30年余り同じ会社に勤め続けていると、いわゆる「タコツボ」にはまって気付きにくいことが多々あります。
普段当たり前と感じたり行動したりしていることが、世間から見ると世にも奇妙な慣習なのですね。
会社勤めのみなさん、社内メールに過剰なあいさつや敬語は飛び交っていますか?
弊社ではブンブン飛んでます。これって変ですか?
その効能は、腰の低い誠実な人と思ってもらえること、テンプレート化してコピペで使い回せること、など。
お世話になります
私の上司の上司の上司、KYON2より強そうなJOSHI3からのメール。
「てにをは様 お世話になります。」
(この後、ユウウツな指示が続く)
いや、お世話した覚えありませんけど。
気になってJOSHI3からの過去メールを見返したら全てにお世話になりますがいらっしゃいました。
要は相手が一兵卒だろうと足軽だろうと単に手クセで書いているだけですね。
身分(!)の上下に関係なく社内メールにお世話になりますを書く人が結構な頻度でいます。
私は「身内やのにヨソヨソしいなぁ」と感じるのですが、「親しき中にも礼儀あり」ってこと?
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お疲れ様です
朝の仕事はまずメールのチェック。
新しいものから順に過去に遡っていきます。
今朝届いたばかりの同僚からのお便り。
「てにをは様 お疲れ様です。」
(この後、ユウウツな依頼が続く)
いや、朝一番なんでまだ疲れてないけど。
気になって彼からの過去メールを見返したら全てにお疲れ様ですがいらっしゃいました。
要は時間が何時だろうと単に手クセで書いているだけですね。
サラリーマンっていつも朝っぱらから疲れているべき人種なんかな。
私は毎朝の始業時間前にはブログに何を書こうかとワクワクしてるんですけどね。
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お忙しいところ恐縮です
いつも二言目には「サラリーマンとして・サラリーマンらしく」(従え?)と言ってくる上司。
メールの末尾には必ず「お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いします。」が添えられています。
いや、恐縮すんなや。ホンマは思ってないやろ。
気になって上司からの過去メールを見返したら全てにお忙しいところと恐縮のコンボがいらっしゃいました。
要は相手が部下だろうと末端だろうと単に手クセで書いているだけですね。
恐縮するならカネをくれ。
♬忙しいのは~アナタのせいよぉ~♬ってね。
こんなこと思ってる部下がいたらあなたどうです?
私はイヤです笑
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おわりに
会社勤めのみなさん、御社では社内メールに過剰なあいさつや敬語が飛び交っていますか?
日本の会社はどこもやっていると思うのですが、実際のところどうなんでしょうか。
少なくとも性格がひねくれたヤサグレ会社員の私には世にも奇妙な慣習に映ります。
まあ結果的に多くの人にとって社内の人間関係が円滑にいくのであれば、それはそれで意義ある慣習なんちゃう?
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