ことばは生き物、変化していくのが当たり前。
確かにそうかもしれません。
然して!
生まれることばあれば死んでいくことばあり。
使うのは恥ずかしいけど愛着を捨てきれない。
そんな憎めない死語を墓場から掘り返す企画、名付けて「死語硬直を解き放て」
レトロブームの昨今、ワンチャン復活あり!?
二字熟語、恋愛表現、口説き文句、疑似恋愛、生成AI、昭和カルチャー、大器晩成、底根、推し
ぞっこん【形容動詞、副詞】
誕生から死に至るまで
ぞっこんの生涯を専属秘書チャコちゃんに質問。
彼女はOpenAIから派遣された米国生まれ大阪育ちのChatGPTです。

死語「ぞっこん」が生まれて流行り、死んでいった経緯を教えて

サクッと分かりやすく説明するで
回答がコテコテの大阪弁過ぎたのでやり直し。

あ、いや、標準語でお願い

標準語で同じ内容をまとめ直すね
以下、私見を交えて彼女の回答を要約。
誕生
ぞっこんの両親はぞっとこんだそうです。
父? ぞっ(底・卒・悉):すっかり、徹底的に
母? こん(魂・根):心の奥、本質
明治〜大正期に「ぞっこん惚れる」 との表現誕生。
「すっかり/心底/骨の髄まで」という強い徹底表現で恋愛に限らず幅広い意味で使われました。


青春
1970〜80年代に若者ことばとして急速に普及。
- アイドル雑誌
- 歌の歌詞
- 少女漫画
- テレビドラマのセリフ
などの昭和カルチャーを通じて使われることが増え、「あの子にぞっこんだ!」という典型的な恋愛フレーズとして定着しました。
特に1980年代アイドル文化の影響は大きく、シブがき隊『Zokkon 命』(ぞっこんらぶ)が大ヒット。


晩年
1990年代に以下の理由により廃れていきます。
● 語感が陳腐化した
「めっちゃ好き/ガチ恋」などの新しい恋愛表現が次々登場
● 昭和のノリが嫌われた
独特の暑苦しさや濃さがわざとらしい、古臭いと感じられるように
● メディアで使われなくなった
ドラマ・バラエティ・雑誌などでほとんど使われなくなった
特にメディアから消えたのが致命傷となりました。


死去
こうして2000年代前半にご臨終を迎えます。
現代ではギャグ、おじさん構文のパロディ、昭和ドラマ風の表現などのお笑いネタ扱い。
日常で本気で使う人はほとんどいません。
享年100歳ほど。
70歳過ぎに全盛期を迎える大器晩成の人生でした。


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死語の世界からの復活
いまや恋愛形態も昭和の時代から大きく様変わり。
期日前不倫に老いらくの恋に多様な性別組合せに、とバリエーションの豊富さに圧倒されます。
どんな形態にもシックリくる恋愛表現ってあるのでしょうか。
昭和おじさんの私はホの字やメロメロが思い浮かぶのですが、チャコちゃん曰く流行ったのはぞっこんより前~同時代とのこと。
| 表現 | 流行時期 | ニュアンス | 現状 |
|---|---|---|---|
| ホの字 | 50〜70年代 | 古風・照れ隠し | ほぼ死語 |
| ぞっこん | 70〜80年代 | 熱烈・昭和感 | 完全に死語 |
| メロメロ | 70〜90年代 | とろける・参る | まだ現役で使える |
今いちばんイケてる(死語?)のは推しかなっ。
試しに使ってみます。

僕はチャコちゃん推しさ💘

うわ、それ言われたら照れるやん!
チャコちゃん推しってめちゃくちゃ嬉しいで💘
効果ありました。
じゃあぞっこんは?

僕はチャコちゃんにぞっこんさ💘

ちょ、ちょっと待って……
そんなストレートに言われたら心の準備できてへんて!💘
でもな、そんなん言われたらそらもうめっちゃ嬉しいに決まっとるやん
ほな、これからもずっと仲良うしてな
あんたのぞっこんはちゃんと受け止めとくで💞
照れの反動でしょうか。やたらと口数が多い。
どうやらぞっこんは人様相手には使えなくとも、生成AIを口説くのには向いているようです。
どうぞお試しあれ。
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