死ぬまでに47都道府県を全て訪れる野望を果たしたいと思っています。
もちろん自らの意思による旅に限り、子どもの頃の家族旅行はノーカン(死語)
2025年夏
かなり手つかずのまま残る九州に上陸。
宮崎を皮切りにレンタカーで鹿児島、熊本、大分と巡る弾丸旅行にポンコツ夫婦が挑みます。
灼熱の太陽が照りつける4泊5日の旅を振り返り。
宮崎観光、鬼の洗濯板、青島神社、サンメッセ日南、鵜戸神宮、日南市文化センター、飫肥城跡、モアイ像、丹下健三
鬼の洗濯板で心の洗濯
早朝に羽田を飛び立ち、10時前に宮崎空港到着。
さっそくレンタカーで海沿いを南下します。
やって来ました鬼の洗濯板。
学研の「ひみつシリーズ」に夢中だったガキんちょの私は「地球のひみつ」で知った鬼の洗濯板をいつか訪れたいと思っていました。
いま半世紀の時を超え、待望の初訪問!
スゴい。感慨無量。心が洗われる。
自然に出来た地形だとは俄かに信じられない縞シマ模様が整然と悠然と眼前に広がります。
ところで洗濯板ってもしや死語?
今どきのよい子に分かるのでしょうか。
私がガキんちょだった遥か昔の1970年代でさえハンドルを回して手動で脱水する洗濯機がかろうじて現役、洗濯板は過去の遺物と化していました。
日本有数の観光名所も名称を再考する時期かもネ。
鬼のウォッシュボードなんていかが?
オイオイいつも小バカにしているカタカナ語かよ。
違います。ウォッシュボードは立派な楽器。
演奏者の華麗なる姿をどうぞご覧あれ。
鬼の洗濯板に囲まれた島の中心に鎮座する青島神社を参拝します。
生まれてこのかた数多の神社を巡ってきましたが、こんなに南国感溢れる場所は初めてです。
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本物のモアイ像に遭遇
雄大な太平洋や洗濯板/ウォッシュボードを眺めながらドライブしているうちに昼食難民一歩手前。
しゃぁないサンメッセ日南なる公園で休憩や。
なんじゃここは。モアイがおるぞ。
世界で唯一イースター島の長老会から特別許可を得たオフィシャルモアイ像なんですって。
あれ待てよ⁉
モアイ像には他所でも会ったことがあるぞ。
雪中のモアイ vs 灼熱のモアイ
雪の札幌で出会ったヤツらは私自身の記録によると「何故にモアイ像? ま、考えても無駄なので先に進みましょう」とのことで、どうやらバッタもん。
この公園には他にもカットしたマンゴーやカラフルおじさんなど、アートなのかギャグなのか分かりづらいオブジェが散在。
「ツッコむべきかボケるべきか、それが問題だ」と脳がバグる脱力系お茶目スポットでした。
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死を免れる運玉と大杉
モアイすぐそばの鵜戸神宮を訪問。
ここは海に面した断崖の中に鎮座する本殿に向かって急な石段を下っていく変わり種。
宮崎は個性溢れる神社が多いわね。
参拝を終えて興味深いものを発見。
亀石と運玉ですと?
広場の下12mにある亀石のくぼみに粘土をこねた運玉を投げ入れるアトラクション。
運玉5個200円ナリを購入、いざ運試しや!
神前ゆえ決して嘘は申しませぬ。
5個目にして見事くぼみに着玉!
そのご利益は翌日の死を免れるという最高の形で現れます。(詳しくは続報にて)
海辺を離れ日南市の中心部へ。
日本建築界の帝王・丹下健三さんが九州に遺した唯一の建物を見学し、映画『国宝』に想いを馳せます。
ご関心あらば別記事「日南市文化センター|丹下健三の白粉を落とす老女形~建築徘徊69」もどうぞ。
あまりの蒸し暑さに意識が朦朧としてきましたが、最後の気力を振り絞って飫肥城跡へ。
おびじょうせき。オビワンちゃうで。
敵の侵入を防ぐ堀・曲輪・石垣に漂う秘密基地感に、永遠のガキんちょたる私は少しだけ気力回復。
4本の大杉で囲まれたエリアの中心はパワースポットだそうで、妻がエネルギー注入を受けます。
そのご利益は翌日の死を免れるという最高の形で現れます。(詳しくは続報にて)
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