2024年夏。
北の大地、北海道。
湿気が少なく涼やかな気候、どこまでも広がる抜けるような青空。
私たちポンコツ夫婦のそんな期待は見事に裏切られました。
6日間ほぼ曇天・雨天の道央・道南クルマ旅の記録をお届けします。
天気が悪いなりに北海道を楽しむヒントになりましたら幸いです。
モエレ沼公園
最終6日目。
もはや疑いを持たず、なんなら期待までして目覚めた朝、やはり空はドン曇り。
午前中は札幌郊外のモエレ沼公園に向かいます。
日系アメリカ人彫刻家イサム・ノグチが基本設計を手掛けた広大な公園。
あまりに広いのでレンタサイクルで巡ります。
お目当てはガラスのピラミッド(竣工2003年)。
5年前に訪れたパリのルーブル・ピラミッド(竣工1989年)との比較検証です。
順にモエレ、ルーブル、モエレ、ルーブル。
檀さん大和田さん檀さんではありません。
わかるかなぁ、わかんねぇだろうなぁ。
ルーブル・ピラミッドの設計者は中国系アメリカ人のイオ・ミン・ペイ(Ieoh Ming Pei)。
林家ペーではありません。
わかるかなぁ、わかんねぇだろうなぁ。
お二人は親交があったようで、これはパクリではなくオマージュとのことです。
それにしてもノグチさんイケメンっすね。
ペイさんは・・・ノーコメントで。
このほか、相変わらずのドン曇りの中でプレイマウンテン、テトラマウンド、モエレ山などの主要施設(?)を巡り、なんだかんだであっという間の2時間でした。
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エスコンフィールド
いよいよ最後の目的地にやって来ました。
てにをは日記の熱烈ファン(いるのか?)ならご存じの通り、私は大の建築好き。
ぜひとも訪れてみたかった場所です。
いずれ建築徘徊で紹介することとして、ここではサラッと流しておきましょう。
カッコええ!
ひと目会ったその日から恋の花咲くこともある。
わかるかなぁ、わかんねぇだろうなぁ。
もはや一昔前の「野球場」の概念を超えていますね。
私のように野球に詳しくない者も含め、老若男女だれもが楽しめる総合エンタメ施設です。
建築好きとしては、外野席の奥が全面ガラス張りであることに目を見張ります。
カッコええ! こんな野球場初めて見た!
屋根は開閉式!?
この巨大な屋根が水平に移動するとフィールドとスタンドがすべて青空のもとに解放されるのですね。
開いた屋根はどこに行くんかと外に出てみると、あったありました。
移動してきた屋根を支えるためだけに存在する鉄道の高架橋のような2本の巨大レール!
(ガーダー架構と言うそうです。)
なんだかハサミを広げて威嚇するカニ、あるいはジオン公国軍のモビルアーマー「グラブロ」に見えるのは私だけ?
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愛車BMW MINIとお別れ
新千歳空港近くの立体駐車場に戻ってきました。
6日間の旅の友、BMW MINIとお別れの時です。
内装はちょっと子どもっぽくてアレですが、走りはとってもよかった。
返却時にガソリン満タンであることのエビデンスとしてメーターの写真を送れ、とのことなのでパシャリ。
【走行距離:28km】
【総走行距離:753km】
2回の給油で入れたガソリンは計47リッター。
ということは燃費は753÷47≒16km/リッター。
本気を出せばスゴい加速を披露するおてんばグルマの割にはなかなかの高燃費。
返却時もアプリの指令に従って、クルマの全周にわたって20枚ほどの写真撮影を強いられます。
涼しくてよかった。
すっかり気に入ったクルマとお別れの記念撮影。
電車で空港に向かいます。
さて、前々回の記事にてにをはさんは書きました。
ひたすらドン曇りところにより雨(ごくまれに快晴)という残念な天候以外、何の不満もトラブルもない旅を続けてきました。
はい、分かりやすい伏線ですね。
回収するのはまだ少し先になるかと思います。
「他人の不幸は蜜の味」ってね。
どうぞお楽しみに。
さらに前回の記事にてにをはさんは書きました。
この先、私たちポンコツ夫婦をまさかの悲劇が襲うのですが・・・
驚愕の結末は次の次、最終回に乞うご期待!
てな訳で最終回「⑨ 新千歳空港・函館・仙台・東京」はこの下のリンクボタンからどうぞ。
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