ビジネス用語の基礎知識⑧ アサイン, テレワーク, トップダウン他

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長い間サラリーマンをやっていると、謎のカタカナ語アルファベット語に遭遇することが多々あります。

私は日本語が大好きなので、これらの言葉を聞くと何とも居心地が悪くなります。

中には正しい意味を知らずに雰囲気で使っているだけの人もいるので、いくつか意味を整理しておきましょう。

【注】ジョークです。くれぐれも真に受けて怒らないでくださいね。

アサイン

になると「会社に行きたくないよぅ~」と憂鬱になる陰キャ

ただしビジネスパーソンなら誰しも多かれ少なかれ鬱ながあって当然であり、同情の意味合いを込めて好意的に使われることが一般的

特にクダラナイ会議の議事録係を割り当てられたり、高圧的な顧客のアテンド任命された場合などは出社したくないのが人情というもの

エンゲージメント

園芸地面と」をカッコよくカタカナ表記したもので、愛着思い入れなどのこと

園芸とは野菜、果物、庭木などの栽培またはそのための技術であり、盆栽、鉢植えなどの一部例外を除き地面との親和性が高いことは言わずもがな

すなわち園芸愛好家と地面と相思相愛の仲であり、ここから転じてビジネスでは従業員の会社に対する忠誠心を測る尺度として悪用されるようになった

テレワーク

照れながらワークする(働く)こと

無線LAN環境やクラウド技術の充実に伴い、自宅やカフェなどオフィス外の遠隔地での勤務が一般化している

必然的に会議はオンラインで行われるが、PC画面に自身の顔が映ることを気恥ずかしく感じるビジネスパーソンは多く、大抵の場合カメラはオフのままである

ところが自身の顔に自信があるのか、PC画面いっぱいに顔を映しつつ部下にカメラ・オンを強要する上司が後を絶たず、部下としてはシブシブ従わざるを得ない

「こんな顔を映しちゃっていいのかしら?」なんぞと自意識過剰気味に照れ笑いを浮かべつつ会議に参加するビジネスパーソンの微笑ましくもおぞましい姿が日夜そこらじゅうで目撃されている

トップダウン

企業トップCxO(CなんちゃらO)が過労・心労で倒れること

物言う株主の執拗な嫌がらせや海外企業からの敵対的買収工作に晒される企業経営者が心身ともに疲れ果て、強いリーダーシップで従業員に指示を出す経営を全うする夢破れて引退の末路を辿る悲劇を一言で表したもの

対義語はボトムアップ

ボトムアップ

企業末端のヒラ社員がようやくやる気を出すこと

普段ノホホンとしているポンコツ社員どもがCxO倒れるの報を聞いて初めて「現場の俺たち私たちが会社をどげんかせんといかん!」と奮い立ち気勢を上げる喜劇を一言で表したもの

対義語はトップダウン

リジェネラティブ

20世紀末に一世を風靡した「ねるじぇら」の後継品となるアイスクリーム

当時のイタ飯ブームのさなか、ジェラートをスプーンでよく練り混ぜることでトルコアイスのような粘りが出るねるじぇらは大ヒット

味を占めた某食品企業がねるじぇら再生させ事業を活性化社員や客を幸福で前向きな気分にすることを狙った二匹目のドジョウ商品

ねるじぇらは練り混ぜたあとすぐに食べる必要があったが、リジェネラティブは最新の食品加工技術を駆使し、練り混ぜても溶けにくくしばらく放置すれば元の状態に再生させることが可能となった

「何度でもねるねるじぇらじぇらできて幸せ」と客の評判は上々のようである

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