初めてのフランス旅行は危険と罠の嵐② 会社貸与の携帯電話が命綱

海外の旅
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半年後にコロナが世界を席巻することになるとは露知らずの2019年夏、妻とおフランス縦断旅行に出かけました。

パリ~バーゼル(スイス)~リヨン~プロヴァンス~マルセイユ。

これは、油断も隙もありまくりのポンコツ夫婦が苦難の旅の果てに無事に祖国・日本に帰りつくまでの物語であ~る。
(ぷろじぇくとえーっくす)

あれ?電話が使えない

花の都パリシャンゼリゼ通り警察署を目指してトボトボ歩きます。

スラれた財布の中には私の全財産、4枚のクレジットカードとさっき下ろしたばかりのユーロ札。

ここでハタと気付きます。「せや、カード会社に電話や!まずはクレジットカードを止めなければ!」

・・・iPhoneが使えないorz

なにごとも用意周到な私、日本にいる間におフランスで使えるプリペイドSIMカードを購入、シャルルドゴール空港に着くや差し込んでおいたのに。

(当時の私のiPhoneは完全SIMフリーに対応しておらず、何らかの手違いがあった模様。)

当然、同じ仕様、同じ所作を終えた妻のiPhoneも使えず。

詰んだ。到着3時間で。
おフランスで一文無し。誰にも連絡もできない。

これからどうやって生きていこう。
もう一度祖国の地を踏むことは叶うかな・・・

首の皮一枚つながる

ここで朗報です。「天は自ら助くるものを助く」とはまさにこのこと。

  1. 妻が1枚だけクレジットカードを持っていた。ヨーロッパでは何かと不便なJCBなのが玉に瑕ですが。
  2. 会社貸与のiPhoneを持ってきていた。すみません私用で使わせてもらいます。生死に関わるんで。

シャンゼリゼ通りの道端に座り込み、立て続けに日本のカード会社4社に連絡。

なんとか不正使用の阻止に成功します。ざまあ見ろ、おフランスリ野郎め!

さあ、気を取り直して目指すは警察署

この後にポンコツ夫婦を待っていた意外な出会いとは


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