神社仏閣を訪れて心が安らぐようになったのは不惑を超えてからでしょうか。
日本人ならば死ぬまでに一度は訪れたいと思うであろう二大巨頭、伊勢神宮と出雲大社。
それぞれ2021年の夏と冬に参拝してきました。
まずは伊勢神宮から。
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小雨降る中を内宮へ
外宮参拝翌日の朝6時。
早起きして内宮に向かいます。
正式には皇大神宮(こうたいじんぐう)、日本神道における最高神の天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る神聖な場所。
ホテルを出て歩くこと10分、五十鈴川に架かる宇治橋に到着。
2016年の伊勢志摩サミットで安倍総理(当時)がオバマ米大統領(当時)をはじめ各国首脳をお出迎えしたシーンがとっても印象に残る美しい橋です。
早朝で人影もまばらな参道をグングン進み、いちばん奥にある正宮へ。
石段から先は撮影禁止です。ご注意を。
雨に濡れる正宮には清々しい空気が漂います。
この美しい国に生まれたことをただただ感謝しながら参拝します。
続いて、決して踏んではならぬ踏まぬ石のある石段を通って荒祭宮(あらまつりのみや)へ。
こちらでお祀りするのは天照大御神の荒御魂(あらみたま)。
荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂だそうです。
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そして土砂降りの雨
雨が激しくなってきました。
急ぎ足で風日祈宮橋を渡って風日祈宮(かざひのみや)へ。
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の御子神である級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)を祀る別宮。
風を司る神様で、日本人なら誰もが知るあの「元寇」の際に神風を起こして日本をお守りくださったご功績により祀られることになったそうです。
それにしても写真に雨粒がハッキリ写るほどのスゴい雨。
風がないだけマシですが、まさか私たちポンコツ夫婦を追い返そうとなさっているのか⁉
神の怒りに触れるような振る舞いをした覚えはないのですが・・・
そんな訳でとっても名残惜しいものの、大雨には勝てず足早に参道を引き返します。
再び宇治橋を渡って下界に戻ります。
小雨模様に変わりましたが、おはらい町・おかげ横丁のお店はまだ開いていませんのでそそくさと退散。
さすがのスターバックスも日本国の神域そばではシックな色合いで落ち着きある佇まいをしています。
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伊勢神宮再訪の誓い
死ぬ前にお伊勢さん参りができて本当によかった。
外宮の日除橋、内宮の五十鈴橋を渡って境内に足を踏み入れたときの心が凛とするような感覚。
まごうことなき神域でした。
惜しむらくは天候ですが、こればかりはどうしようもありません。
機会があれば是非また訪れたいですね。
いや、必ず再訪します。
せっかくなら次回の式年遷宮がクライマックスを迎える2033年。
それまでがんばって長生きしようっと。
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