このダジャレキャッチコピーが当時小学2年生だった私に鮮烈な印象を与えたのは遥か昔の1977年。
半世紀近くも前のネタがいまだ脳裏に焼き付いているってことは、きっと世紀の迷名作に違いない。
後に家族旅行や修学旅行、仕事絡みに学位絡み、と何度も訪れることになる北海道ですが、真の「でっかさ」を実感するには至っておらず。
てな訳で、馴染みの薄い道東を中心にクルマで巡ってみようじゃぁないかの2023年8月。
劇的に変化する天候に翻弄された5泊6日の旅を振り返ります。
オシンコシンの滝、霧の摩周湖、阿寒湖のマリモ、アイヌコタン、カムイルミナ、フクロウ
呪いをかける歌手
旅は4日目、知床半島から摩周湖へ。
と、その前に漫才コンビに会いに行きます。
「オシンで~す」「コシンで~す」
『2人合わせてオシンコシンの滝で~す』

ベタな小ネタ、どうもすいません。


日本の滝100選にも選ばれた名瀑越しに眺めるオホーツク海は絶景かな絶景かな。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りを。
100kmの道のりを2時間かけて摩周湖へ。

フザケンナ。霧まみれやんけ。
透明度日本一の湖が湛える「摩周ブルー」の水は吸い込まれそうなほど魅力的なんですって。
ただし晴れてたらね。
真っ白な湖面を恨めしげに見下ろしていると、呪い祈りが通じたのか一瞬だけ濃霧が途切れました。
アタックシャッターチャ~ンス!

この瞬間を除いて到着前後ずっと大雨に祟られたため、滞在30分でとっとと退散。
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癒しのゆるキャラ
50kmの道のりを1時間かけて阿寒湖へ。

アカン、曇1つしかない。
失望を拭えませんが、せっかくなので遊覧船に乗ってチュウルイ島にあるマリモ展示観察センターへ。


バボちゃんにカービィにまりもっこり・・・と数多くの亜流を生んだ元祖ゆるキャラ?に導かれて入館。
国の特別天然記念物かつ環境省レッドリストの絶滅危惧種に指定されるか弱くかわヨい子の鑑賞です。
悪天候に見舞われて荒廃した心が癒されますナ。

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アイヌ村の守り神
急速に回復していく天候にホッと安堵しつつ、阿寒湖アイヌコタン(集落)や湖畔を散策。
元祖ゆるキャラ?の妹?にも遭遇します。


ホテルで夕食を済ませた後は夜の森の散策イベント「KAMUY LUMINA」に参加。
アイヌの守り神フクロウに導かれて入森、人間に失望して森から去って行った動物たちを呼び戻すべく奮闘するという形になっております。


とはいえ別に何も難しいことはなくて、魔法の杖的なものを手に森の小径を歩きつつ、各所に仕掛けられた映像・音楽ショーを見て回ればクリア。
すっかり晴れ渡った夜空の下、童心に帰って素直に楽しむ永遠のガキんちょでありました。




今宵の〆は売店でなにげに買ったクラフトビール。

う、美味っ!
どちらも柑橘系の香り爽やか、苦みと甘みのバランスに優れた私好みのお味。
どこで作っとんねんと調べて驚き、ココからクルマで1時間とかからぬ至近距離じゃあ~りませんか。
明日の訪問先に急遽ブルワリーが加わります。
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