2025年3月28日にミャンマー中部で発生したマグニチュード7.7の大地震。
犠牲になられた方々へのお悔やみと被害を被られた方々へのお見舞いを心より申し上げます。
本日は10年ほど前に仕事でミャンマーを2度にわたって訪れたよき思い出を振り返ります。
会う人会う人みなさん純粋で優しくて笑顔が絶えず素敵でした。
この記事が少しでも愛すべき国ミャンマーへの応援になればと願います。
まずは2014年7月、雨季真っただ中の5日間の旅。
国の玄関ヤンゴン上陸
成田発のANA直行便で夕方4時前にヤンゴン到着。
昭和生まれには「ビルマの首都ラングーン」の方がシックリくるのですが、年寄りの戯言ですかね。
到着早々?なメッセージ。
“HAPPY MYANMAR NEW YEAR“
ミャンマーのお正月って7月末なん?
入国審査に並ぶ間にググってみたところ2014年の正月は4月13~16日。
3か月以上経ってもまだ掲示されているとは、なんとものんびりした国民性ですね笑。
無事に入国して空港の外で現地駐在の先輩社員のお迎えを待ちます。
この旅で度々ご登場頂くことになりそうな先輩。
個人情報保護などありますので、ここでは仮の名をOSKさんとしておきます。
雨季の南国風物詩スコールとあり得へん湿気。
不快指数MAXやん。帰ろっかな・・・
豊富な海外の旅の経験を誇るw私ですが、実はアジアの方はこれが初めて。
初体験が知られざる神秘の国ミャンマーというのはいささかハードルが高い。
食事は口に合う?お酒は飲める?ホテルは清潔?
お答えしよう!全て無問題であると。
アジアン屋台な情緒溢れるお食事処の料理は美味!
そのまんまな名前のミャンマービールは高温多湿な国ならではの喉越しスッキリ爽やかラガー。
ホテルの部屋に置いてあったカット・フルーツに手を出す勇気はありませんでが、食と住のクオリティが確保されまずは一安心。
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マンダレーで観光三昧
翌朝4時半にホテルをチェックアウトして空港へ。
もう帰国?違います。
中部に位置する第2の都市マンダレーに向かいます。
アテンドしてくれるのはOSKさんに加え、海外経験豊富で豪胆な先輩社員YMGさん、そしてヤンゴンに生まれ育ったかわヨい現地スタッフSWZさん。
ゴールデン航空?で朝7時半にマンダレー空港到着。
仕事は午後からだというのに朝っぱらから何の用?
「地球の歩き方」を小脇に抱えたOSKさんの粋な計らいで、否、ご本人の希望でもちろん観光です。
チャーター車に乗り込み4人の珍道中がスタート。
なんちゃら湖
まず向かうはなんちゃら湖。
ふざけている訳ではなくて字が読めないのですよ。
丸っこくてかわヨいビルマ文字に導かれて湖に架かる木造の細長~いウーベイン橋を渡ります。
向こう岸まで1kmあまり続く橋を渡り切っても出迎えの車はいないので途中で引き返します。
それにしても何かなあのテーマパーク的な建物は。
さて、マンダレー市街に向かう途中で朝食タイム。
朝から揚げ物オンパレードの食卓で主役を張るのは胃に優しい米粉ヌードル。
メインの具はナマズですが泥臭さは感じません。
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シュエナンドー僧院
19世紀末に鬼畜イギリスに征服されるまで、マンダレーは最後の王都として栄えた街。
かつての王宮を取り囲むように見ごたえ満点の寺院が点在します。
まずはシュエナンドー僧院へ。
チーク材に繊細な彫刻が施された圧倒的な外観に圧倒されます。シブいゼ。
寺院はどこも土足厳禁につき、裸足になって中へ。
この後に訪れる寺院は金ピカに赤に白にと派手なものが多く、ココはかろうじて日本のお寺と近しいものを感じられたかなぁ。
仏教寺院といってもその個性はさまざまですね。
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クトードー・パゴダ
パゴダ(Pagoda)とは仏塔のこと。
お釈迦様の住む家であり、パゴダを建てることはミャンマーの人にとって人生最大の功徳。
功徳を積むことで幸せな輪廻転生(来世への生まれ変わり)が得られるそうです。
そんな訳でこの寺院、凄まじい数のパゴダが建ち並んでいます。
白いパゴダが果てしなく続く光景は圧巻の美しさ。
(ほんの少し狂気さえ感じる。)
色も何もかも全然違うけど、京都・伏見稲荷大社の千本鳥居と近しいものを感じられるかなぁ。
この先、寺院を訪れる度に強烈な違和感を覚えることになるのが仏様の後ろで燦然と輝くLEDライト。
そんな目も眩む後光との記念すべき初対面👆
場違いな最新技術にWhy Myanmar people!?
生粋ミャンマー人SWZさんに訊くも釈然とせず。
仏教寺院といってもその個性はさまざまですね。
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マンダレー旧王宮
観光のトリを飾るのは1辺の長さ約3km、お濠と城壁に囲まれた正方形の旧王宮。
しかし、どこか淋し気な雰囲気が漂います。
かつての栄華はどちらへ?
豪華だった王宮👇は第2次世界大戦の空爆で完全焼失、1990年に建物の一部のみ再建されました。
道理で哀愁が漂う訳ですよ。
いったい誰がこんな血も涙もない仕打ちを?
どうやら鬼畜イギリスらしいですゼ。
かつて7つの海を支配して今も偉そうに世界の正義漢ヅラしてますが、その愚行の数々には悪魔の所業に近しいものを感じずにいられないかなぁ。
そろそろ仕事しますか
タップリ観光を楽しんだのでそろそろ帰りますか。
ヴァカもん!君はいったい何しに来たんだ?という訳でそろそろ仕事に向かいます。
いよいよ次回、これまでヴェールに包まれていたてにをはの本業が明らかに!?
正直、興味ないでしょ?
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