ザガインに散った大日本帝国軍人~信心深い仏教国ミャンマーの旅⑦

海外の旅
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2025年3月28日ミャンマー中部で発生したマグニチュード7.7の大地震。

犠牲になられた方々へのお悔やみと被害を被られた方々へのお見舞いを心より申し上げます。

本日は10年ほど前に仕事でミャンマーを2度にわたって訪れたよき思い出を振り返ります。

会う人会う人みなさん純粋で優しくて笑顔が絶えず素敵でした。

この記事が少しでも愛すべき国ミャンマーへの応援になればと願います。

201612の訪問は前回と真逆、乾季の5日間。

兵どもが夢のあと

3日目の朝、ヤンゴン

本日はここから南東に約20kmのところに位置するティラワ経済特区視察

ミャンマー初の経済特区で日本が官民合わせて49%を出資する工業団地です。

2013年に開発開始、訪問した2016年末時点では広大な敷地のあちこちで工場の建設工事が進行中。


何もねぇ~!
敷地は広大でも視察にかこつけた観光の余地なし。

帰ろう。とその前に。
現状どうなってんのよ?

みなさまの声にお応えするNHK様に訊きました。

ビジネス特集「クーデターで状況は一転 日本の企業がそれでも現地に残る理由」に詳しいとのこと。

日頃は首を傾げる内容が多いものの本記事は秀逸。
(個人の感想です)

案の定2021年クーデターを機に苦境に陥ります。

政治に首を突っ込む気はありませんが、この地でしっかり外貨を稼いで被災国民の救済や復興事業に役立てた方がよろしいかと存じますよ軍事政権さん。

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旅は出会いと別れ

ヤンゴン市内に戻る途中で昼食タイム。

たまたま通りかかっただけの何の変哲もない道端食堂のように見えてなかなかどうして。

カレー的な総菜の数々やチャーハン的なご飯、いずれも満足のお味でしたのよさ。


ここで残念なお知らせです。

本ブログ読者のおじさんたちの目を釘付けにしていたであろうUNLさんが一足先に出国。

才媛ゆえに世界各地で引っ張りだこ。知らんけど。

空港への道中にある中華レストランで送別会です。


ローストダックが有名で美味しいらしい。確かに。

鴨のベスト調理法は鉄板焼きか鍋か論争に新たなライバル出現の予感!

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先人への尊崇の念

4日目の朝。

ヤンゴンを発ち、中部に位置する第2の都市マンダレーにプロペラ機で向かいます。

この国はお坊さんがとても身近なのが印象的。
そりゃぁ飛行機にも乗りますわね。

どこぞの生臭坊主の移動手段はポルシェとラッタッタ(死語)が定番ですが。知らんけど。

朝8時半に到着。どこ行くの?観光でしょ!

エーヤワディー川を挟んで西の対岸ザガインへ。

さて、朝ですがザガイン・ヒルに登ります。

頂上から眺める景色は緑に溢れて何とも清々しい。

ところで国を南北に縦断する巨大断層名称はこの街に由来します。

2025年の大地震でどれほどの被害を受けたのかと思うと胸が痛みます。

ここには大東亜戦争でこの地に散った我らが先人を慰霊するJapan Pagodaが存在します。

いろんな意見があるでしょうが、私はイギリス軍を鬼畜駆逐してビルマ独立をもたらした誇り高き戦いだったと信じています。


もはや視察と言い繕うことさえ放棄。

午前の観光を終えてマンダレーの街に向かいます。

何しに?それはまた次回。

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