北陸・関西 電車でGO!旅⑥ 710なんと見事な平城京と8944薬師寺

日本紀行
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私の名はてにをはてつをたではありません。

しかし鉄っちゃんに不動の人気を誇るYouTubeチャンネル『西園寺』は好き。

番組を見ていると無性に電車旅をしたくなります。

2023年GW
東京北陸関西東京と建築を巡る旅に出発。

「いつでもどこでも雨かドン曇り」を標榜するポンコツ夫婦にあるまじき好天続きの旅を振り返り。

KEYWORDS

鉄ヲタ、電車旅、奈良観光、平城宮跡歴史公園、大極殿、薬師寺、国宝、特急ひのとり

あまりに広大な平城宮

旅は6日目、最終日。

大和西大寺駅でチャリ借りて平城宮跡歴史公園へ。

壮大な原っぱ。

とても徒歩で回れる規模ではありません。

第一次大極殿

まずは北端に位置する第一次大極殿へ。

15年くらいぶりの再訪です。


こう見えても私、いちおう建物の耐震技術については少しウルサくて専門は免震構造。

建物と地面の間に免震ゴムを挟んで建物がゆっくり揺れるようにすることで地震の衝撃を和らげる技術、といえば雰囲気伝わります?

ココんちはゴムではなくてベアリングを使ってますが、それはそれは立派な免震構造です。

仕事の関係で建設中にお世話になったのは遠い昔。

710年の平城遷都から1300年!を経た2010年に復元完了、堂々たる威容を誇ります。

大極門

第一次大極殿からまっすぐ南に下ると、対をなして待ち構えるのは大極門

往時はこれらを回廊が取り囲み、天皇陛下が儀式の際に出御する第一次大極殿院を構成したんだって。

今や見渡す限りただの広大な原っぱですけどね。

東院庭園

次、現在でいうところの迎賓館のような役割を果たしたと考えられる東院庭園へ。

人気(ひとけ)がなくてと~っても静か。

1300年も前の庭園や建物を微かな手掛かりをもとに可能な限り忠実に復元するというこの事業、壮大で根気強くて頭が下がります。

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あまりに悠久な薬師寺

平城宮跡のあまりの広大さに唖然。

自転車を駆使して2時間を費やしても回りきれず。

しかしタイムオーバー。

大和西大寺駅から西ノ京駅へ移動し、薬師寺へ。

今も創建当時の姿を誇る東塔はじめ数多の国宝を擁する悠久のお寺。


東塔 vs 西塔

金堂

730年創建の東塔1981年再建の西塔1976年再建の金堂とタイムトリップしている間に天候悪化。

東京に帰る時間が迫っていることもあり、泣く泣く引き上げます。

腹減ったなぁと思いきや境内に食堂を発見。


食堂

2017年再建の「じきどう」はかつて約300人の僧侶が一堂に会して食事をした場所だそうですが、残念ながら現在は営業してませんでした orz

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特急「ひのとり」

薬師寺に別れを告げ、西ノ京駅から大和八木駅へ。

お楽しみの特急ひのとり」の到着を待ちます。

来たぁ! かっこヨ💖

艶々のメタリックな赤を纏う流線型の車体はマツダのクルマにも近い美しさ。

車内はシンプル豪華、本革仕様のプレミアムシートは飛行機のファーストクラスに勝るとも劣らない。知らんけど。

僅か40分の乗車で名古屋駅に着いてしまいました。

もっと乗っていたいけど、うしろ髪ひかれつつ東京行きの新幹線「のぞみ」に乗り換え。

てな訳で、東京富山金沢大阪奈良東京周遊6日間の帰省旅、完遂!

北陸・関西 電車でGO!旅【完】

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