草間彌生・安藤忠雄・李禹煥・杉本博司~現代アートの聖地・直島の旅①

日本紀行
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うどんの食1つ取っても深遠であるからにして魅力溢れる土地に違いない。

そんな期待に胸膨らませ行ってきましたうどん県。(旧香川県

新幹線~在来線~フェリーと乗り継いで東京から約6時間の長旅の末に辿り着きます。

誰が名付けた「現代アートの聖地」。
ここは直島瀬戸内海に浮かぶ美しき島。

2021年8月
行く先々ドン曇りか雨のポンコツ夫婦にしては珍しく、快晴に恵まれた2日間の旅をルックバック。

SANAAと草間彌生の絶妙なお出迎え

直島玄関口の1つ宮浦港に到着。

さすが現代アートの聖地
現代建築の雌雄SANAA設計の海の駅が待ち構え、建築好きの心をコチョコチョくすぐります。

細いほっそい柱・薄いうっすい屋根・ガラスがっらす壁と三拍子揃った存在の感じられない軽さは典型的なSANAA節。

埠頭には真夏の快晴の下ウッカリ座るとお尻が大惨事になりそうなベンチ。

その向こうにはみんな大好き芸術家草間彌生さんの血便赤いウミウシかぼちゃが鎮座。

ベネッセハウスの巡回バスで宿泊先に向かいます。

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安藤忠雄と李禹煥の絶壁なお出迎え

時刻はお昼1時前。
チェックインには早いので荷物預けてアート巡り。

再び巡回バスに乗り真っ先に向かうは地中美術館
今や世界の巨匠建築家安藤忠雄さんの設計です。

そのまんまな名前が示す通り、ほぼ地中に埋まっていて「外観」が存在しない建物。

入館しても撮影OKな場所は限られるため”映え”ないったらありゃしない。

てな訳でコンクリート壁の写真ばかりのアーカイブから何枚かどーぞ。


またも巡回バスに乗り次に向かうは李禹煥美術館
これまた闘う建築家安藤忠雄さんの設計です。

そのまんまな名前が示す通り、美術家李禹煥(リ・ウファン)さんの作品のためだけの建物。

地中に埋まってこそいませんが、地上に見えるのは立体迷路の如きコンクリート壁のみ。

てな訳で私の所蔵にしては珍しく青空が映えるBlue in Grayなアーカイブから何枚かどーぞ。


時刻はお昼3時過ぎ。
ベネッセハウスに戻ってきました。

清水の舞台から飛び降りる気で予約した部屋は小高い丘の上にある僅か6室のうちの1つ。

宿泊者専用モノレールで行き来する特別感ったら!

もちろん御大建築家安藤忠雄さん設計の建物です。
モノレールも設計したかどうかは知らんけど。

ご関心あらば別記事「ベネッセハウス オーバル|安藤忠雄の丘の上ホテル~建築徘徊52」もどうぞ。

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杉本博司と瀬戸内海の絶景なお出迎え

時刻は夕方6時過ぎ。
瀬戸内海を望むテラスレストランに向かいます。

ベネッセハウスの敷地内には現代アートやかっこヨい建築、美しい景色がお宝のようにザックザク。

夕食に向かう道すがらも楽しませてくれます。

写真家/芸術家杉本博司さん作硝子の茶室『聞鳥庵』はそのまんまな名前が示す通り、スケスケ茶室。

なお『 』内はもんどりあんと読むそうですゼ、エイドリア~ン!

ここでお茶を頂いても外からジロジロ見られて落ち着かんやろうなぁ・・・なぁんて凡人の発想を超越するのがアートたる所以。知らんけど。




夕食は瀬戸内海を眼前にしてのおフランス料理。

地中海を望む南仏のイメージかな。知らんけど。



宿泊者はミュージアム夜11時まで徘徊OKとのことで、夕食後はリアルナイトミュージアム

が、その話はまた次回。

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