2024年夏。
北の大地、北海道。
湿気が少なく涼やかな気候、どこまでも広がる抜けるような青空。
私たちポンコツ夫婦のそんな期待は見事に裏切られました。
6日間ほぼ曇天・雨天の道央・道南クルマ旅の記録をお届けします。
天気が悪いなりに北海道を楽しむヒントになりましたら幸いです。
オシャレなたまごのスイーツ店
カーシェアリングのBMWミニに乗り込み、まず目指すは千歳から1時間とかからない白老町。
アイヌ文化の振興が町づくりの施策になっており、国立アイヌ民族博物館などを擁するウポポイ民族共生象徴空間を目指します。
その前にウポポイのすぐそばにある白老たまごの里 マザーズへ。
新鮮トロトロのたまごとプリップリの鶏肉を使った親子丼で腹ごしらえ、続いてデザートにソフトクリームonプリンを頂きます。
店舗はかなりのローコストな作りながらシンプルかつおしゃれなデザインで、2020年のグッドデザイン賞を受賞したとのこと。
ドン曇りでなく晴れていれば、緑と青のコントラストに切妻屋根の店舗が映えるカッコよい写真になったことでしょう。
内装の壁材に使われているボードは木くずのチップを押し固めて作ったように見えます。
廃材になっていたかもしれないような材料を有効利用してオシャレな建材に変えてしまうとは、粋な計らいですね。
かわいらしいニワトリのイラストがよいアクセントに。
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ウポポイ民族共生象徴空間
続いてクルマで僅か3分、ウポポイ民族共生象徴空間に到着。
先住民族アイヌの歴史や文化に関する幅広い理解の促進を図り、アイヌ文化の継承と創造発展を推進するナショナルセンターだそうです。
アニメ「ゴールデンカムイ」を見て興味を持ち、はるばる訪ねてきました。
驚いたのは、駐車場からメインの敷地に向かうアプローチ。
コンクリートの壁に囲まれたちょっとした迷路のような小径になっているのですが、この壁が素晴らしいアート作品なのです。
コンクリートを少しずつ削ってアイヌの森や動物たちを見事に活写していて、思わず見惚れてしまいます。
広大な敷地にはアイヌの文化を象徴する建物や工芸、踊り、食などの展示が点在しています。
さて、メインの国立アイヌ民族博物館です。
デカい。建物全体が写真に収まりません。
広大な敷地を贅沢に使った巨大建造物、設計者はさぞかし楽しく仕事できたことでしょう。
2階の展望エリアから敷地全体を見渡すことができます。
ドン曇りでなく晴れていれば、緑と青のコントラストにポロト湖が映えるステキな写真になったことでしょう。
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登別温泉に到着
あの悪名高い伝説のお下劣番組(褒めてます)「8時だョ!全員集合」に大きな思い入れのある私、エンディング曲「いい湯だな」で歌われる登別温泉は死ぬまでに一度は訪れるべきだった場所。
「ここは北国 登別の湯 ババンババンバンバン 宿題やったか? 歯みがけよ! 風呂入れよ!」ってね。
ウポポイから30分足らずで到着。
空はドン曇りから雨模様に。
さて明日はいったいどうなることやら・・・
【走行距離:90km】
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