死ぬまでに47都道府県を全て訪れる野望を果たしたいと思っています。
もちろん自らの意思による旅に限り、子どもの頃の家族旅行はノーカン(死語)
2025年GW
残る7県ほどの1つ本州最西端の山口県へ。
幕末から明治維新そして近年に至るまで、数多の傑物を輩出した背景にはどんな秘密があるのか興味は尽きません。
隣県にも寄り道しつつの5日間を振り返ります。
唐戸市場、下関英国領事館、門司三井倶楽部、門司港レトロ観光列車、関門トンネル人道
下関から門司へ
最終5日目の朝を下関で迎えます。
旧下関英国領事館
まず向かうのは下関随一の繁華街、唐戸エリア。
路線バスを降りると目の前には無条件に郷愁を誘う赤レンガの素敵な建物。
旧下関英国領事館を訪問します。
なんと国の重要文化財なんですってさ、奥さん!
ピーターラビットどもに占拠された館内ですが、英国領事の執務室は意外と質素で落ち着いた雰囲気。
関門海峡を船疾走
唐戸港にやって来ました。
関門汽船に乗って本旅2回目の浮気越境、福岡県北九州市の門司に向かいます。
タイムラプスのさらに2倍速なので、くれぐれも船酔いせぬようご視聴ください。
いつでもどこでも雨かドン曇りの我々ポンコツ夫婦には珍しく、本日は絶好の観光日和であります。
束の間の洋上クルーズを楽しんで、いざ九州上陸!
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門司港レトロ散策
門司港に到着。
下関よりもさらに空がゆったり広く感じられます。
下船してモジモジ歩くこと数分、木造の素敵な洋風建築が見えてきましたよ。
旧門司三井倶楽部
旧門司三井倶楽部に到着。
かの巨大企業、三井物産さんの社交倶楽部として1921年完成、1990年解体・移築されてきたそう。
ここにはかの博士 of 博士、アルベルト・アインシュタインさんがお泊りになられたそうで。
当時の部屋がメモリアルルームとして復元されており見ごたえ抜群。
博士の直筆サイン「AE」がなんともかわヨ。
旧門司税関
風吹きすさぶ親水広場を回り込むようにトホトホ歩いて辿り着いたのは旧門司税関。
これまた無条件に郷愁を誘う赤レンガの外観。
1912年完成後15年使われただけで民間払い下げ。
1945年の空襲で屋根焼失、倉庫として使われた後に1991年から4年かけて修復・復元。
そんな悲哀を秘めつつも、内部はあら素敵。
赤レンガ壁、木造軸組み屋根、陽光射し込む大窓。
展示スペースには溢れんばかりのアート作品。
いやぁ癒されます。
その他諸々
この調子で紹介していると紙幅がいくらあっても足りぬ。誠に申し訳ないがここからは駆け足で。
またまた無条件に郷愁を誘う赤レンガの外観。
門司港レトロとは言い得て妙ですな。ホレました。
お次、和風民家が洋館にへばり付く! かわヨ。
なんと先刻訪問の旧門司三井倶楽部の裏側でした。
名残惜しいですが、JR門司港駅の堂々たる駅舎を横目に九州鉄道記念館駅に向かいます。
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関門海峡越え
門司観光を終え、帰りは船ではなく汽車・徒歩・バスで下関に戻ります。
ん? 徒歩? ドユコト? まぁそう焦りなさんな。
まずは門司港レトロ観光列車「潮風号」に揺られること10分ほど、関門海峡めかり駅に向かいます。
タイムラプスのさらに2倍速なので、くれぐれも汽車酔いせぬようご視聴ください。
関門橋のたもとに到着。
当たり前ですが目の前は関門海峡。海です。
対岸下関では強面「火の山」が睨みを利かせます。

さっき「徒歩」って言ったな
出エジプト記よろしく海がパックリ割れて道でもできるんか? お前はモーゼ気取りか?

(ウザっ・・・)
ハイハイ歩いて渡りますよ~
武士に二言はありませぬ
ただし海の底をな。
ここは知る人ぞ知る海底通路「関門トンネル人道」
こんな大それたものを戦後間もない昭和33年に作ってしまうとは日本の土木技術ドユコト~!?
まずはエレベーターで地下60mまで潜航、じゃないな、普通に降下します。
すると海の底とは思えない普通のトンネル出現。
ちゃんと
⇑
下
関
って書いてあるし、信用して進みましょう。
果たして我々ポンコツ夫婦、無事に関門海峡を歩いて渡り下関に帰還することはできるのか!?
(いや、できるやろ・・・)
次回いよいよ最終回。
刮目して待て!
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