黒柴女子

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悶々と無為に過ごす自宅軟禁の日々~黒柴女子の徒然なる犬日記07

外出自粛でステイホームなのは大きな勘違いをしていた。ワクチンを打って数日も経てば外に散歩に出られるのだと。しかし、待てど暮らせど一向に家から出してもらえる気配がない。1週間後、しびれを切らして父上に抗議。悲しげな眼で見つめたのが奏功したよう...
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親の欲目、あるいは親の心子知らず~黒柴女子の徒然なる犬日記06

やさしい先輩たち養子に来て10日が過ぎ、新環境にも慣れてきた。普段はケージ内の便器に座って退屈しのぎをしているのだが、1日のうち数回は外で自由に遊ぶ時間がもらえるようになっている。ここでなのの遊び相手になってくれるこの家の先輩たちを紹介しよ...
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耳が垂れお腹が緩むはストレス故か~黒柴女子の徒然なる犬日記05

立っていた耳が垂れる怪新しい家での一夜が明けた。真っ暗なケージで孤独な夜を過ごしたのだが、夜泣きすることもなくグッスリ寝ることができた。なのは結構肝が据わっているのかもしれない。きっと一度に7頭もの子を産んだ肝っ玉母さんのよいところを引き継...
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吾輩は犬である。名前は”なの”なの~黒柴女子の徒然なる犬日記04

おめかし2026年2月7日指折り数えて待ちに待った日がやって来た。今日は例の夫婦が吾輩を迎えに来る日である。朝からソワソワと待っていると、若くてかわヨい女子がやって来て吾輩をヒョイと抱え上げた。いよいよ旅立ちのときが来たのかと思いきや、なん...
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会者定離は世の常なれど別れ悲しき~黒柴女子の徒然なる犬日記03

母上との別れ狭い囲いの中とはいえ、家族水入らずの生活が始まってほどない頃。遠く離れた別の部屋に母だけが独り隔離されることになった。1日に数度の授乳時を除き母に会うことができない。母と吾輩らは淋しさのあまり「クゥーン、クゥーン」と互いを呼び合...
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養父母との巡り逢いは偶然か必然か~黒柴女子の徒然なる犬日記02

異母姉の存在といふもの生まれて2週間ほど経った頃のことである。快適なお産室から追い出され、多くの柴犬が暮らす大部屋に移された。吾輩ら7頭と母が加わって、20頭ほどがひしめくタコ部屋状態。犬なのに。家族ごとに金属製の柵で区画されていて先住犬た...
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吾輩は犬である。名前はまだ無い。~黒柴女子の徒然なる犬日記01

あいさつに代えて吾輩は犬である。名前はまだ無い。どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも明るく清潔な所でキューキュー泣いていた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というものを見た。あとで聞くとそれはブリーダーという犬や猫などを交配・...
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