関西人の私(離れて30年以上経ちますが)にとって東北は縁遠くて訪れる機会の滅多にない地方。
死ぬまでにその魅力を堪能しておこうと思い立ち、1年毎に各県を順に巡る旅をしています。
あいうえお順に則って山形県にやって来ました。
え?宮城県はどうしたって?
諸般の事情によりいずれまた。
2019年10月。
3日間のチョイ旅をチョイ振り返り。
水に浮く建築達
3日目の朝、田んぼの中のホテルで目覚めます。
昨夜は暗くて分かりませんでした。
エントランス周りこそ農作業が終わって?乾いていますが、円盤型の大浴場は水に浮いています。
湯船と間違って田んぼに浸からなくてよかった。
マイカー(死語)で北上30分、酒田市へ。
山形県チョイ旅最大の目的地の1つに到着です。
日本が世界に誇る国宝級建築家の谷口吉生さんが設計した土門拳記念館。
詳しくは別記事「土門拳記念館|谷口吉生の情熱が溢れる初期の大傑作~建築徘徊36」をどうぞ。
こちらもやはり水に浮いています。
人工湖とのことですが、言われなければ分からない見事な美しさを湛えています。
その静かな湖畔に佇む直線・直線・直線のシンプルで端正な美術館。
控えめに言って最高!
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水に漂うクラゲ
続いては日本海沿いにマイカー(死語)で30分ほど南下、鶴岡市に戻って加茂水族館へ。
名前はカモでも売りはクラゲだそうで。
こりゃ驚いた。ものすごいクラゲの数です。
巨大水槽内を漂うクラゲ・クラゲ・クラゲの幻想的な姿に魅了されてしばし放心。
ホイミスライムに癒された気持ちになって次へ。
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タルトに溺れる
山形県といえば自他ともに認めるのかどうか知らんけどフルーツ王国として有名。
せっかく来たからには食さねば帰れません。
見せてもらおうか、山形県のフルーツの性能とやらを!
鶴岡市の中心街に素敵なフルーツパーラーを発見。
ただ今お昼1時前、本日のランチはタルトとスムージーに決定。
食べるのがもったいない美しさ。食べたけど。
そのお味は・・・控えめに言って最高!
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豪滝に飲まれる
名残惜しいですが帰路につきます。
ただし千葉県の自宅(当時)は遠いんで、本日は帰路に位置する栃木県の那須塩原に宿泊。
それでもクルマで4時間かかる距離に加え、怒級の大雨が襲い掛かります。
なんとか無事お宿に到着。
温泉に浸かって夕食を頂いて就寝。
翌朝。
これまた帰路の茨城県は袋田の滝を目指します。
過去の訪問時、稀に見る水不足でじじいの小便のような粗水を見せつけられた苦い思い出の地。
水のない滝なんてクリープを入れないコーヒーより悲惨ですからね。
昨夜の大雨でさぞや潤っているに違いありません。
いざリベンジ!
豪滝。身の危険を感じるほどのド迫力です。
何なんこの滝。二重人格なん?
閑話休題。
最後に怒級の滝に全て持って行かれた感がありますが、山形県も大変よろしゅうございました。
今回は3日間のチョイ旅でしたが、機会があれば次回はゆっくりのんびり各地を巡りたい。
こりゃ長生きしなきゃね。
山形県チョイ旅【完】
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