コロナもウクライナ戦争も想像だにしなかった2019年7月、お仕事でサンクトペテルブルクを訪問。
「それどこ?」ロシア西端の大都市でフィンランドとエストニアがすぐそこ。
「何の仕事?」いずれ本文で💖
2025年現在、日本は非友好国なので一般人はほぼほぼ入国を許されません。
てな訳で、今や貴重な体験となった「鉄のカーテン」の向こう側放浪記を大公開!
ロシア旅行、サンクトペテルブルク観光、国際会議、民族衣装、跳ね橋、ペトロパヴロフスク要塞、エルミタージュ美術館
ちゃんと仕事してます
読者諸氏の99%はご関心あらずと推察しますが、私の仕事ぶりをエビデンスとして残しておきます。
なんせ科研費という名の日本国民の血税を使わせて頂いての旅ですけん。
こう見えても私、いちおう建物の耐震技術については少しウルサくて専門は免震構造。
建物と地面の間に免震ゴムを挟んで建物がゆっくり揺れるようにすることで地震の衝撃を和らげる技術、といえば雰囲気伝わります?
世界中の地震国からやってきた研究者や技術者が4日間にわたり論文発表や議論を行います。
とあるセッションで議長の任務を全うする私、そしてとある研究者の発表に拍手を促す私。
続いて議長席を離れて発表者として自らの研究成果を披露する私、そして質疑に応える私。
はい、任務完了。
さてさて、何と言っても国際会議で楽しいのは主催国の個性が溢れる歓迎セレモニーと食事。
主催者の粋な計らいで、民族衣装の美女は踊るわ金ぴかドレスの美女は歌うわ大盛り上がり。
これらの余興を楽しみつつ、ロシア料理とともに同郷の研究者どうし親睦を深めます。
(私は左から4番目)
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跳ね橋リバークルーズ
さてさて、何と言っても国際会議で楽しいのは開催都市の個性が溢れる公式行事。
主催者の粋な計らいで、ネヴァ川リバークルーズとしゃれ込むゼ。二重にダブっとる。
夜になると街が金色に輝き出します。
あれに見えるはエルミタージュ美術館ではないか。後日行くから待っててね。
夜中になると跳ね上がる橋へ。
ここは場所取りを巡って仁義なき戦いが繰り広げられる修羅場の様相を呈しております。
我々の船はどうやら後れを取ったようで橋が遠い・・・
てな訳で、橋に近づけたのは完全に跳ね上がってしまった後の祭り orz
そんな中、船内でひたすら歌い続けるピンクドレス美女。この場をいちばん楽しんでいるのはあなた。
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街なか観光バスツアー
さてさて、何と言っても国際会議で楽しいのは開催都市の個性が溢れる公式行事。
主催者の粋な計らいで、名所観光としゃれ込むゼ。
まずは舌を噛みそうなペトロパヴロフスク要塞へ。
18世紀初頭に建設が開始された星型要塞で、どうやら函館五稜郭の先輩格のようです。
それにしても要塞の名に似つかわしくない豪華絢爛な内装は一体どうしたことでしょう。
首座使徒ペトル・パウェル大聖堂といって、ピョートル1世らのお偉方が埋葬されているとのこと。
次に訪れたるはエルミタージュ美術館ではないか。
夜は金色に輝くけど日中は緑色なのね。金色夜叉。
時間の関係で入館せず。後日行くから待っててね。
美術館前の宮殿広場を散策して土産物屋でお買い物して観光ツアー終了。ホテルに戻ります。
いやぁ、国際会議って本当にいいもんですねぇ。
(水野晴郎風)
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