あなたの周りにもいますか?
酩酊すると人格が豹変し、翌日にはそのときの言動を何も覚えていない人。
つい先日、そんな人に遭遇しました。
はい、本日の話はホラーです。
心臓の弱い方やよい子のみんな、悪いことは言いません。
この先読み進めるべからず。
最初にお断りしておきますが、彼を悪く言ったり批判するつもりは毛頭ありません。
「いろんな人がいるなぁ。興味深いなぁ」というただの人間観察に過ぎないことをご理解くださいね。
狂ゥさらりぃまん 平身低頭
本日の主役と出会ったのは2024年2月。
てにをは日記「終の棲家」の熱心な読者諸兄(いるのか?)ならよくご存じの通り、空き家となっていた大阪の実家を処分することになりました。
彼はその買主を探してくれる不動産屋の営業さん。
個人情報保護などありますので、ここでは仮の名を「ぽんこつ」さんとしておきます。
歳の頃おいくつくらいなんでしょうか。30代後半?
腰が低くていつもペコペコしていて「すいませ~ん・・・」が口癖。
いやそんなに謝らんでも。どうせ思ってないやろ?
肝心の仕事っぷりですが、真面目に愚直にコツコツとやるべきことをこなすのでまあ安心して任せられます。
ただし自分の考えを整理して言葉で表現するのが苦手なようで、意思の疎通には苦労しますが。
しょっちゅう会社の代表に怒鳴りつけられ、反論どころか委縮するばかりのカワイソウなお人。
私の妄想が爆発します。
ぽんこつさんってきっとこんな👇人。
なにやら哀愁が漂いますが、どっこいコヤツ曲者でした。
ある日突然の大豹変。
【PR】
サイコ [Blu-ray](Amazonで購入)
狂ゥさらりぃまん 本性現る
2024年10月末。
家屋解体、確定測量など全ての処置・手続きを終え、いよいよ土地引き渡しの日となりました。
9か月に及んだぽんこつさんとのお付き合いも今日まで。
ささやかな手土産とともにこれまでのご尽力に感謝の弁を述べてお別れします。
新幹線に飛び乗り東京にとんぼ返り。
車中で大事なことを1つ忘れていたのを思い出します。
さあてお立合い。
とその前にもう一度警告しますよ。
心臓の弱い方やよい子のみんな、悪いことは言いません。
この先読み進めるべからず。
では、ぽんこつさんとのショートメール(SMS)のやり取りをご覧あれ。
別途メールで送ったのは、市役所から送られてきた令和5年度の納税通知書の写真。
これまでぽんこつさん、何度も私の言わんとすることを勘違いしてピンボケ対応をしてきた前科があります。
そこで心配性の私は「この写真に写っている書類の令和6年度版やで」と念押しをした訳です。
翌朝ケータイでSMSをチェックして我が目を疑いました。
「あたおか」ってなんや?
私の知る限りは「頭がおかしい」の略語。
もしかして「ヤバい」みたいに正反対の意味に使われたりすることもあるのでしょうか?
いつもお世話になるWikipediaさんに訊いたところ、芸人江頭2:50がヒット。
該当箇所を引用します。
【豆知識】あたおか
江頭は動画の視聴者を「頭のおかしいお前ら」と呼んでいる。
「あたおか」という略称が用いられることもあり、視聴者もこの呼び名を受け入れて自称している。
やはり人を侮辱、罵倒することばのようです。
曲がりなりにも顧客の私にこんなSMSを送ってくるとは・・・
確かに時には厳しいことも言ったし無茶なお願いもしましたが、あくまで契約を交わした上でのビジネスの一環。
仲介手数料もきっちり満額お支払いしました。
私のこと、ずっと根に持ってたんかな・・・?
実はぽんこつさんの正体たるやこんな👇感じに違いありません。
【PR】
「あたおか」Tシャツ(Amazonで購入)
狂ゥさらりぃまん 心神喪失
普段は温厚な私ですが、理不尽なことを言われると瞬時に戦闘モードに切り替わってめんどくさい人になります。
しかし、待てど暮らせどぽんこつさんからの連絡がありません。イラッ!
普段からぽんこつさんと仕事上のつきあいがある義妹に連絡して「私が激怒しているからASAP電話するよう」伝えてもらいます。
なんでもぽんこつさん、夜中にケータイが壊れたとかなんとか義妹にLINEで意味不明の供述を繰り返している模様。
一向に私に連絡してくる気配がありません。イライラッ!
ようやく普段とは違う番号から電話がかかって来たのは昼2時半頃。
SMSに「あたおか」の文字を発見してから実に7時間が経過しています。
ここから先は聞くに堪えない私の怒声となりますので以下割愛。
シドロモドロ意味不明の供述をどうにか整理すると、ぽんこつさんの言い分は次の通り。
- 私の22時頃のSMSは飲み会で酒を呑んでいるときに見た
- 自分の0時半のSMSは記憶にない「私が送ったんでしょうか・・・」だと?
- ケータイが壊れたため私の朝7時半のSMSは見ていない
ツッコミどころ満載ですが、もう疲れました。
要はお酒を呑むと歯止めが利かなくなり人格豹変。
普段の気の弱い人格が影を潜め、抑圧されていた本性むき出しの凶暴な野獣人格が現れて暴言を吐き自分のケータイを叩き壊す、と。
朝目覚めると夜中の乱暴狼藉はどこへやら、いつもの人格に戻り自分の言動は何も覚えていない、と。
ぽんこつさんの正体たるやこんな👇感じのいわゆる二重人格に違いありません。
怖いよう。
小説や映画の中だけの話だと思っていましたが、実在するのですね。
このレベルの逸材には50年以上生きてきて初めて遭遇しました。
『未知との遭遇』ありゃぁ宇宙人か。
この度、ぽんこつさんには大変貴重な経験をさせて頂き誠に感謝する次第であります。
どうかお元気で!(もう私には関わらないでね。)
【PR】
新訳 ジキル博士とハイド氏 スティーヴンソン 著(Amazonで購入)
コメント