にとっとと別れを告げ、レンタカーにて北上開始。

ライフワーク建築徘徊のため越前市に向かいます。

およそ1時間で目的地に到着。

外観は巨大五右衛門風呂、または巨大ドラム缶、もしくは新興宗教の神殿。

内観はベネトンカラーに彩られた神社と神棚。

しかしてその実体はTAKEFU KNIFE VILLAGE越前打刃物の製造・販売施設です。

詳しくは別記事「タケフナイフビレッジ共同工房|毛綱毅曠ドラム館~建築徘徊104」をどうぞ。

ここで会った売店のおねえさんが無類の建築好き。

神殿にまつわる秘話を楽しそうに語ってくれます。

屋根のデザインに不満を募らせる?建築主。

こだわりの建築家に遠慮して?我慢ガマン。

建築家が早逝するや満を持して?改修断行。


改修前(うらくん様提供)vs 改修後 屋根比較

う~ん、正直どっちもどっちです。

まぁ夏場の冷房費用を考えると、改修もやむなしってところでしょうか。

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なんじゃこの屋根は Part2

勢いづくおねえさんは続いて近くにある神社について自慢げに語り出します。

「日本一複雑な屋根」との誉れ高き、国の重要文化財の岡太神社大瀧神社

岡太神社は和紙の神様・紙祖神を、大瀧神社は国常立尊と伊弉諾尊を、それぞれ祀っています。

難しい漢字の読みは各自お調べください。

私も建築好きの端くれとして当然見に行くことに。

期待を胸にクルマを走らせること約10分。

はい、件の屋根は改修工事中。

白いシートに覆われて全く見えません orz

やむをえず現地に貼ってあった写真を貼っときます。

1843年の再建時に作られたとされるウネウネ・グニャグニャの屋根は凄いインパクト。

ウネウネ・グニャグニャ建築の巨匠フランク・ゲーリーも尻尾を巻いて逃げ出すかもネ。

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なんじゃこの絶壁は

続いてクルマで1時間の坂井市へ向かいます。

市の名前は知らずとも東尋坊なら知ってます。

中坊の頃に来たはずですが記憶にありません。

崖から落ちて記憶喪失にでもなったのかなぁ。

まるで初めて訪れたかのように新鮮な断崖絶壁の光景に驚愕せずにいられません。

なんとフェンスや柵などの無粋な安全設備が一切なく、落ちて死んでも自己責任。

過剰なまでに過保護な安全対策が当たり前の我が国で、これは稀有で異例なことではないでしょうか。

頑として美しい景観の保護を優先。

この地を管轄する坂井市アッパレ!

過去30年で600人以上が海に飛び込む自殺の名勝ゆえ、非難の矛先が行政に向かってもおかしくない。

責任回避と自己保身に長けた木っ端役人に手厳しい私も、坂井市の男気には最大級の賛辞を贈ります。

おかげで永遠のガキんちょは断崖絶壁の上や波打ち際でベタな独り芝居に興じることができましたヨ。

あなたが犯人だったんですね
押すなよ!絶対に押すなよ!

とはいえ、あまりに手垢がついた成熟し過ぎたベタな観光地だけでは少々物足りません。

クルマで僅か5分ほどの越前松島へ。

観光客で賑わう東尋坊とは打って変わって人気(ひとけ)がありません。

荒々しい波が打ち付ける東尋坊とは打って変わって静かな波打ち際でホッコリ一息。

この静かな海も冬場は荒々しい姿を剝き出しにして襲い掛かってくるのでしょうか。

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