人生の終着地に建てた終の棲家に移住して早2ヵ月。
新生活にも慣れてきたことですので、ここらで足かけ2年弱に及んだ一大事業を振り返ります。
過去のブログ記事を読み返せば済む話なんですが、せっかくなので最新のAIで手抜き遊んでみます。
使用するのはNotebookLM。Googleが提供するAI搭載のリサーチ・情報整理アシスタントツールです。
ユーザーがアップロードした資料を基にAIが要約・分析・質問応答を行います。
NotebookLM、Google、AI、プロンプト、業務効率化、技術の進歩、日進月歩、作家、編集者
何はともあれAIにネタを提供し、指示(プロンプト)を出さないことには働いてくれません。
ネタは上がってんだよ!
「終の棲家」カテゴリのURLを伝えるだけ。
一方、AIを使いこなすにはプロンプトの質が肝になると言っても過言ではないのだ。

資料を3章構成でまとめて
この上なくシンプル。でも大丈夫。
ものの数秒でミッションコンプリート。

LM
ご提示頂いた記事について、時系列に基づき内容を整理しました
以下、お堅い報告を少しアレンジしてご紹介。
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企画
2024.01 – 2024.09
理念、パートナー、そして「死に場所」の選定
第一段階はプロジェクト動機の明確化、住居コンセプトの設定、終の棲家づくりのパートナー工務店および人生の終着点となる土地の選定プロセスです。
コンセプト考
プロジェクトの始まりは3年ほど空き家になっていた実家の家屋を解体することでした。
この実家は筆者が中学・高校生の頃に6年間暮らした新築分譲の家でした。
筆者はこの実家を「寒いんじゃぁゴルアァ!」という一言で表現しています。
冬場は家の中で吐く息が白く朝は布団から出ることが至難の業、夏場も決して快適ではなく特に2階は蒸し風呂のような状態だったと述懐しています。
この体験は吉田兼好の『徒然草』にある「家の作りやうは、夏をむねとすべし」という思想を全否定するものであったと筆者は断じています。
この経験を踏まえた入念な調査から、人生の終着地に建てる終の棲家のコンセプトを断熱性能に優れた騎士住宅(住む魔法瓶)に決定しました。
信頼の工務店
筆者は騎士住宅(住む魔法瓶)を実現してくれる設計兼建設会社を探し始めます。
安藤忠雄や隈研吾らスター建築家への依頼は夢物語であると考え、星の数ほどある工務店の中から信頼できるパートナーをコツコツと絞り込みました。
そして終生のパートナー工務店を決定します。
訳アリの土地
次のステップは人生の終着点となる土地の選定。
筆者はよい土地を探すための情報収集のコツを学び、慎重に土地選びを進めました。
最終的に訳アリ物件を購入するに至った真相を明かし、終の棲家を建設する場所が確定しました。
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設計
2024.10 – 2025.06
デザインの追求、行政・税務の試練
家屋のデザイン細部へのこだわり、実家処分に伴う税務処理、行政との軋轢といった試練が描かれます。
デザインの追求
家屋の設計では、まず筆者(素人)と工務店(プロ)による間取り検討の力量比較が行われました。
その後、女性一級建築士による間取り診断を受け、その意見の取捨選択を進めました。
デザイン面ではまず水回り設備のショールーム巡りが行われ、実用性重視で仕様が決定されました。
外観デザインは「色だけミース風」、内装は「大谷石とコンクリート夢の競演風」が採用されました。
税金と行政の壁
終の棲家の原資は実家の不動産(母から筆者への名義変更→家屋解体→土地売却)であり、このプロセスは「避けて通れぬ納税だらけの1年」でした。
2025年1月には「地獄の税金責め悪夢の確定申告」がありました。
2025年3月には贈与税の確定申告で痛恨のミスを犯したことが報告されています。
税務手続きとは別に、建築を進める中で市役所の木っ端役人が権力を濫用する出来事も発生し、筆者は理不尽な事態に直面しました。
予算枯渇の葛藤
設計過程では屋上庭園の専門業者の対応に「怒髪天を衝く!」ほどの怒りを覚えました。
不誠実なカタログで高額オプション採用に誘導するあくどい手口に愕然としました。
最後に残された外構のデザインについては予算枯渇のためシンプル一択となりました。
約1年を要した設計プロセスを終え、いよいよ建設工事の着工となります。
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建設
2025.06 – 2025.10
図面不整合との戦いから竣工へ
工事進捗の様子とともに、筆者が持つ専門知識に基づき設計図書との不整合を厳しくチェックし、工務店に是正を迫る過程が詳細に記録されています。
怒涛の建設工事
着工後、工事は迅速に進み土台敷きから上棟へと怒涛の展開を見せました。
その後は造作工事の段階に入り、筆者はこれを「内臓皮膚形成の如し」と表現しています。
完成間近の問題
工事が順調に終わるかに見えた中、2025年8月末の現地視察で筆者は重大な問題を発見します。
筆者は「建築好きおよびエンジニアとしての知識と経験」を駆使して現場を視察しました。
そして階段の仕上げに関する設計図書との不整合が複数箇所で発覚します。
「怒り心頭に発した」筆者はポンコツ工務店Y社に対して図面通りに作るよう是正を指示しました。
移住早々の苦難
筆者の是正指示により、最後は「突貫工事の感」が否めないもののなんとか家は完成しました。
内覧と第三者機関のインスペクション(状況調査)で見つかった不具合の手直しも実施されました。
なんとか無事に引き渡しを受けたものの、移住早々に新たな苦難に直面します。
こうして新たな生活の課題へと物語は続きます。
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最新AIの凄み
NotebookLM恐るべし。
渾身の超大作を数秒でまとめてくれちゃいました。
おまけにシメが「物語は続きます」ときたもんだ。
作家に原稿をやんわり急かす編集者かよ。
本記事をもって「終の棲家」は完結と考えていたのですが、AIにたしなめられるとは・・・
てな訳で、新たなネタしだいでは続報があるかも。
それではみなさん、ご機嫌よう。
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