7、8年前のことでしょうか。
職場近くの歯科で診察待ちをしているとき、待合室に置いてあったホームホワイトニングのパンフレットが目に入りました。
永遠のガキんちょを自認する私、とたんにムクムクと興味が湧いてきました。
まいど歯科に通う必要もなく、金額的にも(安くはないが)お値打ちもの。
その場で「やってみよう!」と思い立ちました。
本日はそのときの体験談とその後について。
ホームホワイトニング実践
親知らずの経過を診てもらった後にホワイトニングをやってみたいと先生に告げたところ、ザッと手順を説明してくれました。
特に不安も心配もなかったので、次回の来院日を予約して帰宅します。
歯のクリーニング
そう、ホームホワイトニングといっても2~3回は歯科に通う必要があります。
まずは歯のクリーニングから。
歯にこびりついた歯石を除去したり、研磨してツルツルピカピカにしたりしてもらいます。
私は問題なかったのですが、虫歯があれば先に治療しなければならないかもしれません。
後述する通り、ホワイトニングの薬液が結構歯に沁みるので、虫歯があると耐えられないかも😱
1週間後に予約を取ってこの日は終了。
マウスピース作成
ボクサーが顔面にパンチを食らったときに口から飛び出すアレです。
しかしボクシングを始める訳ではありません。
自宅でこのマウスピースに注射器状の器具で薬液を注入して就寝直前に装着、寝ている間にジワジワと歯に浸透させます。
なのでマウスピースが歯にピッタリとフィットしなければ効果が出ません。
人それぞれあごの大きさや歯並びなど千差万別ですからね。
この日は自分専用マウスピースの型取りをしてもらい、また1週間後の予約を取って帰宅。
【1週間後】
おおっ、出来てるできてる。
順に下の歯用、上の歯用。
ところで50歳を超えたオッサンのマウスピースを見て楽しいですか?
楽しい訳がないですね。
お勉強と思ってガマンしてください。
当たり前ですが、下の歯用と上の歯用で形が違います。
ところが意外とこれが区別がつきにくい。
私の場合、左下(写真では左上)でニヒルに佇む親知らずがマウスピースの上下を見分ける目印になってくれました。
激痛を伴う難産の末に登場した嫌われ者の親知らず、その後は意外と穏やかないい子ちゃんに育ったので、今も抜かずに大事にしています。
閑話休題。
装着してみて違和感のないことを確認し、自宅でのホワイトニングのやり方を教わって帰宅。
自宅ホワイトニング
いよいよ自宅で実践するときがやってきました。
ホワイトニングは夜寝る直前、歯をしっかり磨いてからスタートです。
保護ケースから自分専用マウスピースを取り出します。はいニッコリ。
注射器状のケースに入ったジェル状の薬液を上下のマウスピースに少しずつまんべんなく注入します。
上下を間違わないように慎重に見極めたら、マウスピースを歯に装着。
はい、おやすみなさい。
【翌朝】
先生には就寝後2~3時間ほどしたら外してよいと言われましたが、寝入ってしまうと気絶したように目の覚めない私、朝までグッスリ6時間ほど寝ている間、マウスピースを付けっ放しでした。
洗面所に行きマウスピースを外し、口をよくすすぎます。
「さて白くなったかな?」と鏡に向かってニッと歯をむき出しますが、そんなにすぐに効果は現れません。
それより歯というか歯茎というかよく分からんのですが、口がジンジンヒリヒリと沁みるというか痛むというかすごく気になります。
【その後】
個人差はあるのでしょうが、これがず~っと続きます。
美白歯のためとガマンして継続できるかどうかがホームホワイトニングの成否を分けるような気がします。
私の場合、2~3日ほどジンジンヒリヒリが続く感じでしたかね。
ずっと一定の痛みという訳ではなく、例えば仕事に集中しているときは感じない、ふと意識するとジンジンヒリヒリする、といった感じで波があります。
痛みが消えた頃を見計らって、また就寝前に薬液を注入したマウスピースを装着して就寝。
朝起きて鏡に向かってニッと歯をむき出した後2~3日痛みに耐える。
以上のルーティーンを何か月か続けることになります。
白く光り輝く歯を夢見てここは我慢ガマン。
ホワイトニング効果
身も蓋もありませんが、効果のほどには個人差があることでしょう。
私の場合はどうだったかって?
う~ん、正直70~80点といったところでしょうか。
間違ってもハリウッド俳優やビッグボス新庄監督のような真っ白けにはなりませんでしたねぇ。
(ビッグボスはホワイトニングではなくセラミックの被せものらしいです。)
自分ではなかなかホワイトニング前後の差が分からないのですが、妻によると「明らかに白くなった。うらやましい」とのことですので、やってみる価値はあったことと思います。
ホワイトニングの持続性
月日の経つのは早いもので、ホームホワイトニングに勤しんだことさえ忘れていたある日。
何か硬いものを噛んだら「バキッ」と凄まじい音が脳内に反響しました。歯が折れた?
恐るおそる鏡をのぞき込むと、いちばん目立つ上の前歯が見事に欠けています。
慌てて自宅近所の歯科に電話してかけ込みます。
私の歯をチェックした若くてかわいい歯科衛生士さんが一言。
年齢の割には歯が白くてきれいですね~❤
(前半の失礼な発言はかわいいから許す。)
ありがとう
5年以上前やけどホームホワイトニングをやったことがあって
そういえばそんなこともあったな~と欠けた歯のおかげで思い出した次第です。
プロが「歯が白くてきれい」と太鼓判を押してくれたということは!
少なくとも5年くらいはホームホワイトニングの効果が持続したということ。
そう、私の場合はね。
ただしこの後、若くてかわいい歯科衛生士さんの
当院でもホワイトニングできますので、よかったらどうぞ~
との発言から、お褒めの言葉はもしや営業トーク?疑惑は拭えないのであります。
まとめ
さて、自ら体歯を張った体験を踏まえて断言しましょう。
ホームホワイトニング、
- 実施前に比べて歯は確実に白くなる
- ただし芸能人の歯のような白さを期待すると肩透かしを食らうかも
- 時間とともに少しずつ白さは失われていくが、5年前後は持続するかも
- 自分専用マウスピースがあるのでいつでも再開できるし、やればまた確実に白くなる
(当然ながら薬液の入手が必要。歯科医にご相談ください。) - ただし個人差については分かりかねる
てなところでしょうかね。
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