日本の建築

建築徘徊

十和田市現代美術館|西沢立衛の建築とアートの融合~建築徘徊25

2020年夏。青森旅行の目的の1つ、現代建築と現代アートが一体となった展示が評判の十和田市現代美術館を訪問。弘前市出身の奈良美智さんをはじめとする様々な作家の作品が、それぞれ専用に設計された展示棟と一体になっているらしいのです。どんなことに...
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弘前れんが倉庫美術館|記憶を未来に継承する田根剛~建築徘徊24

これまでご紹介してきた建築家の中で飛び抜けて若い方の登場です。田根剛さんは40代半ば。不惑を超えると世間一般には若手とは言い難いですが、こと建築家に限るとまだまだ「ひよっこ」です。90代で現役バリバリなんて方もたくさんいらっしゃる/いらっし...
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東京国立博物館 法隆寺宝物館|谷口吉生ルーバー建築~建築徘徊23

本日は秋晴れに恵まれたスポーツの日。そこをあえて美術・芸術鑑賞に出かける天邪鬼の私です。上野恩賜公園の一画に広大な敷地を擁して建ち誇る東京国立博物館に行ってきました。目的はもちろん谷口吉生さん設計の法隆寺宝物館。訪問記JR上野駅に降り立つと...
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頭大仏|大仏拝観に特化した安藤忠雄の純回廊建築~建築徘徊22

光の教会、水の教会とくれば、次は頭大仏(あたまだいぶつ)っしょ。「なんでやね~ん、風の教会を紹介せんかいっ!」とお怒りの安藤忠雄ファンのあなた、どーもすみません。だって未訪問なんだもん。シリーズ建築徘徊、最近キリスト教系が多いのでここらで仏...
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水の教会|バブル経済崩壊を予見した安藤忠雄の慧眼~建築徘徊21

光の教会に続いてご紹介するのは水の教会。これまた世界の巨匠安藤忠雄さん初期の代表作の1つです。建物名から推測するに予算不足で屋根がなくて、訪問時に雨が降らぬよう神にお祈りする青空教会なのですかね。とにかく行ってみましょう。訪問記目的の建物は...
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光の教会|安藤忠雄の信念に応えた関係者団結の賜物~建築徘徊20

このお方、当ブログに何度もご登場済みですが建物を単独で紹介するのは今回が初めて。満を持して世界の巨匠安藤忠雄さんの登場です。初めての訪問は30年近くも前の1995年、以来これまで計3度にわたり毎回違う場所を訪ねてきました。ドユコト?移動建築...
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すみだ北斎美術館|妹島和世の変形ロボ下町に出現!~建築徘徊18

北斎って誰や。葛飾北斎、言わずと知れた江戸時代後期の浮世絵師ですね。当時にしては長生きで、88歳で亡くなるまでに何度も名を変え、画号を変え、転居を繰り返した変人として知られます。なんでも生涯で90回以上も引越ししたらしいですが、そのほとんど...
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Birch Moss Chapel|隈研吾お得意の消える建築~建築徘徊17

軽井沢千住博美術館の次はレンタサイクルで軽井沢ニューアートミュージアムに移動。ここの庭に隈研吾さん設計のBirch Moss Chapel(風通る白樺と苔の森のチャペル)があり、毎日3回(11時/13時/15時)一般公開されます。西沢立衛さ...
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軽井沢千住博美術館|西沢立衛設計の境界消失建物~建築徘徊16

千住博って誰や。代表作の「WATER FALL」が1995年にヴェネツィア・ビエンナーレで名誉賞を受賞した日本の画家です。彼の作品だけを展示するぜいたくな美術館を訪ねて日帰りで軽井沢に行ってきました。この美術館、写真家(!?)泣かせの建物で...
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海のギャラリー|林雅子設計の海底できらめく宝石箱~建築徘徊15

雄大な太平洋はもうすぐ目の前。高知県の足摺岬にほど近い「海のギャラリー」をはるばる訪ねてきました。半端なく遠いよ。訪問記あいにくのドン曇り。広大な緑地公園の一角にひっそりと佇む貝の博物館。1966年の竣工ですから私よりも年上。まずは建物の周...
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鈴木大拙館|谷口吉生の設計による静謐な思索の空間~建築徘徊12

鈴木大拙って誰や。明治生まれ、金沢出身の仏教哲学者・文学博士だそうです。恥ずかしながら不肖私まったく存じ上げておりませんでしたが、そんな私でも大いなる安らぎを得ることのできる記念館。訪問記金沢市の中心街。目指す建物は金沢城や兼六園、あの金沢...
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多治見市モザイクタイルミュージアム|異才・藤森照信~建築徘徊11

「帝国ホテル建築物語」を読みました。20世紀3大巨匠の一人と謳われる建築家フランク・ロイド・ライトが日本に遺した傑作。その計画から竣工に至る過程で繰り広げられたロマン溢れる熱い熱い男たちの物語です。あまりに面白くて一気に読了。興奮冷めやらず...
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