「十年一昔」ということは、あれは1.5昔前。
2011年9月、仕事でロシアに潜入しました。
何の仕事かって? それは追々本文で。
なぜ今頃その話? それは終活のため。
「仕事は段取りが全て」が座右の銘のプータロー(自称著述家)は着々と走馬灯の準備をしています。
怖いもの見たさで潜入してみれば、意外や意外フレンドリーで面白い国。
モスクワとソチを訪れた1週間の旅をダイジェスト。
ソビエト、ソ連、モスクワ、治安、社会主義、共産主義、ボルシチ、ビーツ、アジア人差別
鉄のカーテン
かつて「鉄のカーテン」に閉ざされていたソビエト社会主義共和国連邦は1991年に崩壊して15の独立国に分裂。
それでもなお圧倒的な面積と人口を誇り「おそロシア」と揶揄されるロシアに対し、正直よい印象はありません。
第二次大戦末期の裏切り、終戦後の悪魔の所業、いまだ続く国土乗っ取り…
明治人の気骨があればバルチック艦隊を蹴散らした日本海海戦よ再び!と息巻くところですが、すっかり牙を抜かれた昭和戦後世代には成す術なし。
こっそり潜入して偵察することさえ不可能で、仕事での訪問ゆえに身分バレバレの業務ビザが必須。
さらには受け入れ先の紹介状も必要とのことで、先方の旅行会社に全てを託してメールでやり取り。
イライライライラ…
ビザが下りたのは出発直前で、訪問前から胃がキリキリと痛む思い。
「仕事は段取りが全て」が座右の銘の(自称)エリート・サラリーマンは彼らの仕事ぶりに呆れます。
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雰囲気の悪い首都
いよいよ渡航。
今や外務省危険情報レベル3(渡航中止勧告)の危険な国ですが、当時は成田ーモスクワ間を直行便が飛んでいました。
JALに乗って舌を噛むドモジェドヴォ空港へ、そしてエアポートトレインでモスクワ中心部へ。
さすが(旧)共産国だけあって電車も赤い。


あまり頼りにならない上司との二人旅ですが、独りより少しはマシか。
勉強していないので当然なのですが、キリル文字が全く分かりません。
ものすごく心細いですが、舌を噛む終点パベレツカヤ駅に着きました。
駅からホテルまでは徒歩15分ほど。
道中、チンピラ風の若者3人組がスーツケースを引きずる日本人のおじさん2人組をジロジロ品定め。
単なるカモネギ扱いを超えてアジア人への偏見や差別さえ感じます。
単なる思い過ごしかもしれませんが、もっのすごく感じが悪いです。
近づかないよう目を合わせないよう、素早くその場を立ち去ります。
大きな駅のすぐそばなのに裏通りのような雰囲気で治安が心配です。
おかげで写真がありゃしねぇ。
止むを得ず記憶を辿っても、空はどんより暗くて街や人びとの雰囲気は重たくて、正直よい印象はありません。
駆け込む思いでホテルに到着。
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モスクワの味
時刻は夕刻。腹が減った。食事に出ます。
外は野獣どもの巣窟かもしれませんが、背に腹は代えられません。
だがしかし、一体何を食べればよいのか。
♬パルナス パルナス モスクワの味♬な~んて歌が脳内を流れていますが、夕食に洋菓子はご勘弁。
暗がりの通りを身構えながらうろつくことしばし、明るくて安全そうなロシア料理店に飛び込みます。
勉強していないので当然なのですが、キリル文字が全く分かりません。
日本語は当然のことながら、英語のメニューもありません。
野生の勘で適当に注文。やってきたのは…

ビーツのスープ。名前はたぶんボルシチ。
ビーフシチュー。名前はたぶんボルシチ。
さすが(旧)共産国だけあって料理も赤い。

ボトルのワイン。生産地は記憶にあらず。
さすが(旧)共産国だけあってお酒も赤い。
たぶんカツレツ。何の肉か記憶にあらず。
さすが(旧)共産国だけあって副菜も赤い。
味はそうですね~。まぁ普通に美味しい。
ただし極寒の地だけあってどれも塩辛い。
ここでついでに翌日の朝食昼食もご紹介。

正直な感想? 見たら分かるでしょ。
やはり食事は日本が最高!
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