流鏑馬(やぶさめ)見学記~鎌倉時代より伝わる小笠原流弓馬術

日常生活
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Oh! 江戸東京まつり」というイベントの存在を知ったのはほんの数日前。

近所の公園で流鏑馬やぶさめ)の実演が行われるとのことで、興味津々見学に行ってきました。

児童公園が急遽会場に

近所の公園、長い長い改修工事を経て1年ほど前にゆるやかな水路が新設されました。

いつも子どもたちが水遊びに興じる微笑ましい光景が見られる狭いながらもよい公園です。

ところが数日前にまた工事が始まり、せっかくの水路を潰して土路?ができています。

不審に思って周囲を探索すると、小さな文字で控えめに「流鏑馬」実演のための仮設であるとの案内を発見。

イベントホームページによると観覧席1人2,000円無料観覧席有り)とのことで、よく分からんけど妻と2人分を支払って申し込みます。

会場に行ってみると、有料席は馬場のすぐ側にパイプ椅子を並べてあり、無料席はロープで仕切られたその後ろで立ち見という構成。納得。

すぐ背後にすべり台などの遊具が見えるシュールな会場にお馬さんたちご入場です。

小笠原流の弓馬術礼法

鎌倉時代から代々の将軍に武士の技を指南してきたという小笠原流 三十一世 宗家小笠原清忠氏が自らご解説、すかさず英語通訳が入ります。

三十一世ですってよ、奥さん!

北斗宗家の第64代ケンシロウには敵いませんが、ルパン三世バビル2世もビックリの格式ある家柄。

見せてもらおうか、古来より伝わる小笠原流の奥義とやらを!

とその前に、礼法なので格式高いあいさつの儀式がいろいろと繰り広げられます。

いよいよ実演!
華麗なる技をどうぞご覧ください。

本来なら馬場の長さ240m、3つ並べた的を次々に射ていくそうです。

なにぶんここは狭い児童公園なので長さ80mしか取れず、残念ながら的は1つだけ。

それでも十分な迫力です。

百発百中ではないところも逆にリアルでよいですね。

小笠原流三十二世登場

三十一世清忠氏ご自身まだまだお若いですが、ここで将来の三十二世となるであろうご子息登場。

現在、乗馬の練習中とのことです。

会場からはいっせいに「かわいい~!」の黄色い声。

なんとも凛々しくカッコよい男の子です。
頼もしい。

流鏑馬の実演を終えて

その後も様々に趣向を変えて演目が続きますが、少し距離があって違いはよく分からず。

しかし何度見ても矢が的に当たって割れるとスッキリ爽快感を味わうことができます。

ちょうど1時間ほどの実演を終えると、格式高い礼法ゆえみなさま深々とお辞儀をして颯爽と去って行かれました。

なかなかの迫力でとても楽しめました。

私も流鏑馬やってみたい。

なんでも今どきはインターネット申し込みで入門できちゃったりするらしいですぜ、ダンナ!

ここで「よくある質問」から引用。

てにをは

流鏑馬をやられている方達はどのような方々なのでしょうか?

小笠原サン

弓に興味のある方、乗馬をしておられていた方、またまったく初めてで流鏑馬を見て感動したからという方も居られます。
出来れば小学生位から始めるのが一番上達いたします。

どうやら50代のオッサンには無理っぽいですね。

馬に乗ったこともなければ、最後に弓矢を射たのは20年以上も前。
しかも的にカスりもしなかった💦

そんな訳で流鏑馬小説を読んで楽しむ程度に留めておきます。

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