しまなみ海道レンタサイクル100km旅① 出発前に知るべきこと

日本紀行
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何を血迷ったか、妻が「しまなみ海道自転車で渡りたい」と言い出したのは年の初め頃でしたかね。

調べてみると、広島県尾道市愛媛県今治市のあいだ約70kmにわたって瀬戸内海の島々を橋で結ぶ自転車道が整備されており、サイクリストたちの聖地となっているとのこと。

あれ?私たちってサイクリストやったっけ?
まっ、いっか!

18年間のスポーツジム通いで鍛えてるから余裕やろ」と軽い気持ちで応じることにしました。

愛媛在住の息子が心配して?同行してくれることになり、こうして2024年GW、悪夢の地獄旅が始まったのでした。

尾道を出発!

なにごとも用意周到な私、当然ながらレンタル自転車も事前に予約済み。

午前9時過ぎ、颯爽と出発です。

評判に違わず自転車道はきれいに整備されており、案内板も至る所に。

Google Mapsなしにはどこにも行けなくなったオジサンにも優しい配慮がなされています。

「こりゃ楽勝やな。」
ところがどっこい、出発からわずか1時間ほどで体に異変が!

体に変調をきたす

猛烈に痛むのですよ。え?どこがって?
アソコですよア・ソ・コ股間お・ま・た

レンタルした自転車ロードバイクとでもいうのでしょうか、サドルが異常に硬いのです。

カッチカチやぞ

こいつがペダルを漕ぐたびに擦れるので、お股の内側が赤く腫れてきました。

  1. 右足でペダルを漕ぐ →
  2. 右のお股が擦れて激痛
  3. 左足でペダルを漕ぐ →
  4. 左のお股が擦れて激痛
    振り出しに戻る

お股の周辺はこの無限ループ一色、もはや何も考えられません。

ここで妻から一案。
タオルか何かをお股に挟んでクッションにせよ、と。

タオル?

おぉ! なにごとも用意周到超汗かきの私、顔を拭う小さなハンドタオルを用意しているではないですか!

背に腹は代えられぬ。
金輪際顔を拭くことはできなくなりますが、このタオルをお股に生装着します。

だってパンツの上に装着してもすぐズレるんだもん

これで痛みとはサヨナラという訳にはもちろん行かないのですが、少しはごまかせそうです。

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奇妙な観光地到着

漕ぐことさらに1時間、11時過ぎに最初の目的地「耕三寺博物館」に到着。

なんじゃここは?
なんか色んなものが過剰に展示してあって大渋滞しています。

お股痛いし、雨も降ってきたので滞在1時間ほどで退散します。

評判はよいみたいなので、気になる方はGoogleのレビューなどご参照あれ。

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息も絶え絶え宿に

この先はほぼ何も覚えておりませぬ。

お股激痛に加えて安物の雨がっぱなんぞ何の役にも立たない大雨のせいで意識朦朧

ただただ心を無にしてペダルを漕ぎます。

全身これ汗と涙と雨と泥でグチャグチャ、息も絶え絶えなんとか本日のお宿に到着。

チェックインは15時?
まだ14時にもなってませんが・・・orz

さあ、絶体絶命!

【走行距離:50km】

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