大阪府の箕面山（みのおやま）には狂暴なニホンザル軍団がお住まいです。
小学生の頃に家族で遊びに行ったときのこと。
空から降ってきた（ように見えた）一匹のサルが、未開缶のジュースを弟の手から電光石火の早業で奪い取りましたっ！
突然の惨事にギャン泣きの弟。彼をしり目にドヤ顔をキメるサル。シュールな光景です。
しかし悲しいかな奴はただの畜生、プルキャップが開けられず悔し気に缶ジュースを投げ捨てて去っていきました。
そんなよい子のみなさんを恐怖のズンドコに突き落とす無慈悲なサルが、かわいげなイラストが目印のビールになって私のもとに帰ってきました。
その名も「おさるIPA」。
㈱箕面ビールの定番商品で、クラフトビールの沼に堕ちた私がいま最も愛するビールです。
ホップの苦みと香り、コクとキレが混然一体となったその味は、初恋のストーン･ペールエールに負けず劣らずなんとも魅力的。
行きつけのビアバーたちのタップリストを夜な夜なチェックして、おさるさん入荷を知るや一目散に駆けつける今日この頃。
高価なものが多いクラフトビールの中では良心的な価格なので、興味を持たれた方はぜひお試しを。
クラフトビールは初めてという人は、私がサンディエゴで受けた衝撃を追体験できるかもしれませんよ。（知らんけど）
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