コロナもウクライナ戦争も想像だにしなかった2019年7月、お仕事でサンクトペテルブルクを訪問。
「それどこ?」ロシア西端の大都市でフィンランドとエストニアがすぐそこ。
「何の仕事?」いずれ本文で💖
2025年現在、日本は非友好国なので一般人はほぼほぼ入国を許されません。
てな訳で、今や貴重な体験となった「鉄のカーテン」の向こう側放浪記を大公開!
国際会議、客船パーティ、世界三大美術館、植民地政策、ロシア正教、ぼったくりバー
余興満載の豪華客船パーティ
4日間の国際会議がつつがなく終わり、最終日の夜はもちろんお祝いパーティ・ナイト。
ホテルにほど近いネヴァ川に浮かぶ豪華客船でドンチャン騒ぎを繰り広げます。
あいにく客船の写真を撮り忘れたため、隣に停泊していた軍艦でご容赦ください。
ロシアのパーティはもれなく歌と踊り付きなの?
予想通りというか期待通りというか、前方のステージでひたすら何らかの余興が繰り広げられます。
歌と踊りの合間を縫って、順に会議主催者や偉い大学教授たちのスピーチが繰り広げられます。
テキトーに聞き流しつつ食事を楽しんでいると、なぜか私にスピーチせよとのご指名が。
なんでやねん?
真面目な日本人のイメージを逸脱する私のヤサグレぶりが良くも悪くも主催者の目に留まった模様。
関西人の血が騒ぎますが、ここは主催者の手際よい会議運営やサンクトペテルブルクの美しい街並みなどを称賛する無難なあいさつに終始。
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豪華絢爛のエルミタージュ宮
最終日は待ってましたの1日フリー。
喜び勇んでエルミタージュ美術館へ。
パリ・ルーブル、ニューヨーク・メトロポリタンと並ぶ「世界三大美術館」の1つ。伊達ではありません。
元は宮殿や劇場だったようで、建物自体が芸術品。
中もとんでもないことになってます。目が点・・・
英仏を始めとする第一級の侵略国家と異なり、ロシアは植民地政策で遅れを取っただけに他国から強奪してきたお宝は少なめかなっ。
その代わり建物自体を豪華絢爛な芸術品に仕立て上げる術に長けたのかもしれません。知らんけど。
手元に大量のド派手写真があり紹介しきれません。
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地味派手の聖イサアク大聖堂
エルミタージュ内を彷徨うこと4時間半。
疲れ果てて遅いランチと黒ビール×2で栄養補給。
エルミタージュの後ではいかなる建物も地味に見えるのは致し方ないとはいえ・・・地味。
目の保養をし過ぎて疲れた目を休めるにはちょうどいいや。中へ。
派手でした。
地味な螺旋階段から屋上に出ることができます。
あいにくの曇天ですが、見下ろすサンクトペテルブルクの街並みは格別の美しさ。
さて、明日は日本に帰ります。
強面イメージの強いロシアですが、この街は格調高い文化の香りに満ち人々は穏やかで平和そのものでした。6年前のことですがね。
あ! 1つだけ。
この後に立ち寄ったワイン・バーがぼったくり系。
席に座るや両脇を若いねーちゃんズが固め、テーブル上にはゼロが2つ多い価格のワインメニュー。
しかし私は華麗なる技を駆使してまんまと脱出。
どうやって?
知りたい方はメールください笑
ロシア・サンクトペテルブルク放浪記【完】
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