私の名はてにをは。てつをたではありません。
しかし鉄っちゃんに不動の人気を誇るYouTubeチャンネル『西園寺』は好き。
番組を見ていると無性に電車旅をしたくなります。
2023年GW
東京~北陸~関西~東京と建築を巡る旅に出発。
「いつでもどこでも雨かドン曇り」を標榜するポンコツ夫婦にあるまじき好天続きの旅を振り返り。
鉄ヲタ、電車旅、金沢観光、金沢21世紀美術館、鈴木大拙館、ひがし茶屋街、金澤麦酒、近江町市場、特急雷鳥、サンダーバード
喧騒と静謐が錯綜する光景
旅の3日目は金沢市にいます。
ヤング(死語)に人気の金沢21世紀美術館へ。
アカ~ン! 外人部隊に占拠されとる。
開館時間前だというのにチケット売り場は長蛇の列でとても入場できる気がしません。
あきらめて無料エリアを散策。
建築がお好きなら別記事「金沢21世紀美術館|内臓丸見えSANAAのミジンコ館~建築徘徊67」もぜひ。
美術館から徒歩10分足らずの鈴木大拙館に移動。
金沢出身の仏教哲学者・文学博士、鈴木大拙さんの足跡を辿る場になります。
この建物が圧倒的に素晴らしい。
先ほどまでの喧騒が嘘のような静謐な思索の空間。
オーバーツーリズムに辟易する御仁に絶対お勧め。
建築がお好きなら別記事「鈴木大拙館|谷口吉生の設計による静謐な思索の空間~建築徘徊12」もぜひ。
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痛勤ラッシュのごとき光景
まだ5月だというのにあり得へん酷暑。
「心頭滅却すれば火もまた涼し」てな訳で大拙館で心を落ち着け、ダメ元でひがし茶屋街を目指します。
昨日のにし茶屋街で懲りたはずだよポンコツ夫婦。
いや、せっかくやしベタな観光地も行きたいやん。
花街まで約2km、徒歩30分の距離。
酷暑ですのでバスに乗ります。
アカ~ン! 外人部隊に占拠されとる。
なんとか乗り込むも車内は押すな押すなの大盛況、道路は大渋滞。
歩いた方が早かったかもしれぬ時間を混雑するバス内で過ごし、ようやくひがし茶屋街に到着。
アカ~ン! 外人部隊に占拠されとる。
路地が観光客で埋め尽くされています。
(お前も観光客やろ!?との声は黙殺)
都心の朝の痛勤ラッシュさながらです。
奥まで行けば少しはマシかと人をかき分け進みますが、そんな淡い期待は無残にも打ち砕かれます。
アカ~ン! 撤退。
トボトボ徒歩で主計町茶屋街を通り抜け、金沢駅の方に向かうことにします。
この間なんと写真が1枚もなし。
てにをはさんったら相当不機嫌だった模様。
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掃き溜めに鶴のごとき光景
駅まで約2km、徒歩30分の距離。
酷暑ですがバスに懲り懲りトボトボ歩きます。
ランチを食いっぱぐれましたが食欲が失せた。
しかし飲欲は旺盛。喉が渇いたゼ。
と、ここで砂漠のオアシスの如き場所を発見。
ビアバーらしきお店に脊髄反応で入店します。
狭い店内のカウンター越しに2人のおねーさん。
客は私たちポンコツ夫婦だけ。
すわ!ボッタクリバー?といった風情が漂います。(もちろん違いました)
生粋の金沢っ娘と移住してきた新婚の名古屋っ娘。(記憶あいまい)
そんな身の上話?を聞いたり金沢観光のグチを聞いてもらったり、ホッと一息楽しい時間でした。
その後、これまた有名観光地?近江町市場をブラつき、夕方6時の北陸本線「サンダーバード」で大阪へ。
大阪⇔金沢といえば「雷鳥」なんやけどなぁ。
京都府南部の片田舎に住んでいた小学生の頃、金沢近郊の親戚に会いに行くため乗った懐かしの特急。
いつの間にやらカタカナ語化しちゃいましたか。
なお2024年3月、北陸新幹線の敦賀延伸に伴って運行区間が大阪⇔敦賀に短縮されました。
時代は刻々と移り変わりますな。
私にとってサンダーバードはコッチなんやけど。
半世紀以上も前の番組ですか、そーですか・・・
時代は刻々と移り変わりますな。
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