ロシア・サンクトペテルブルク放浪記② ドストエフスキー好き嫌い

海外の旅
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コロナもウクライナ戦争も想像だにしなかった2019年7月、お仕事でサンクトペテルブルクを訪問。

「それどこ?」ロシア西端の大都市でフィンランドエストニアがすぐそこ。

「何の仕事?」いずれ本文で💖

2025年現在、日本は非友好国なので一般人はほぼほぼ入国を許されません。

てな訳で、今や貴重な体験となった「鉄のカーテン」の向こう側放浪記を大公開!

KEYWORDS

ロシア旅行、サンクトペテルブルク観光、罪と罰、ラスコーリニコフ、世界一深い地下鉄

名作『罪と罰』に慄き

サンクトペテルブルク訪問が決まったとき、私はとある覚悟を決めました。

てにをは

せや、せっかくやし『罪と罰』をクリアしとくか

頬を刺すぅ 朝の山手通りぃ

椎名林檎さんの歌の方ではなく、サンクトペテルブルクが舞台のドストエフスキーさんの名作小説。

「読んだことないんかい!」とのお叱りはご勘弁。

「登場人物の名前が難しすぎて覚えられない」との噂に慄き、ずっと遠巻きに眺めているだけでした。

一念発起、この機会に制覇しちゃる!

はい、撃沈。

主人公 ロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフ
その妹 アヴドーチヤ・ロマーノヴナ・ラスコーリニコワ
売春婦 ソフィヤ・セミョーノヴナ・マルメラードワ
判 事 ポルフィーリー・ペトローヴィチ
その他 アルカージイ・イワーノヴィチ・スヴィドリガイロフ
    ドミートリイ・プロコーフィチ・ウラズミーヒン
    セミョーン・ザハールイチ・マルメラードフ
    カテリーナ・イワーノヴナ・マルメラードワ
    ・・・

あ”ぁ”ちょっと待って! ブログ閉じないで!

アターシャ、セコビッチ、ドワルスキーくらいなら覚えられますが、事態はますます混迷を極めます。

ただでさえ舌を噛む長さに加えて複数の名が混在。

例えば主人公はラスコーリニコフ、ロージャ、ロジオン・ロマヌーイチ、ロジオンとコロコロ変わる。

てにをは

ロジオンって誰やねん?😡
なんや主人公か~い!

などと一人ツッコミしながら何度も読み返す羽目となり、話がなかなか進展しません。

ただでさえ救いのない暗いくら~い悲劇。何とか読破したけど心はポッキリ折れました。

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ドストエフスキー好き

サンクトペテルブルク3日目。

ヤサグレ会社員の私はもちろん観光優先、会議をテキトーに流しつつ合間を縫って街に繰り出します。

ドストエフスキーさんの足跡を辿り『罪と罰』の舞台となった場所を徘徊。

向かうは終の棲家だったドストエフスキー博物館

半地下になっている出入口を潜って入館。


こども部屋 and 奥方の部屋

書斎 and 食堂

お次は『罪と罰』執筆時の棲家。

こんなピンクいラブリーな建物に住んであんなドス黒い小説を書くなんてどんな精神構造しとるんや。


外観 and 記念碑

はい次、主人公ラスコーリニコフの棲家。

この建物の屋根裏に住んでいた設定になります


外観 and 記念碑

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歩き疲れて休息のとき

他にも色々と見て回り、さすがに歩き疲れました。

大通りに面したオサレカフェの2階テラスで休憩。


小ネタその1
グラス目盛ピッタリ。ロシアって意外と几帳面?

小ネタその2
ハンバーガーにナイフぶっ刺し。西側への敵愾心?

ヤバい、仕事に戻らなきゃ!

世界一深いところを走る地下鉄でホテルに急行。

ところでホームまだぁ?

そしてようやく辿り着いた駅は”Finland Station”。

あれれ隣国フィンランドまで乗り過ごした⁉

そんな訳ないやろ。

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