九州4県弾丸旅行⑤ 鬼も慄く灼熱地獄の別府地獄めぐりへようこそ

日本紀行
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死ぬまでに47都道府県を全て訪れる野望を果たしたいと思っています。

もちろん自らの意思による旅に限り、子どもの頃の家族旅行はノーカン(死語)

2025年夏
かなり手つかずのまま残る九州に上陸。

宮崎を皮切りにレンタカーで鹿児島熊本大分と巡る弾丸旅行にポンコツ夫婦が挑みます。

灼熱の太陽が照りつける4泊5日の旅を振り返り。

KEYWORDS

油屋熊八、別府観光の父、地獄めぐり、別府温泉、♨、Welcome to JIGOKU、豊後水道

ようこそ別府へ

最終5日目の朝を別府で迎えます。

この街に来たからにはベタだろうとなんだろうと地獄めぐりを欠かすことはできますまい。

キャッチフレーズが秀逸すぎる。

ようこそ「地獄」へ。
Welcom to JIGOKU!!

HELLじゃなくてJIGOKU日本ナメんなよ。

何を好き好んで自ら地獄に堕ちる? マゾ? 命知らず? 怖いもの見たさ? みたいな冒険心を煽ります。

地獄行きの路線バス(笑)に乗るため別府駅へ。

朝8時半だというのに街が既に灼熱地獄death。

気温は余裕で30℃を超えているでしょう。

わざわざ地獄に行かなくても駅前で十分に地獄を堪能できます。行くけど。

別府駅前はいろいろと情報が渋滞気味。

駅名に。これで「JR」って読むん?
ベストポジションに無料の足湯。
お茶目なバンザイおじいさん。

誰やねん。油屋熊八さん。
アイデア豊富な起業家で「別府観光の父」だとさ。

さて、インバウンド客で地獄のすし詰め状態なバスで地獄の本拠地に向かいます。

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ようこそ地獄へ

地獄は7か所に分散していて自力で巡る仕様。

共通観覧券(笑)2,400円×2人分をカツアゲされお布施し、QUEEN妻を地獄へ道連れ

海地獄

お薦め順路(笑)に素直に従います。

入浴剤入りかのように爽やかな青に魅入られます。

ただし湯加減は仕様の98℃。
落ちたら死ぬで。


なお、すぐそばにそのまんまな名前の赤池あり。

こんなに近いのに見事に色が異なるのが不思議。

鬼石坊主地獄

ブクブク湧き出る泥は美肌効果バツグンってか。

ただし泥加減は仕様の99℃。
塗ったら火傷するで。


かまど地獄

昔むかし、神社のお祭りのときにココの噴気でお供えのご飯を炊いたことが由来とか。

ミストサウナにしても気持ちよさそう。

ただし霧加減は仕様の98℃。
浴びたら死ぬで。


鬼山地獄

鬼山は地名。平凡すぎるからか別名ワニ地獄

99℃のお湯のお陰でぬくぬく育つワニにホッコリ。

ただし柵の向こうはワニの聖域。
超えたら食われるで。

白池地獄

和の庭園の趣が漂い地獄っぽくない雰囲気。

灼熱の猛暑の中、ほんの少しだけ涼しい気分に。

ただし湯加減は仕様の95℃。
油断したら死ぬで。

血の池地獄

残るは2つ。
徒歩では移動困難につき再び路線バス(笑)に。

オドロオドロしい名前に血の気が引きます。

血というよりは食欲をソソるビスクっぽい色です。

ただしスープの加減は仕様の78℃。
飲んだらノド焼くで。

龍巻地獄

最後の地獄はトルネード。

律儀に一定間隔で噴き上げる間欠泉です。

階段状の観覧席(笑)に座ってその時を待ちます。

夏の風物詩、打ち水の如く気化熱で涼を取れそう。

ただしお湯と噴気の加減は仕様の150、105℃。
浴びたら死ぬで。

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ようこそ現世へ

無事に生還。地獄なのに楽しかった。不思議。

年甲斐もなくスタンプを集めちゃいましたよ。

さて、三途の川を渡り現世に帰ります。

違うな。

豊予海峡を渡り愛媛に帰ります。

船と電車を乗り継ぎ妻の実家へ。

道中で今回の旅を振り返り。

(東京⇒)宮崎鹿児島宮崎熊本大分(⇒愛媛)

死にかけたり地獄に堕ちたりと波乱万丈の4泊5日。

半世紀を超える人生であまり縁のなかった九州を満喫できましたが、惜しむらくはどの県も魅力たっぷり過ぎて時間が足りなさ過ぎたこと。

機会があれば今回芋焼酎涙を飲んであきらめた地域もぜひ訪問したいところです。

九州4県弾丸旅行【完】

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