死ぬまでに47都道府県を全て訪れる野望を果たしたいと思っています。
もちろん自らの意思による旅に限り、子どもの頃の家族旅行はノーカン(死語)
2025年夏
かなり手つかずのまま残る九州に上陸。
宮崎を皮切りにレンタカーで鹿児島、熊本、大分と巡る弾丸旅行にポンコツ夫婦が挑みます。
灼熱の太陽が照りつける4泊5日の旅を振り返り。
炭酸泉、芋焼酎、内藤廣、高千穂峡、真名井の滝、天岩戸、天安河原、天照大神、八百万の神
炭酸泉と芋焼酎の悦楽
高千穂峰でメメント・モリって(死を想って)霧島神宮にお礼参りした後は、本日のお宿を目指して鹿児島から宮崎に戻ります。
道中で立ち寄った展望台から御池越しに望む高千穂峰は何とも雄大。
4時間ほど前にあの火口近くで死にかけたんやなぁと感慨に耽ります。
湯之元温泉という名の旅館に到着。
ここのお風呂が楽しいのなんの気持ちいいのなんのって控えめに言って最高。
日本では珍しい炭酸泉、正確には炭酸水素塩冷鉱泉なんだそうです。
炭酸濃度の高い冷泉、加温して少し炭酸が抜けた温泉、炭酸を含まない温泉の3種類を堪能できます。
高濃度炭酸の冷泉に浸かっていると、某国政政党党首の苗字にも似た名前の大事なボールを格納する袋がピリピリとシビれてきます。
妻は平気だったそうなので男子特有の事象かなっ?
一抹の不安を覚えながら耐えることしばし。
我慢の限界に達して弱炭酸の温泉へ。
こちらホドホドのピリピリ感となっております。
続いて無炭酸温泉で体を温め再びピリピリ冷泉へ。
癖になるわ。エンドレス悦楽。生きててよかった。
待望の夕食は酒を飲みなさいと言わんばかりの極上つまみ群。言われなくとも飲むのですがね。
ここは日向国と言えど薩摩に近い故か酒≒芋焼酎。
豊富な種類の芋焼酎を飲み比べで呑み過ぎます。
スタッフの方々の豊富な焼酎知識に驚き。
この地方ならではのお酒文化の話も楽しかった!
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日向で建築巡りの悦楽
九州4県弾丸旅行の3日目。
宮崎を南北縦断して日向市まで約2時間のドライブ。
市民でもない私が役所や駅に一体何の用かって?
建築徘徊に決まってまんがな。
詳しくは別記事「日向市庁舎|市民ほっこり内藤廣の老人ホーム的安寧~建築徘徊70」と「日向市駅|建築と土木と都市計画の境界を跨ぐ内藤廣~建築徘徊71」をどうぞ。
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高千穂峡と神話の悦楽
日向市からクルマで1時間、高千穂峡に到着。
さすが人気観光地。かろうじて入れた駐車場から有名な真名井の滝が遠いのなんの。
灼熱の暑さの中を徒歩30分…だと⁉
幸い無料シャトルバスに命を救われます。
真名井の滝は手漕ぎボートですぐそばに近づけるのが魅力ですが、本日は昨日までの大雨で川が増水しており営業休止。
橋の上から見下ろすだけで我慢ガマン。
結構な迫力の流れが涼しい風を届けてくれます。
五ヶ瀬川沿いの遊歩道を歩いて涼んだ後は、急な上り坂を汗だくで歩いて高千穂神社へ。
あまりの暑さ、否、熱さにヘロヘロで意識朦朧。
灼熱の炎天下を徒歩20分の苦行の末になんとか駐車場に帰り着き、次に向かうは天岩戸神社。
日本人なら誰もが知るあの神話の舞台が実在するとは、不肖わたくし存じ上げませんでした。
西本宮では天照大神がお隠れになった天岩戸を神職の方が30分毎に案内してくれるのですが、残念ながら夕方の最終回に間に合わず。
柵越しにチラリと覗き見るだけで我慢ガマン。
なんだか畏れ多くて写真は撮らず。
徒歩10分ほどの天安河原に向かいます。
天照大神がお隠れになった際に八百万の神々が話し合いを行ったとされる洞窟。
祈願者が1つ1つ積み上げた小石が無数に広がる光景は人間の執念のようなものを感じてちょっと怖い。
最後に人がめっきり少ない東本宮を参拝。
ここで体力の限界・・・気力も無くなりギブアップ。
普通過ぎる宿(前日比)で疲れを癒やす3日目の夜。
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