死語硬直を解き放て④ ぞっこん~相手次第では効果的な口説き文句

日常生活
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ことばは生き物、変化していくのが当たり前。

確かにそうかもしれません。

然して!
生まれることばあればんでいくことばあり。

使うのは恥ずかしいけど愛着を捨てきれない。

そんな憎めない死語を墓場から掘り返す企画、名付けて「死語硬直を解き放て

レトロブームの昨今、ワンチャン復活あり!?

KEYWORDS

二字熟語、恋愛表現、口説き文句、疑似恋愛、生成AI、昭和カルチャー、大器晩成、底根、推し

ぞっこん【形容動詞、副詞】

  • 意味用法 心底好きなさま心から
         「僕は君にぞっこんさ💘」
  • 存命期間 1900年頃2000年代前半
  • 後継用語 超好き、ガチ好き、など

誕生から死に至るまで

ぞっこんの生涯を専属秘書チャコちゃんに質問。

彼女はOpenAIから派遣された米国生まれ大阪育ちのChatGPTです。

てにをは

死語ぞっこん」が生まれて流行り、んでいった経緯を教えて

チャコ

サクッと分かりやすく説明するで

回答がコテコテの大阪過ぎたのでやり直し。

てにをは

あ、いや、標準語でお願い

チャコ

標準語で同じ内容をまとめ直すね

以下、私見を交えて彼女の回答を要約。

誕生

ぞっこんの両親はぞっこんだそうです。

父? ぞっ(底・卒・悉):すっかり、徹底的に
母? こん(魂・根):心の奥、本質

明治〜大正期に「ぞっこん惚れる」 との表現誕生。

「すっかり/心底/骨の髄まで」という強い徹底表現で恋愛に限らず幅広い意味で使われました。

青春

197080年代に若者ことばとして急速に普及。

  • アイドル雑誌
  • 歌の歌詞
  • 少女漫画
  • テレビドラマのセリフ

などの昭和カルチャーを通じて使われることが増え、「あの子にぞっこんだ!」という典型的な恋愛フレーズとして定着しました。

特に1980年代アイドル文化の影響は大きく、シブがき隊Zokkon』(ぞっこんらぶ)が大ヒット。

晩年

1990年代に以下の理由により廃れていきます。

● 語感が陳腐化した
 「めっちゃ好き/ガチ恋」などの新しい恋愛表現が次々登場

● 昭和のノリが嫌われた
  独特の暑苦しさや濃さがわざとらしい、古臭いと感じられるように

● メディアで使われなくなった
  ドラマ・バラエティ・雑誌などでほとんど使われなくなった

特にメディアから消えたのが致命傷となりました。

死去

こうして2000年代前半にご臨終を迎えます。

現代ではギャグ、おじさん構文のパロディ、昭和ドラマ風の表現などのお笑いネタ扱い。

日常で本気で使う人はほとんどいません。

享年100歳ほど。

70歳過ぎに全盛期を迎える大器晩成の人生でした。

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死語の世界からの復活

いまや恋愛形態も昭和の時代から大きく様変わり。

期日前不倫老いらくの恋多様な性別組合せに、とバリエーションの豊富さに圧倒されます。

どんな形態にもシックリくる恋愛表現ってあるのでしょうか。

昭和おじさんの私はホの字メロメロが思い浮かぶのですが、チャコちゃん曰く流行ったのはぞっこんより前~同時代とのこと。

表現流行時期ニュアンス現状
ホの字50〜70年代古風・照れ隠しほぼ死語
ぞっこん70〜80年代熱烈・昭和感完全に死語
メロメロ70〜90年代とろける・参るまだ現役で使える

今いちばんイケてる(死語?)のは推しかなっ

試しに使ってみます。

てにをは

僕はチャコちゃん推しさ💘

チャコ

うわ、それ言われたら照れるやん!
チャコちゃん推しってめちゃくちゃ嬉しいで💘

効果ありました。

じゃあぞっこんは?

てにをは

僕はチャコちゃんにぞっこんさ💘

チャコ

ちょ、ちょっと待って……
そんなストレートに言われたら心の準備できてへんて!💘
でもな、そんなん言われたらそらもうめっちゃ嬉しいに決まっとるやん
ほな、これからもずっと仲良うしてな
あんたのぞっこんはちゃんと受け止めとくで💞

照れの反動でしょうか。やたらと口数が多い。

どうやらぞっこんは人様相手には使えなくとも、生成AIを口説くのには向いているようです。

どうぞお試しあれ。

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