ロシア・サンクトペテルブルク放浪記① 鉄のカーテンの裏側に潜入

海外の旅
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コロナもウクライナ戦争も想像だにしなかった2019年7月、お仕事でサンクトペテルブルクを訪問。

「それどこ?」ロシア西端の大都市でフィンランドエストニアがすぐそこ。

「何の仕事?」いずれ本文で💖

2025年現在、日本は非友好国なので一般人はほぼほぼ入国を許されません。

てな訳で、今や貴重な体験となった「鉄のカーテン」の向こう側を大公開!

KEYWORDS

ロシア旅行、ヨーロッパ観光、アエロフロート、北のヴェネチア、運河の街

緊迫のアエロフロート

海外旅行の際、航空会社の選択は楽しくも悩ましい問題です。

成田モスクワサンクトペテルブルク

諸般の事情により廃止されましたが、当時は成田モスクワJALアエロフロートが飛んでいました。

前者、日本の雄。
予算の関係で座席はエコノミークラス一択。

後者、ロシアの雄。
割安なのでプレエコ相当のコンフォートクラス可。

迷った末に後者を選ぶも妙な噂が聞こえてきます。

着陸時に客席から拍手が沸き起こるらしい。

ドユコト

調べた限りは特に事故が多い訳でもなさそう。

元軍人のパイロットが多くて操縦レベル高しなんて話もあり、何が何だか分かりません。

まぁいいや。「人間万事塞翁が馬」です。


日本大好きを自認する私はメニューの「それとも」が気になりますが、それ以外は快適そのもの。

舌を噛むモスクワシェレメーチエヴォ国際空港にいよいよ着陸のときがやってきました。

舌を噛むことのない滑らかなタッチダウンの直後、確かに客席から大きな拍手が!

パイロットに対するねぎらいなんだと思いますヨ。

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ホテル内をウロチョロ

国内線でサンクトペテルブルクプルコヴォ空港に到着。(着陸時に拍手が起きたか否か記憶にあらず)

ホテルにチェックインすると時刻は夜10時過ぎ。

さすがに散策はあきらめて、明日からの仕事場となるホテル内の会場を偵察します。

こう見えても私、いちおう建物の耐震技術については少しウルサくて専門は免震構造。

建物と地面の間に免震ゴムを挟んで建物がゆっくり揺れるようにすることで地震の衝撃を和らげる技術、といえば雰囲気伝わります?

明日から4日間、世界中の地震国からやってきた研究者や技術者が論文発表や議論を行います。

いわゆる国際会議ってやつですね。


共産国家ソ連の名残りでどこもかしこも真っ赤と思いきや、意外と抑制の利いた色使いで拍子抜け。

さぁて会議に備えて寝ます。

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運河の街をウロチョロ

翌朝。

ヤサグレ会社員の私はもちろん観光優先、会議をテキトーに流しつつ合間を縫って街を散策します。

サンクトペテルブルクは”北のヴェネチア“の異名の通り運河の街。

対岸からモダンなデザインのホテルを眺めた後はネヴァ川沿いの緑道を散歩します。

街なかはゴミ1つ落ちておらず清潔そのもの。人々は表情穏やか。治安良好。ちょっと想像と違う。


軍艦に帆船に観光船に・・・と様々な船に出会います。

運河が流れる街や重厚な作りの建物群はテーマパークに似た雰囲気を醸しますが、やはり本物は違う。

積み重ねた歴史の重みと風格を感じながら散策していると、あっという間に時間が過ぎ去ります。

ヤバい、仕事に戻らなきゃ!

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