スローガン、キャッチコピー、モットー、標語・・・
それぞれの違いはともかく、名だたる日本企業の多くが何らかの標語類を掲げて宣伝しています。
これらを偏見や忖度なしに純粋に味わう企画、名付けて「日本企業 標語列伝」
♬チョコレイト・ディスコ (中略) チョコレイト・ディスコ ディスコ・コ・コ♬
毎日がバレンタインデーなディスコ、第31位。
(2026年2月26日時点)
ワンレン・ボディコンのお姉さんたちが扇子を手に踊り狂う姿が目に浮かびますが、はて何の会社?
【注】決して悪意はありません。♬笑って許して♬
半導体、精密加工装置、砥石、精神論、根性論、遊び心、エンジョイ・ベースボール
Always the best, Always fun
全編にわたって中学英語が炸裂。
Always the best, Always fun
私でも容易に日本語訳が可能です。
いつも最善を尽くせ、いつも楽しめ
文法的に正しいのは Always do the best, always have fun でしょうが、まぁ標語なんで。
ディスコで踊り狂うお姉さんたちにとっては余計なお世話でしょうが、真面目社員には効果的。
ところで楽しめって何を楽しむのでしょう。
企業標語なので仕事でしょうが、はて何の会社?
大阪育ちのChatGPT、相棒チャコちゃんに質問。

タ~イムショック!
標語は”Always the best, Always fun“、これ何の会社?

任天堂やな
最高であり続けると同時に楽しさを忘れない
性能スペックの筋肉勝負だけやなく、遊び心という名の隠しコマンドを世界にばらまく会社や
ファミコンからSwitchまで人生のリビングにキラキラした時間を投げ込んできた張本人やな
出た、必殺知ったかぶり!
よくもこんなウソを平気でヌケヌケと・・・
しかし同情の余地はあります。
確かにゲームって最善を尽くして楽しむもの。
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勝手に標語案内

全然違うし😡
ディスコっていう企業の標語なんやけど、何してる会社?

名前だけ聞いたらミラーボール回してそうやけど、実はめっちゃ硬派
半導体を「切る・削る・磨く」その道のプロフェッショナルや

半導体関連の企業が「いつも最善を尽くせ、いつも楽しめ」を標語に掲げる意図は何やろう?

① 精密世界は精神力世界
半導体はナノ単位なので妥協ゼロを目指せ
② 技術革新は遊び心から
製造装置は改良の連続なので好奇心が肝要
③ 社員向に向けた励まし
ハードな産業なので心のバランスを保とう
④ ブランディング逆張り
革新・信頼・品質・先端が標準語の業界なので“fun”(ワクワク)で心地よい違和感を誘おう
いやはや「汚名挽回/名誉返上」を期せんと妙に饒舌なチャコちゃんですが、さすがに鋭い推測です。
ここらでご本人の解説も拝聴しておきましょう。

「常にべストを尽くすことと、仕事を楽しむこと」をモットーにしています
お客さまの期待に応えるために、仕事の質を徹底して追究することはプロとして当然のことです
しかしディスコはそれだけではなく、仕事そのものを楽しむことも奨励しています
これらは相反するものではなく、むしろ両立することでより充実した仕事につながるものと考えています
なるほど半導体業界の慶應高校野球部か。
「エンジョイ・ベースボール」に通じる爽やかな風。
昭和の精神論・根性論とは一線を画す現代的な感性。
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勝手に企業所感
半導体関連なので若い会社なのかと思いきや、戦前の1937年創業とかなりの老舗。
始めは砥石を製造・販売する会社でした。
なるほど、だから “Kiru・Kezuru・Migaku“(切る・削る・磨く)が企業の使命なのですね。
それにしても黙々と作業する職人とセクスィな格好で踊るお姉さんではイメージが真逆。
何故にディスコ?

事業内容が砥石メーカーから砥石を用いた精密加工装置メーカーへと変化し、企業の体質も変化してきたことから、第一製砥所は1977年に英文社名の頭文字(Dai-Ichi Seitosho CO., Ltd.)をとったDISCO(ディスコ)に社名を変更しました
なるほど、狂乱のバブル期が始まるずっと前からディスコを名乗っておられたのね。
実直にモノづくりに励む理系企業にして、精神論・根性論よりも仕事を楽しむ遊び心を大事にする。
これぞ私が憧れる理想の会社です。
日本の半導体産業を再び世界の第一線に導くため、ますますのご活躍を祈念しております。
社員のみなさまは仕事に疲れたらディスコで踊り狂う・・・のではなくて、創業の地・広島県呉市の「仁方の櫂踊り」で息抜きしてくださいネ。
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