半年後にコロナが世界を席巻することになるとは露知らずの2019年夏、妻とおフランス縦断旅行に出かけました。
パリ~バーゼル(スイス)~リヨン~プロヴァンス~マルセイユ。
これは、油断も隙もありまくりのポンコツ夫婦が苦難の旅の果てに無事に祖国・日本に帰りつくまでの物語であ~る。
(ぷろじぇくと〇ーっくす)
スイスとドイツの歓待
おフランス(仏蘭西)に来て7日目の朝、おとなりスイス(瑞西)バーゼルで目覚めます。
今日はこれからドイツ(独逸)に遠征。
まずはその前にホテルすぐそばの噴水公園まで朝のお散歩。
スイスの現代芸術家ジャン・ティンゲリー(Jean Tinguely)が制作した機械式噴水がいい味を出しています。
お次はバスに乗ってドイツはヴァイル・アム・ライン(Weil am Rhein)という町まで出かけます。
そんな町、聞いたことない?
私も。
建築好きなら死ぬまでに1度は訪れたいと思うであろう建物がひしめくミュージアムがあります。
スイスからドイツといってもバーゼル駅前からバスに乗って僅か30分ほど。
遠征ではなくて近征ですね。
いつ国境を越えたのかも分からぬ間にあっけなく到着です。
世界的に著名な建築家たちによる奇抜な建物の競演。
加えてどうです、この青空っぷり。
ものすごく好印象のスイスに続いて、ドイツも私たち夫婦の訪問を歓迎してくれているかのようです。
なお、建築好きの方は「建築徘徊13 ヴィトラ・デザイン・ミュージアム~有名建築家の競演」もご覧くださいまし。
さて、再びバスに乗っていったんスイスに戻り、ホテルに預けていた荷物を取っておフランスに凱旋します。
TGVに乗って目指すはリヨン!
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おフランスの洗礼
リヨンに着いたのはすっかり日の暮れた夜。
1日で瑞→独→瑞→仏と3度も(気付かぬ間に)国境を越えた訳で、さすがにハードスケジュールでした。
そしてそして、疲れた私たちに追い打ちをかけるかのようにリヨンは豪雨。
雷鳴が轟いております。
お腹が空いたのでホテルすぐそばのビアホールに駆け込みますが、あっという間に全身ビショビショ。
おフランスに戻るやいなやこの洗礼です。
おなじみWikipediaさんによると
【豆知識】洗礼
キリスト教の儀式で水の中に沈めるとの意味
身体を水に浸すまたは頭部に水を注いだり手で水滴をつける
瑞・独の歓待 vs. 仏の洗礼
文字通り洗礼を受けてビショビショの私たち、晴れて(豪雨やけど)キリスト教徒の仲間入り。
そんな皮肉を言いたくなるほど、この国は私たちに試練を与え続けるのでしょうか。
明日の遠足に備えてもう寝る!
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