高知県立坂本龍馬記念館|イキり立つぜよバイアグラ~建築徘徊97

建築徘徊
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ライバルうどん県に対抗して「カツオ県」に改名する気はなさそうな高知県

県のアピールは近代日本のヒーロー坂本龍馬様にお任せするぜよ。

リョーマの休日

おいおいダジャレかよ。好きやけど。

そんな龍馬様を祀る立派な施設が桂浜すぐそばの高台にイキり立っています。

訪問は10年以上も前のことですが、今もクッキリハッキリ記憶に残る印象的な建物。

残念な理由で、ですがね。

本日は灼熱の高知市にタイムスリップ。

KEYWORDS

吊り構造、ワイヤーケーブル、本末転倒、ワークステーション、高橋晶子・寛、バイアグラ

訪問記

2013年8月

国連事務総長が「地球沸騰化」などと上手いこと言ったつもりでドヤる10年も前、少なくとも高知市は既に沸騰していました。

強烈な逆光で龍馬様のお顔がサッパリ見えません。

あまりの灼熱に観光名所の桂浜も人影まばらです。

てにをははといえば、砂漠のオアシスを求めて彷徨う遭難者の如くフラフラヨレヨレになりながら目的地に到着。

高知県立坂本龍馬記念館

ドヤっ! 元気ビンビン!

ギンギンギラギラの太陽の下、建物の先っちょが太平洋に向かってイキり立ちソソり立っています。

さすが龍馬様は立派なモノをお持ちですな。

ここであまりの暑さに意識朦朧、思考能力が低下した私の脳裏に素朴な疑問が浮かびます。

なんで先っちょに柱がないんや? 付け忘れ?

サステナブルな先っちょを目指すなら無理は禁物。

ずっと勃ちっ放しを維持するのは大変でしょうに。

理由を探るため、灼熱地獄の中で建物周りを徘徊。

根っこ側はギンギラギンにさりげなく全面ガラス張りのスケスケ仕様ですが、不審点なし。

小高い山の頂上といえども平坦な敷地ゆえ、建物は悠々と平然と涼しい顔をして建っています。

きっと答えは建物の中・・・とここで悲報。

館内撮影禁止という訳でもないのに、建物内部の写真が1枚も残っていません。

私の記憶によると理由は明白death。

写真を撮る価値がなかったから!

過激発言ですが本心なのでやむを得ません。

見かけは立派でも自立のできないこの箱、吊り橋のようにワイヤーケーブルで引っ張られています。

ネット上にもエビデンス写真が乏しいのですが、例えばコチラの7~8枚目あたりをご参照あれ。

勃起を維持するために無理しているのが痛々しい。

衰えた海綿体をバイアグラが助太刀するかの如し。

誤解なきように申し添えておきますが、力ずくの構造技術を全否定するつもりは毛頭ありません。

問題はバイアグラ、もとい、ワイヤーケーブルが邪魔で肝心の展示物がとても見づらいこと。

本末転倒」とはまさに本建物のこと。

県自ら地元の英雄・龍馬様の偉業を称えるために建立したんとちゃうのん?

肝心の龍馬様が建物の影に隠れてしまっちょるよ。

するってぇと何かい、先っちょに柱を立てられないのっぴきならない理由でもあったてぇのかい?

申し開きできるもんならしてみなってぇんだ。

先っちょの真下はただの青空駐車場ぜよ。

敷地には十分な余裕があって柱をおっ立てるのに何の支障もありゃしねぇ。

10年以上も前のことなのに、いま思い返してもはらわたが煮えくり返ってくるってぇんだ。

全面ガラス張りで見晴らし素晴らしい先っちょから美しい太平洋を眺めて撤退。

【補足】
 苦情殺到で県も反省した模様。知らんけど。
 2018年4月に新館を建立して展示物を移設。

またカツオの藁焼きを食しに行く機会があれば、ついでに見に行ってみようかな。

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基本情報

高知県立坂本龍馬記念館
設計:高橋晶子+高橋寛/ワークステーション
竣工:1991年
場所:高知県高知市
訪問:2013年8月


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