三十余年ぶりに一軒家に暮らすことに決めた私。
入念な調査の結果、騎士住宅(またの名を住む魔法瓶)とすることに。
そんな家を作ってくれそうな信頼できる工務店も見つかりました。
次にすべきは人生の終着点となる土地の選定。
さて、私はどんなところに骨を埋めることになるのでしょうか。
土地探しの方法
2024年6月
なかなかの好条件だった1物件目を糧に、よりよい条件の土地探しを本格始動です。
何より小まめな情報収集が大事。私が取った方法は
- 地元不動産業者の営業さんと仲よくなる
- 不動産サイトの情報をネットで見まくる
- 自分の足で現地をとにかく歩いて回る
地元不動産業者
狙うエリアの駅周辺には地元密着の不動産屋さんが多数。
これらの中からGoogleのクチコミで評判のよいところを選び、アポなし訪問します。
4月に飛び込んだところに加えて新たに2社を訪問。
なんの駆け引きもハッタリもなく、純粋に希望する土地の条件や予算などをなるべく詳しく洗いざらい営業さんにお伝えします。
みなさん数多ある物件の中から候補地を見繕って資料を持ってきてくださるのですが、どれも「帯に短し襷(タスキ)に長し」。
いや、「箸にも棒にも掛からぬ」と言った方が正確でしょうか。
このエリアはコロナ禍で都心部からのプチ移住がブームになったことを契機に、地価は上がるわ、物件が出てもすぐ売れるわ、といった状況とのこと。う~む。
よさげな物件が出たらすぐに連絡を頂くようお願いし、スゴスゴ退散。
帰宅したらすぐさま4社の営業さんにお礼と情報提供のお願いメール。
あとは吉報を待つのみです。
不動産サイト
便利な世の中です。
自宅(とコッソリ会社)に居ながらにして、売りに出ている不動産情報を簡単に入手できる「不動産ポータルサイト」が隆盛。
利用したのは
といったところ。
もちろん地元不動産業者4社も自社ウェブサイトで情報提供をしています。
つまり毎日9~10のウェブサイトをくまなく巡回。
基本的に、好物件は情報通の地元不動産業者や建売住宅業者らの間で水面下(地面下?)でとっとと取引きされてしまうそう。
従ってネット掲載物件に掘り出し物は滅多にないらしいのですが、やはり気になって検索してしまいます。
実は結果的に、私が購入を決めた土地はネットに掲載されたものです。
一種の「訳アリ物件」のため、地元不動産業者の営業は私への紹介に二の足を踏んでいた模様。
この辺りの経緯はまた後ほど。
自分の足
いやあ歩いた歩いた。
毎週末という訳にはいきませんが、地元不動産業者が紹介してくれた「二軍物件」の視察がてら、町じゅう散歩して回りましたよ。
自分が骨を埋める場所になるのですから知っておいて損はありません。
歩いていると時おりよさげな空き地を発見するのですが、どれも無情の「売約済み」。
ここ数年飛ぶ鳥を落とす勢いのオープンハウスさんの名前をよく見かけました。
一介の素人が大手ハウスメーカーさんの情報力・機動力に敵うはずもありません。
しかしながら、自分が住むことになる土地を歩き回って雰囲気のよい飲食店を見つけたり、疲れたら海辺に出てカフェでジェラートを食べたり、と充実した時間を過ごすことができました。
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よい土地かどうかは価値観しだい
7月中旬
苦節1か月半。
ようやく見つかりましたよ約束の地が。
6月下旬に不動産ポータルサイトに掲載されていた情報を見たのがきっかけです。
ところが!いちばん信頼できそうな不動産業者の営業さんに訊くと「お勧めできません」との返事。
いったんは完全に候補から除外したのです。
長くなったので、この辺りの顛末はまた次回。
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