北海道ドン曇りの道央・道南クルマ旅① カーシェアリング初体験

日本紀行
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2024年夏
北の大地、北海道

湿気が少なく涼やかな気候、どこまでも広がる抜けるような青空。

私たちポンコツ夫婦のそんな期待は見事に裏切られました。

6日間ほぼ曇天・雨天の道央道南クルマ旅の記録をお届けします。

天気が悪いなりに北海道を楽しむヒントになりましたら幸いです。

クルマ探しから予約

広大な北海道をあちこち巡りたいときに欠かせないのがレンタカー

訳あってBMWミニカブリオレが欲しい私、北海道旅行の機会にまずは試乗してみよう!と思い立ちます。

新千歳空港周辺でミニを扱うレンタカー会社が見つからず、今回初めてカーシェアリングを利用してみました。

エニカ(Anyca)というサービスです。
Apple Store
Google Play
(2024.11 注記)このサービスは2024年いっぱいで終了とのことです。

クルマ探しから借り受け、返却まで全てアプリで完結します。

エニカは貸し手と借り手のマッチングや保険手続きを行い、あとは当事者どうしがアプリを介してやり取りする感じです。

アプリに希望条件を入力して検索。

カブリオレは見つかりませんでしたが、幸いCooper S 3ドアというグレードを発見。
屋根が開かないこと以外は私が欲しいものと同じタイプっぽいです。これは楽しみ。

49日前から予約できるようなので、乗りたいクルマと場所が決まっているならば早めの予約をお勧めします!

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シェア開始時の儀式

前日の夜にオーナーさんからアプリを介してメッセージが届いています。

シェア当日のクルマ受け渡し方法についての親切で分かりやすい説明です。

案内に従って、新千歳空港近くの立体駐車場に向かいます。

あった、ありました。
かわいらしいルックスをした濃紺のミニがお出迎え。


iPhone片手にクルマに近づくと、アプリから色々と指令が来ます。

  1. クルマの点検
  2. キズの確認
  3. クルマの状態記録

このうち、3. クルマの状態記録は正直かなり面倒です。

アプリの指令に従って、クルマの全周にわたって20枚ほどの写真撮影を強いられます。

万が一キズを付けた、付けてないといった揉め事になったときのエビデンスとして重要ですからね。

今回は屋根のある立体駐車場で涼しかったのでよいですが、雨の降る中や炎天下での撮影会だとかなりの苦行になります。

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アプリでドア開錠!?

ようやく儀式を終えました。

さっそくクルマに乗り込んで旅に出たいところですが、当然ながらドアは施錠されています。

実は今回のカーシェア利用でいちばんの懸念事項でした。

エニカのホームページには「アプリでクルマを開錠」とアッサリ書いてあるだけ。

なにごとも用意周到な私、事前にアプリの隅々までチェックしたのですがキーらしきボタンがどこを探しても見つからなかったのです。

しかし心配ご無用!

全ての儀式を終えるとアプリにいつの間にやら「開錠」ボタンが出現しています。

ポチッとな。

あっけなくドアのロックが解除されました。

思わず「おお~っ!」と声が出ます。便利すぎます。

本物のキーは助手席のグローブボックス内に収納されており、シェアしている間はこれを常に携帯します。

いざ、出発!

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まとめ

初めてカーシェアリングを使ってみて、まずはクルマを借り受けるまでの感想です。

良いところ

  • クルマの検索・予約から受け渡しまで全てアプリで完結するお手軽さ(便利な世の中)
  • 豊富なメーカー・グレードからお好みのクルマを選ぶ楽しさ(クルマ好きには堪らん)
  • 誰にも話すことも会うことさえもなくクルマをレンタル可能(コミュ障さんでもOK)

【困るところ】

  • アプリの使い勝手に改善の余地あり
    具体的にはシェア当日にクルマに近づかないと現れないメニューがあり、初めてだとかなり戸惑う
  • シェア開始時の写真撮影(状態確認)
    雨天時や炎天下だとかなり辛い思いをする。すぐ隣に他のクルマが停まっていると撮影自体が困難

結果的には「案ずるより産むが易し」って感じでした。

なお、価格については触れてきませんでしたが、去年の同時期に同じく北海道で6日間、大手レンタカー会社で小型車を借りた時の費用に比べて1万円以上お安くてお得感も満載です。

【走行距離:0km】

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