私の名はてにをは。てつをたではありません。
しかし鉄っちゃんに不動の人気を誇るYouTubeチャンネル『西園寺』は好き。
番組を見ていると無性に電車旅をしたくなります。
2023年GW
東京~北陸~関西~東京と建築を巡る旅に出発。
「いつでもどこでも雨かドン曇り」を標榜するポンコツ夫婦にあるまじき好天続きの旅を振り返り。
鉄ヲタ、電車旅、観光特急あをによし、奈良観光、東大寺、春日大社、奈良公園の鹿、奈良の日本酒
観光特急「あをによし」
旅の5日目は近鉄観光特急「あをによし」で奈良へ。
かの聖徳太子さんが定めた冠位十二階において最も高貴な色とされた紫を纏う車体。
ライバル阪急電車を意識したかのマルーン色に見えなくもありませんが、やはり品位を感じます。
凝りに凝った内装デザインも楽しく美しく、僅か30分ほどで奈良に着いてしまうのがなんとも惜しい。
特急と言わずのんびり走ってもらって車内でコース料理やお酒を頂いて・・・と夢は膨らみますが、モタモタしてると後ろからいてまえ打線にドツかれそう。
【PR】

ベタベタ観光コース巡り
東(あずま)下り前の18年間を大阪・京都で過ごし、家族のお出掛けやら遠足やらでお馴染みの奈良。
が、大人になって自分の意志での訪問は約30年ぶりゆえ初心に帰ってベタベタ観光コースを巡ります。
東大寺
駅そばのホテルに荷物を預け、ド定番の東大寺へ。
ユネスコの世界遺産に「古都奈良の文化財」の1つとして登録されています。
まずはド迫力の南大門でド迫力の金剛力士像に迎えられます。
運慶・快慶に阿吽の呼吸に・・・とパワーワード満載でお腹一杯になりそうですが、これはまだ序の口。
続いてド迫力の大仏殿でド迫力の盧舎那仏に迎えられます。
大仏殿と大仏のあまりの大きさに口をアングリ開けたまましばし放心状態。
圧倒された後に押し寄せる感動。
子どもの頃は心に響かなかった光景が人生も下り坂に差し掛かった50絡みのおじさん心に沁みる。
死ぬまで発見の連続。これぞ旅の醍醐味。
さて、広い境内は他にも見どころ満載。
しかし広いにもホドがある。疲れたので3時のおやつは文明堂ならぬわらび餅パフェ。美味し!
春日大社
続いては東大寺に隣接する春日大社へ。
ユネスコの世界遺産に「古都奈良の文化財」の1つとして登録されています。
全国に約3,000社ある春日神社の総本社だそうです。
回廊形式というのでしょうか、基本的に一本道なので迷うことなく参拝できて助かります。
こちらも幼少時に訪れているはずですが全く記憶にありません。
ド迫力ネタ満載の東大寺に比べると地味なので、子ども心に何も引っかからなかったんでしょうなぁ。
そのぶん新鮮な気持ちで参拝できてよかった。
浮見堂
疲れたのでホテルに戻ります。
世界最高峰の観光資源を有しながらメインルートを少し外れるとめっきり観光客が減り、ゆったり美しい自然を満喫することができる。
これ、なら奈良ではの大きな魅力ですね。
な~んて古都事を考えながら歩いて鷺池に到着。
池上の彰浮見堂で休憩がてら爺時事ネタを1つ。
奈良公園といえば鹿さん🦌
春日大社の神の使いとも称される愛くるしいつぶらな瞳に心癒されない者がいようか、いやいるまい。
・・・と思いきや、どうやらいるようです。
一部の外国人観光客が神の使いに暴力を振るいゴミを食べさせ暴虐の限りを尽くしている模様😡
天罰が下るよ?
どんな人生を歩んだらそのような荒んだ心の持ち主へと堕すのか社会心理学上の関心はありますが、君子危うきに近寄らず。
人間のクズの掃除はへずまりゅうさんにお任せ。
【PR】


奈良の日本酒レベル高し
夜は建築徘徊に並ぶライフワークのお酒徘徊です。
まずは歩き疲れて乾いた喉を潤すクラフトビール。
二人のホップ星人がハイタッチしている姿が人の顔にも見えるお茶目なグラスが愛らしい。
大好きなIPAとペールエールを飲み干したら次の店。
ホテルそばの居酒屋で奈良の日本酒にドはまり。
順に御所市、柏原市、天理市、吉野郡、生駒市×2の酒蔵の手になるもので、きれいな字で丁寧に書かれたガイドの的確さも相まって最高の味わい。
さすが1,300年を超える悠久の歴史を誇る古都。
日本酒のレベルの高さと奥の深さに脱帽しました。
【PR】




コメント