岩手県をクルマと電車で巡る旅④ 国際色豊かな汽車あまちゃん号

日本紀行
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関西人の私(離れて30年以上経ちますが)にとって、東北は縁遠くて訪れる機会の滅多にない地方。

死ぬまでにその魅力を堪能しておこうと思い立ち、1年毎に各県を順に巡る旅をしています。

青森秋田と来れば次はそう、岩手県

2021年夏
4日間の旅を振り返ります。

ウミネコの案内で浄土ヶ浜クルーズ

あっという間の最終日。

朝一番にホテルすぐそばの浄土ヶ浜を再訪。

さっぱ船」なる小船に乗って湾内クルーズとシャレこみます。

それにしてもこの海水の透明さは尋常ではない。

ウミネコたちも気持ちよさそう。

コヤツらのくせにとはこれ如何に。
東京にほど近い土地に住んで分かりました。

繁殖期になると早朝からミャーッ!ミャーッ!とエンドレスの大合唱。

かよ⁉ うるさくて眠れやしねえ(怒)

半端ない殺意が芽生えたものですが、ここんちの海猫鳥はまあまあかわヨいね。

さて青の洞窟に向かって出航。

頭上で歓迎の舞を踊るウミネコを引き連れ洞窟へ。
ことば不要。


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三陸鉄道リアス線で宮古から釜石へ

お昼。宮古にやってきました。

基本的にテレビを見ない私ですが、魔が差してNHKドラマ「あまちゃん」にドハマリ。

一躍有名となった三陸鉄道に乗りたくて。

やっぱいいなぁこの車両。味があって。

で、なぜおフランス国旗と同じトリコロール

36形式

ドラマのメイン舞台となった久慈まで行きたいところですが、遠すぎて断念。

反対方向の釜石に向かいます。

のんびりのどかに走り出して数十分。

足元にゴツンという衝撃を感じたと思ったら、おやおや駅でもないのに停車してしまいました。

運転手さんが降りて車両の下を覗き込みます。

どうやら野生の鹿を轢いてしまった模様😱

無邪気なオバチャンの「あらぁ、真っ二つやわぁ」の声で鹿さんのタヒ去を知る😱

日常茶飯事なのか特に緊迫した空気が流れるでもなく、運転手さんが慣れた手つきで現場処理。

今日の夕食は鹿肉料理でしょうか。

十数分後には運転再開death。
事故現場はどっかこの辺👇

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JR釜石線で釜石から遠野・新花巻へ

三陸鉄道が遅延したため乗り換え時間はごく僅か。

釜石の写真を撮る間もなく急いでJR釜石に。

こっちの車両には別に思い入れはないんですが、行き掛けの駄賃で写真に収めます。

で、なぜナイジェリア国旗と同じトゥーカラーズ

キハ100形

さぁ・・・?

こちら淡々と快調に新花巻を目指して走り、途中で面白いところに差し掛かります。

なんでも鉄ヲタ鉄道愛好家の間では「Ωループ」の名で親しまれている名所らしい。

バケラッタループではなくてオメガループです。

O次郎ギリシア文字Ωに似た形状の線路をゆ~っくり走る汽車から眺める景色は爽快ですな。

きっと車両の緑は山の樹木の色なのでしょう。
白が誠実の意味かどうかは知らんけど。

遠野で途中下車。

宮沢賢治柳田國男遠野物語』にと魅力満載の地ですが、なんせ時間がない。

クラフトビール沼に堕ちた私が最優先に訪れるのはもちろんブルワリー。

そう、遠野は日本随一のホップ生産地

ホップがビールの風味を決定付けるといっても過言ではないのだ!

駅近のタップルームに駆け込み、時計とにらめっこしながら駆け付け三杯ならぬ至福の二杯。

ホップを模した照明がかわヨくて家に欲しい。

急いで駅に戻り、再び釜石に揺られること数十分、新花巻に到着。

あとは東北新幹線で帰京するだけ。

この車両にも思い入れはないんですが、帰り掛けの駄賃(なんて表現はないよ)で写真に収めます。

で、なぜイタリア国旗と同じトリコローレ
・・・というには無理のある色あいですな。

そりゃどうも。

いやあ岩手県、楽しかったぁ!

膨大な文化遺産はもちろん、なんといっても雄大で圧倒的な自然の驚異と脅威に圧倒されました。

今回は夏真っ盛りの時期だったので、また違う季節の旅もぜひ楽しみたい。

こりゃ長生きしなきゃね。

岩手県をクルマと電車で巡る旅【

山形県の旅へ続く

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