しまなみ海道レンタサイクル100km旅③ 事前調査必須の休館日

日本紀行
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何を血迷ったか、妻が「しまなみ海道自転車で渡りたい」と言い出したのは年の初め頃でしたかね。

調べてみると、広島県尾道市愛媛県今治市のあいだ約70kmにわたって瀬戸内海の島々を橋で結ぶ自転車道が整備されており、サイクリストたちの聖地となっているとのこと。

あれ?私たちってサイクリストやったっけ?
まっ、いっか!

18年間のスポーツジム通いで鍛えてるから余裕やろ」と軽い気持ちで応じることにしました。

愛媛在住の息子が心配して?同行してくれることになり、こうして2024年GW、悪夢の地獄旅が始まったのでした。

そしてまたも奈落の底に転落

ぐっすりと寝ておいしい朝食を食べ、心機一転2日目のサイクリングに出発です。

残念ながら天気は小雨模様ですが、午後には止むとの予報。

まずは宿のすぐそばの藤棚を見に行きます。

雨に濡れる藤の花はとても美しく、朝から癒されます。

さて、ハンドタオルをお股に装着して自転車に跨り、ゴールの今治を目指していざ出発!

右足にそっと力を込めてペダルを踏みしめます。

はいお股激痛。こりゃアカン。
本日は一漕ぎ目から苦行です。

とにかく、今回の旅で最も楽しみにしている本日午前中の目的地に向かいます。

しばらく平坦な道を進んだ後、かなりハードな上り坂に差し掛かりました。

ギアをいちばん軽くしてもペダルを漕ぐ回数(=お股激痛が走る回数)が増えるだけでなかなか前に進まず。

子どもの頃以来のいわゆる「立ち漕ぎ」にしてみたところ、お股がサドルと擦れず痛みがマシという想定外の効果が。

その代わり心臓の負担が激しいけど。
ハァハァゼェゼェ息が上がり脈拍爆上がり。

あきらめて自転車を押して歩きます。

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この恨み晴らさでおくべきか

出発1時間後、目的地「今治市伊東豊雄建築ミュージアム」に到着。

日本を代表する大建築家の若かりし頃の作品で、日本建築学会賞受賞の自邸「シルバーハット」が移築されています。

なにごとも用意周到な私、月曜日と年末以外は開館していることは調査済み。

ところがどっこい、なんと無情の「本日閉館」orz

なんでや!! 今日は火曜日やぞ。

え?月曜日が祝日の場合は原則翌日振替
昨日は・・・昭和の日

あのさあ今治市ぃ。ゴールデンウィークくらいは「原則」などと澄ましてないで開けようよ。

遠路はるばるお股激痛に耐えてやって来た建築ファンがいるんやからさぁ。

生きる目的を失いかけましたが、午後の目的地を希望の光心頭滅却すれば火もまた涼しを旨に、苦行再開。

【走行距離:8km】

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